SUSURU TV.が主催するラーメンフェス「SUSURUラーメンフェス富山」が富山県富山市で初開催された。
2023年10月7日(土)~2023年10月9日(月・祝)の3日間にわたり、人気ラーメンYouTuberのSUSURU氏が厳選した、今食べるべきラーメン10店舗が至高の一杯を披露する。
累計約4.5万人が訪れ非常に盛り上がるイベントとなった。
今回はその熱い3日間を体験してきた。
目次(タップできる)
SUSURUラーメンフェス富山
SUSURUラーメンフェス富山はサントリーからだを想うオールフリー協力のもと、富山県富山市にて初開催されたSUSURU TV.主催のラーメンイベント。
全国の主要都市を巡り開催されるイベントで、人気ラーメンYouTuberのSUSURU氏が7年間毎日すすった全国およそ3,000のラーメン店から厳選した、今食べるべきラーメン店10店舗を味わうことができる。
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参加店舗詳細
麺匠うえ田(静岡県)
メイン(食券)
- 伊勢海老とタカアシガニ出汁の 熟成醤油ラーメン(海鮮)
トッピング(現金)
- カモ玉(かも3枚+味玉) 300円
- 鴨ロース(6枚) 300円
- 切り落としチャーシュー 200円
- 味玉 200円
- 全部のせ(カモ6枚+味玉+九条ネギ多め) 500円
お店詳細
住所 静岡県熱海市渚町8-1
TEL 0557-81-0150
営業時間 11:00~15:00/17:00〜22:00
定休日 不定休
SNSX
俺の生きる道(東京)
メイン(食券)
- ラーメン(二郎系)
トッピング(現金)
- 野菜増し 200円
- メンマ 200円
- たまご1個 200円
- チャーシュー1枚 250円
- 全部乗せ 500円
お店詳細
住所 東京都文京区白山5-36-14 マガザン白山 1F
TEL 非公開
営業時間 11:30〜15:00/17:30〜21:30
定休日 日曜
SNSX
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札幌ラーメン輝風(北海道)
メイン(食券)
- 元祖味噌ラーメン(味噌)
お店詳細
住所 北海道札幌市中央区南5条西3-1 大松ビル 1F
TEL 011-513-0050
営業時間 平日 11:00〜翌5:00
火 18:00~翌5:00
金土 18:00〜翌6:00
定休日 火曜の昼営業
SNSInstagram
らーめんstyle JUNK STORY(大阪)
メニュー
メイン(食券)
- 塩のキラメキ(塩)
トッピング(現金)
- 味玉 100円
- レアチャーシュー 300円
- スペシャル盛り 350円
お店詳細
住所 大阪府大阪市中央区高津1-2-11
TEL 非公開
営業時間 11:00~15:00/18:00~22:00
定休日 なし
SNSX
本家第一旭(京都)
メイン(食券)
- 醤油(醤油)
トッピング(現金)
- 九条ネギ増し 100円
- 味付玉子 150円
- 特製トッピング(肉増し、味玉) 300円
お店詳細
住所 京都府京都市下京区東塩小路向畑町845
TEL 050-5570-0973
営業時間 6:00~翌1:00
定休日 木曜
SNS
中華そば 髙野(神奈川)
メイン(食券)
- 鶏の中華そば(醤油)
トッピング(現金)
- 那須高原豚の炭火焼き大判焼豚(2枚) 500円
- 味玉 300円
- 特製トッピング(味玉、胸チャーシュー3枚) 500円
お店詳細
住所 神奈川県横浜市神奈川区大口通135-11
TEL 045-717-9042
営業時間 火~金 11:00~14:00/18:00~21:00
土・日 11:00~15:00
定休日 月曜
