めん処くりはら。手打ち麺で味わう佐野ラーメン店

めん処くりはら。
栃木県佐野市に2024年5月30日よりオープンした、手打ち麺で味わう佐野ラーメンのお店。

もっちりとした不揃いな麺、透明度のあるスープが佐野ラーメンらしさを醸し出す。
大ぶりでジューシーな餃子も佐野ラーメン店ならではの味わい。

今回はそんな、めん処くりはらに行ってみた。

めん処くりはら

今回訪問したのは栃木県佐野市赤見町、東武佐野線吉水駅より3kmにある「めん処くりはら」。

2024年5月30日にオープンした、手打ち麺にこだわる佐野ラーメンが味わえるお店。
佐野ラーメン店の匠屋が移転前に営業していた場所、その後食堂が営業していた場所にオープンした。

店頭には佐野市の人気佐野ラーメン店「佐野ラーメンいってつ」の祝いの花が飾られ、複数の来店者が店主に挨拶をしていたところから想像するにに「いってつ」繋がりの店主が営むお店だろうか。
※情報不足のため未確認

透明度のある醤油スープにもっちりとした不揃いな麺が、これぞ佐野ラーメンといった雰囲気を醸し出す。
大ぶりで具沢山な餃子も実に佐野らしさに溢れる。

めん処くりはらへのアクセス

駐車場は店舗向かって左側に15台ほど駐車可能。

めん処くりはらの店内

店内入り口にはウェイティングボードが設置されている。
店内入るとすぐの右手にレジ、左手手前に4人掛けのテーブル席が2卓、小上がりに4人掛けの座卓が2卓。

右奥側に厨房、その手前にカウンター席が5席。

卓上調味料は醤油・酢・ラー油・胡椒。

めん処くりはらのメニュー

めん処くりはらのメニューはこんな感じ。
※2024年5月31日時点

めん処くりはら行ってみた

訪問したのはプレオープン2日目の2024年5月31日12時あたり。
店内は満席の待ち4組7名ほど。

ウェイティングボードにカタカナで名前、人数、席の希望に丸をして外で待つこと10分ほど。
名前を呼ばれカウンター席に陣取る。

店主と女性スタッフ2名での営業、注文は席での口頭注文制だ。

注文を済ませると8分ほどですべてのメニューが提供される。
非常にスムーズで慣れている感ハンパない。

たいちょー

これはきっちどこかのお店から独立した系のお店ですわ

チャーシューメン

今回チョイスしたのはチャーシューメン。

佐野ラーメン特有の透明度のある醤油スープ。
トッピングはチャーシュー4枚、ナルト、ネギ、メンマ、ほうれん草。

まずはスープからひとくち。

鶏ガラの旨みをメインに感じさせるクセのないスープで、チャーシューが4枚入っていても野生的な雑味は気にならない。
野菜の甘みと乾物系だろうか出汁の旨みの余韻を感じさせる、コクと旨みが濃厚で後を引く味わいだ。

麺はほどよい不揃い加減が手打ち感をかんじさせる中細麺。

ちぢれ加減ちょうどよく、スープが麺によく絡む。
モッチリとコシがあり、噛むほどに小麦の風味が広がり、ほんのり甘い余韻がスープとの一体感をより一層引き立てる。

ネギのさっぱりとしたアクセントもいい仕事している。
スープを吸ったほうれん草も口腔内のリセットにちょうどいい。

チャーシューは箸で持つのもやっとな柔らかさ。

口に含むとホロホロとほぐれ、脂はとろりと溶けるほど。
ほのかに野生味をかんじるが、全然気にならないのでスープもくどくならない。

ズルズルと心地よい喉越し感、口の中に広がるスープの旨み。
その余韻を感じつつ味わっていたら気づけば完食。

まさに王道の佐野ラーメン。

餃子(3個)

餃子の3個も注文してみた。

なかなかの大ぶり加減だ。
3個か5個が迷ったが、一人で食べるなら3個がベスト。

まずはそのままでひとくち。

食べ応えがありヒダの多い特徴的な包み加減に、皮のモッチリ感が引き立つ。
中は具沢山で野菜のシャキシャキ感が心地よく、旨み蓄えたジューシーなエキスが溢れる。

今度は醤油、酢、ラー油を合わせた王道のタレで味わってみる。

間違いない。
具材の旨みが引きたち、それと同時に無性に白米が欲しくなってくる。

最後に

栃木県佐野市のめん処くりはらに行ってみた。

王道の透明度ある醤油スープはガラの旨みに野菜の旨みなど溶け出し、コクと旨みをしっかり感じさせる。
不揃い感ある手打ち麺が食感にアクセントを加え、佐野ラーメンらしさを醸し出す。

チャーシューもしっかり仕上げてあるので、野生味気にならず美味い。

餃子もジューシーで具沢山なので食べ応え満点。

王道佐野ラーメンが食べたい時の選択肢のひとつとしておすすめだ。