SNSX
ラーメン 鷹の目(埼玉)
メイン(食券)
- 鷹の目まぜそば〜富山Ver.〜(二郎系)
トッピング(現金)
- 豚マシ 300円
- SPトッピング 500円
お店詳細
住所 埼玉県草加市栄町2-9-12
TEL 048-936-2202
営業時間 11:00~15:00/17:00~22:00
定休日 基本無休
SNSX
博多ラーメン でぶちゃん(東京)
メイン(食券)
- 博多ラーメン(豚骨)
トッピング(現金)
- 焼豚 300円
- 田中農場のプレミアム玉子「宝玉」 200円
- 薬味三種セット(すりごま、紅生姜、へずり(生ニンニク)) 100円
- オールイントッピングセット(キクラゲ。焼豚、田中農場のプレミアム玉子、薬味三昧) 500円
お店詳細
東京スタイルみそらーめん ど・みそ(東京)
メイン(食券)
- 濃厚東京スタイル味噌らーめん
トッピング(現金)
- 全部乗せ 1,000円
- デカ鶏チャーシュー 500円
- 国産豚チャーシュー(3枚) 400円
- とろ〜り味付玉子 200円
- 山盛りコーン 150円
お店詳細
住所 東京都中央区京橋3-4-3 千成ビル1F
TEL 050-5456-5564
営業時間 月〜金 10:30〜22:30
土日祝 10:30〜21:00
定休日 無休
SNSX
特級鶏蕎麦 龍介(茨城)
メイン(食券)
- 濃厚鶏そば(鶏白湯)
トッピング(現金)
- 角チャーシュー 200円
- 特級トッピング 500円
お店詳細
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イベントステージ
イベントステージでは1日数回のイベントが開催され、ラーメン店の紹介などが行われた。
毎日10時過ぎにはSUSURUさんと司会の富山の遊び場!TVの金子奈央さんとさだありささんの3人によるオープニングイベントが開催された。
毎日ステージイベントが数回開催され、ラーメン店ブースに並ぶかイベントを見に行くか非常に悩ましい。
SUSURUブース
SUSURUブースでは、SUSURU TV.オリジナルグッズやイベント限定グッズが販売された。
等身大POPもあるので、肩を組んで2ショット撮影も可能だ!
お店の店員を務めるのはSUSURUのミッドナイトTV.でおなじみのチャル蔵さんと池田ビッグベイビーさん。
毎日数回、ふれあい会が開催され、SUSURUさんと会話や記念写真、サインなどをいただくことができた。
撮影の様子を生で観られるのもイベントならでは。
SUSURUラーメンフェス富山の思い出。
SUSURU TV.の撮影を撮影したやつ。 pic.twitter.com/qnZAjdp8ZG— たいちょー@グルメ系雑記ブロガー&WEBライター (@taichou2) October 13, 2023
からだを想うオールフリー引き換え所
会場内各所に設置された、からだを想うオールフリー引き換え所ではチケットの半券1枚につき「からだを想うオールフリー」を交換してもらうことができる。
あまりの人気に2日目昼には在庫が不足、最終的にはメイン引換所のみとなり行列ができてしまったほど。
その他グルメも充実
他にも全国のグルメ出店ブースやドリンクブースなどもあり、チケットを持っていなくても楽しめる。
SUSURUラーメンフェス富山行ってみた
SUSURUラーメンフェス富山 1日目
ついにやってきた、SUSURU TV.初開催のラーメンイベント「SUSURUラーメンフェス富山」の日。
雲ひとつない快晴、10月だというの汗ばむほどのイベント日和。
会場となる富山城址公園には8時50分の時点でオープンを待つ前売り券チケット引き換え持ちの列が25名ほど、当日券列は7名ほどと意外とスロースタートな印象。
その後徐々に行列は長くなり、気づけは列の最後尾が遥か遠くに見えるほどの長蛇の列になっていた。
逆に当日券列はそれほどでもなく、当日券列の方が先に全員会場入り(それでも50名は軽く超えていたかも)できてしまうんじゃないかというほど。
※翌日より前売り券列のスペースが拡充された
会場内は広々とした芝生のエリア。
中央を囲むように外周にブースが並び、右側中央にはイベントステージ、その周囲や背後にテント席や立ちカウンター席などが設置されている。
さっそく最注目へと行列ができはじめる。
10時になるとオープニングイベントが開催。
ステージには司会を務める富山の遊び場!TVの金子奈央さんとさだありささん、そして中央にはSUSURUさん。
こうしてついに「SUSURUラーメンフェス富山」がスタートを迎えた。
さっそく攻略を始めよう。
らーめんstyle JUNK STORY
1日目の1軒目は、らーめんstyle JUNK STORY。
10時で待ち2名、特定のブースに集中していたので、思いのほか余裕だった。
塩のキラメキ
井川店主の遺志を受け継ぎ、紡いできた想いを集結させた一杯。
新生 塩のキラメキ。
追加で『スペシャル盛り』をチョイス。
トッピングは、レアチャーシュー3枚、鶏チャーシュー2枚、味玉、白髪ネギ、ミツバ、穂先メンマ、あられ。
まずはスープからひとくち。
絶妙な塩気が旨みとコクを引き立て、甘い余韻が完飲を誘う。
麺は全粒粉の中太ストレート。
プリプリとしたコシの強い噛み応えで、噛むほどに小麦の芳醇な香りと甘みが広がる。
スープの絡みもちょうどよく、塩気が麺の風味を引き立てる。
白髪ネキのシャキシャキとした食感と爽やかな風味がいい仕事している。
スープとの相性も抜群だ。
レアチャーシューは大ぶりながら柔らかなので非常に食べやすい。
噛むほどに肉の旨みがあふれ、黒胡椒のアクセントがより一層旨みを引き立てる。
これはチャーシュー追加正解だったな。
白髪ネギを巻いて食べるのも至高。
鶏チャーシューはしっとりなめらかな口当たり。
スープの塩気が絶妙にマッチしている。
味玉は白身プリンと黄身どろり濃厚。
塩気もちょうど良い。
1杯目から旨さのあまり、完飲しそうになるがなんとか堪えてごちそうさま。
麺匠うえ田
1日目の2軒目は、麺匠うえ田。
まだイベントスタート30分、2軒目だというのにすでに行列が80名ほど。
会場内をクネクネと曲がりながら延びに延びた列は、イベントステージ付近まで続く。
1時間ほどで2杯目にたどり着く。
伊勢海老とタカアシガニ出汁の 熟成醤油ラーメン
「ラーメンフェスの魔術師」の異名をもつ店主による、高級食材をふんだんに使用した今回限りの至高の一杯。
伊勢海老とタカアシガニ出汁の 熟成醤油ラーメン。
追加でカモ玉をチョィス。
トッピングは鴨ロース7枚、チャーシュー、味玉、九条ネギ、極太メンマ、あられ。
まずはスープから。
伊勢海老とタカアシガニ出汁の濃厚な旨みと芳醇な香りが広がる。
あまりに贅沢な旨さに思わず天を仰ぐ。
醤油のコクが旨みを引き立て、完飲は不可避。
麺は中細ストレートで、スープがよく絡む。
プリモチとした食感で、啜るたびに芳醇な香りが鼻腔を抜け一口、また一口とあとを引く味わいだ。
九条ネギの辛味がスープの旨みを引き立てる。
鴨ロースを味わってみよう。
程よい弾力が食べ応えあり、噛むほどに濃厚な旨みが広がる。
黒胡椒の風味が良いアクセントにきいていて、存在感強めなスープにも負けない。
薄めだが大ぶりなチャーシューが存在感抜群だ。
柔らかくジューシーで、噛むほどに旨みが溢れ出す。
それでいてあっさりとしてクセがない。
箸休めに味玉も味わってみよう。
プリっとした白身、中は程よくしっとりとした半熟加減。
それにしても旨すぎるスープだ。
あまりの旨さに箸が止まらない。
またも完飲の誘惑に屈しそうになるが我慢の末、名残惜しさを感じつつごちそうさま。
札幌ラーメン輝風
1日目の3軒目は、札幌ラーメン輝風。
もう行列が長すぎてブースが遥か遠くに見える。
100名超えの行列ができていた。
さすがは人気ラーメンYouTuberの主催イベントだ。
超満員で盛り上がってる!#SUSURUラーメンフェス pic.twitter.com/0sLhmjWiCA
— たいちょー@グルメ系雑記ブロガー&WEBライター (@taichou2) October 7, 2023
1時間以上並んだ末、やっと味わうことができた。
元祖味噌ラーメン
本場サッポロの味噌ラーメン。
一口飲んだ瞬間に脳を揺さぶられる濃厚な味噌スープはヤミツキになる一杯。
トッピングはバラチャーシュー、おろし生姜、ひき肉、めんま、白髪ネギ、スプラウト、味玉。
濃厚な味噌の香りが鼻腔を突き抜ける。
絶妙なオイリー加減にコク深さもより一層増している。
こうも完飲不可避な味ばかり続くともう我慢が限界に達しそうだ。
麺は中太ちぢれ麺。
もっちりとした食感で、コクの化け物のようなスープがこれでもかと絡みつく。
一口啜るたびにひき肉から溶け出した旨み相まって、たまらない幸福感に包まれる。
これが本場札幌の味噌ラーメンというやつか。
シャキシャキのネギがさっぱりとして、濃厚なスープにちょうど良いアクセント。
チャーシューも味わてみよう。
柔らかジューシーで、噛むほどに旨みが溢れ出す。
しっかりとした味染み加減で食べ応え満点だ。
箸休めに味玉も味わってみよう。
良い黄身トロ加減じゃないか。
味付けもとてもいい。
あと10個はいける。
今度はスープにおろし生姜を溶かして食べてみる。
これがまた抜群にマッチして、生姜の爽やかさも心地よいが、ビターが辛味のきいたエッセンスがスープのポテンシャルを数段跳ね上げる。
もう我慢できない。
一気にスープを飲み干し、完飲ごちそうさま。
本日のふれあい
今回のイベントのもうひとつのメインイベント「ふれあい会」。
SUSURUさんと話をしながらサインをもらったり、記念写真が撮れるファンにはたまらないイベントだ。
初回13時の回は定員オーバーで受付終了になってしまったので、2回目の14時半に参戦。
すでに多くのファンによる行列ができ20名近くはいただろうか。
初日はなんと、記念写真とサインに加え、おなじみのフレーズで動画の撮影もしていただけるというスペシャルDAY。
さっそくサインに記念写真、動画の撮影もしていただいた。
こうしてラーメンフェス富山1日目の夜はふけていく。
富山は花火大会らしい pic.twitter.com/sVSkkrWgb8
— たいちょー@グルメ系雑記ブロガー&WEBライター (@taichou2) October 7, 2023
SUSURUラーメンフェス富山 2日目
イベント2日目、本日は薄曇りながらも昼時には暑くなる予報と、初日の真夏日のような暑さには閉口したのでちょうど良いイベント日和だ。せっかくの富山、バスで移動も面白くない。
ちょうど宿の目の前だし、人生初の路面電車で会場入りすることにした。
8時半頃に来ると、前売り列が8名ほど。
さすがに初日と比べると落ち着いた感じが。
※その後あまりの来場者数に入場制限がされる事態になることをまだ知らない
会場内の椅子で10時までのんびりと過ごす。
これが嵐の前の静けさというやつか。
チケット持ち用の待ち列とか作って順番に各店舗に移動スタイルかと思ったらフリースタイルだったので驚きだが。
これはオープン間際にスタッフが勝手に並ぶ人を静止したり会場の人に案内するの大変そうだな。
徐々にチケット持ちが会場内に集まるも、奇跡的に思ったほど混雑している様子はない。
そして9時40分頃、その瞬間は突然やってくる。
誰かがブースに向かって動き始めたのをきっかけに、堰を切ったかのように一気に全員が移動を始めて各ブースに列が形成される。
せっかくチケット持ち組2番目に来たのに、ポールポジションのゲットならず。
それでも2番目を確保できたのは僥倖。
イベントスタート30分、すでに会場内は初日の比ではない激混み状態。
俺の生きる道
2日目最初の一軒目は「俺の生きる道」。
このあと行列があまりに長くなりすぎて、「最速の男」不在もあってか一時行列への並びが中止される場面もあったほど。
やはり最初にここを選んだのは正解だったか。
ラーメン(二郎系)
王道にして至高の二郎系。
厚切りチャーシューがドーン、ニンニク背脂がっつりな食べ応え満点の一杯。
追加で全部乗せをチョイス。
トッピングはキャベツ・もやし、チャーシュー、メンマ、味玉、背脂、ニンニク。
まずはスープからひとくち。
非乳化系のさらりとした口当たりながら濃厚な豚の旨味溶け出すガツンとした味わいで、カエシのキレ感が全体を絶妙にまとめ上げる。
野菜の旨みも溶け出し、コク深く甘い余韻が後を引く。
麺は平打ち中太麺。
若干ゴワゴワ感はあるがワシワシモッチリ食感で食べ応えがあり、噛むほどに小麦の香りが広がる。
スープの絡みよく相性も抜群だ。
野菜はシャキシャキというかレア感あるが、まぁイベントだし若干のブレは仕方ないところか。
そしてチャーシュー、ブロックのような豚の塊がドーンと現れる。
噛み応えがあって肉食ってる感ハンパない。
味もしっかりと染みているので、麺を啜りながらかぶりつくと最高のおかずになる。
味玉はしっかり茹でタイプで、ひと口頬張ると無性にスープが欲しくなる。
ニンニクをスープに加えて食べれば一気にジャンク感が増し、ヤミツキ感もマシマシ。
あやうく最初の一杯で、インスパイア系にも関わらず完飲しそうになりつつもごちそうさま。
ラーメン 鷹の目
2日目二軒目は「ラーメン鷹の目」。
イベントスタートから30分とはいえ、この並びの少なさはチャンス到来か?とばかりにさっそく列に並ぶ。
富山ではまぜそばがあまり知られておらず、まぜそばをメインとするお店が増えたのも10年以内程度だと言うから鉄板から攻める人が多いのかもしれないな。
しらんけど。
それでも60名以上はいただろうか、30分ほどで先頭に辿り着く。
鷹の目まぜそば〜富山Ver.〜(二郎系)
超人気店の王道まぜそば。
極太な麺に絡む濃厚タレにニンニクやチーズなどジャンクなトッピング、おなじみの真っ赤な辛揚のピリリしたアクセントがクセになる。
追加でSPトッピングをチョイス。
トッピングは、豚、うずら、極太メンマ、フライドオニオン、チーズ、ニンニク、もやし、辛揚、マヨネーズ。
まずは底のタレを絡めて一口。
黒胡椒きいた濃いめのタレがガツンと来る。
ゴワワシ食感も太麺が食べ応え満点だ。
今度は全体をしっかり絡めていただこう。
コクのあるチーズとマヨ絡み、ニンニクと濃いめのタレが合わさるジャンク感がたまらない。
辛揚げのピリッとした辛味のアクセントが旨味を引き立てる。
肉厚な豚は柔らかく、噛むほどにほろりとほぐれる神豚仕様。
箸休みにうずらを頬張れば、重くなった口腔内が癒されるよう。
重めな一杯を連投だが旨さで癒されたのでまだいける。
博多ラーメン でぶちゃん
2日目三軒目は「博多ラーメンでぶちゃん」。
博多ラーメンならでは、セルフトッピング系も充実している。
博多ラーメン
東京随一と謳われるデジタル豚骨職人が仕掛ける、最強の発酵豚骨ラーメン。
最先端の技術で作られる必食の一杯だ。
追加で薬味三種(すりごま、紅生姜、へずり(生ニンニク))。
トッピングは、チャーシュー、ネギ、紅生姜、生ニンニクをセルフでクラッシュしたへずり。
すりごまはかけるの忘れた。
まずはスープからひとくち。
極濃な乳化スープで、濃厚な豚骨の旨みとガツンと博多豚骨系ならではの香りが突き抜ける。
麺は細麺ストレート。
プリっとした噛み応えでスープの絡みも抜群。
啜るたびに強烈な豚の旨味が突き抜ける。
チャーシューはしっかり味が染みている。
噛むほどに旨みがあふれ、極濃スープに負けない存在感だ。
今度はへずりを絡めて食べてみる。
やはりニンニクは裏切らない。
旨味のポテンシャルを引き上げ、同時に豚骨系ならではの香りを上書きしてくれる。
紅生姜の酸味が加わると味がキリッと引き締まってこれもまたいい。
これがお店だったら替え玉確定だな。
本家第一旭
2日目の四軒目は「本家第一旭」。
もうどうなってるのか訳わからん長さで90分待ち。
ある程度の段階で先に注文を受けるスタイル。
渡された番号札は本日112番目。
醤油
京都を代表する老舗醤油ラーメン店のつくる至高の一杯。
豚の旨味溶け出したコク深いスープは完飲を誘う。
追加で九条ネギ増しをチョイス。
トッピングはたっぷり九条ネギに薄切りチャーシュー4枚ほど。
まずはスープをひとくち。
コク深い醤油の風味と芳ばしい香り、濃厚なダシの旨みがあふれ完飲を誘う。
ここまでガツンとした一杯ばかり食べていたので、清湯スープが優しくて体に染み渡る。
麺は中細ストレート。
スープの絡みも抜群で、プリモチ食感が心地よい。
ネギはシャキシャキでスープとの相性抜群。
チャーシューはクセがなく、溶け出す脂がスープの旨味を引き立てる。
あやうく完飲しそうになるも、我慢の末ごちそうさま。
これでスタンプラリーが10枚揃ったので、Tシャッツ求めて行ってみればすでに品切れ。
SUSURUファンを侮っていた。
ちなみに翌朝オープンからスタンプラリー交換所に行列ができ、列に並ぶも残念ながらゲットならずだったことを報告する。
東京スタイルみそらーめん ど・みそ
ふれあい会への並びを経て、2日目の五軒目は「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」。
14時を過ぎると会場内もピークを迎え、当日券の入場が中止される事態に。
もう15時前だというのに列も相変わらず訳わからない位に長くて、何人並んでいるのかも不明。
ふれあい会に並んで体力を消耗、列で追い討ちかけてカロリー消費したし禁断の5杯目も余裕!?
濃厚東京スタイル味噌らーめん
こってり濃厚な背脂の旨味がクセになり、思わず完飲したくなる一杯。
これぞ正真正銘の東京スタイルの味噌ラーメンだ。
トッピングはコーン、バラ肉、もやし、ニラ、海苔。
まずはスープからひとくち。
濃厚な味噌の風味だけでも後を引くというのに、コッテリとした背脂が加えられることでコクと旨味がより一層引き立ち後を引く味わいに。
麺はもっちり食感のちぢれ系太麺。
極濃スープとの相性も抜群で、スープがよく絡む。
ニラの独特の風味がスープの旨みを引き立て、甘いコーンがちょっとした癒しを与える。
バラ肉は生姜醤油ダレでしっかり炒めた濃厚な味わいで、これ単体でご飯モリモリいけるやつ。
海苔の磯感も良いアクセントにきいている。
これはご飯が欲しくてたまらない一杯だ。
たぶんスープ啜りながらメシ食える。
本日のふれあい
ふれあい会ブースは初回13時は30分ほどで満員受付中止、14時30分の回もすでに20名ほどの行列ができるほど。
ファンにとってはめったにないチャンス、こうなるのも必然か。
なんとか2回目(14時半)の回に参加、今回もサインや記念写真を撮らせていただいた。
路面電車で会場を後にして2日目は終了。
SUSURUラーメンフェス富山 3日目
SUSURUラーメンフェス富山もあっという間の最終日。
チーム雨男の本領発揮で土砂降りの雨が降る中での最終日を迎えるも、11時を過ぎる頃には雨も落ち着き曇り空へ。
朝8時半前に来ると、服天候もあってか引き換え列ナシの当日券列2名ほど、チケット持ち組も2名程度とゆったりムード。
と思っていた時もあった。キャパを超える待機スペース、鳴り響く10時までブースへの並びや付近待機禁止のアナウンス、それでも勝手に並ぶ来場者への対応などスタッフの混乱が見て取れる。
特級鶏蕎麦 龍介
最終日の一軒目は「特級鶏蕎麦 龍介」。
なんとかポールポジションをゲットでき、幸先の良いスタートだ。
濃厚鶏そば
茨城のラーメン界を牽引する超人気店の一角。
濃密で丁寧に炊き上げられた鶏白湯スープは完飲不可避な美味なる一杯。
追加で特級トッピングをチョイス。
トッピングは、チャーシュー3枚、鶏チャーシュー、ネギ、紫玉ねぎ、クルトン。
味玉はたぶんどこかに家出した。
まずはスープからひとくち。
濃厚な鶏の旨み凝縮した鶏白湯スープ。
とろみのある口当たりで、カエシのコクと塩味が旨みを引き立て、甘い余韻が完飲を誘う。
麺は中細ストレート。
プリモチ食感で、噛むほどに小麦の風味感じる。
チャーシューはしっとり柔らかで、噛むほどに旨みが溢れ出す。
このチャーシューだけでも十分攻撃力高いのに、それがトッピングの地位に甘んじているとか訳わからない位の旨さ。
鶏チャーシューはしっとりなめらかな口当たりで、スープとの親和性抜群だ。
バターの風味きいたクルトンが良い仕事していて、スープを吸ったその味は濃厚なコクを感じる格別な旨さ。
玉ねぎのシャキシャキとした食感のアクセントとほんのりピリッとした辛味がスープの旨みをより一層引き立てる。
最終日なので完飲ごちそうさま。
その足でスタンプラリー交換所に行くも、残念ながら限定Tシャツは数名手前で品切れ。
これぞまさしく、二兎を追うものは一兎をも得ずとというやつか?
そうならないように、速攻で本日2杯目へと向かう道中、なにやら謎のリアル獣なご当地ゆるキャラ「三太」に遭遇。
中華そば 髙野
最終日2軒目は「中華そば高野」。
並びは40名ほど、これなら30分といったところか?
鶏の中華そば
ラーメンフェスに参加するのは今回は最初で最後かもしれない激レア出店。
スッキリとしたクリアなスープは、鶏の旨味を存分に感じることのできる一杯。
追加で特製トッピングをチョイス。
トッピングは胸チャーシュー3枚、味玉、鶏チャーシュー、ネギ、メンマ。
まずはスープからひとくち。
醤油の芳ばしい香り広がり、熟成したような濃厚なコクと旨みを感じる。
鶏の旨みに魚介の出汁合わさるクリアな味わいの余韻が完飲以外は許さないとばかりに主張してくる。
麺は細麺ストレート。
プリパツ食感心地よく、スープの絡みも抜群。
喉越しよく、勢いよく啜れば芳醇な香りが鼻腔を抜ける。
胸チャーシューは薄切り
柔らかしっとりとして、炙りが入っているので芳ばしく満足感がある。
鶏チャーシューは2種類。
一つは炙りの入ったもの。
炙り芳ばしく、プリッとした食感で噛むほどに旨みが溢れ出す。
もう一つは、黒胡椒がきいたしっとりやめらかな口当たりの鶏チャーシュー。
箸休めに味玉もいただこう。
薫香かおる味玉は、噛むと白身はプリッと弾け、中からトロリと君が溢れ出す。
まさに最高の一品。
そんなこんなで完飲ごちそうさま。
本日のふれあい
ふれあい会も今日で最後。
新幹線の予約を14時20分にとっているので、初回の先頭をゲットできるかどうかに全てがかかっている。
早々の残り2店舗を攻略し、なんとか先頭をゲット。
そして最後のサインと記念写真をゲット。
最後に
SUSURUラーメンフェス富山に3日間行ってみた。
第一回は富山県富山市の富山城址公園を会場して、今食べるべき一杯と称して厳選された10店舗が出店。
3,000店から厳選した10店舗だけあり、どれも甲乙つけがたい旨さ。
開催前にはチャンネル生命を掛けての一大イベントとまでいわれていたが、そんなのは杞憂である。
遠くは九州から訪れる人がいたほどで、一時的に入場規制(※消防法による規制)がされるほど大盛況のうちに終了した。
果たして第二回目はどこで開催されるのか、そして今食べるべき一杯として選ばれる新たな10店舗は?
今後もSUSURUラーメンフェスから目が離せない!!