【栃木足利】おやまのきそば 足利市駅前店。伝説の小山駅きそばが復活

栃木県足利市におやまのきそば 足利市駅前店が2022年9月1日にオープンした。

小山駅ホームにあった伝説の立ち食いそば店「小山駅きそば」。
実店舗して復活するのは2022年1月以来で、中沢製麺バックアップにより「きそば」の味を継承したホンモノが味わえる。

今回はそんな、おやまのきそば足利市駅前店に行ってみた。

おやまのきそば足利市駅前店

今回訪問したのは栃木県足利市南町、足利市駅北口ロータリー沿いにある「おやまのきそば足利市駅前店」。

2022年1月に惜しまれつつ閉店した小山駅きそばの味を継承するお店として、2022年9月1日にオープン。
前月に行われたプレオープンでは、この時を待ちわびた人たちがたくさん集まったという。

運営するのは同市南町にある志賀産業。
学生の頃から小山駅きそばファンだったという、同社の経営企画部長である松川氏の熱烈なる想いにより復活。

小山駅きそばを運営していた中沢製麺バックアップにより、かつての味を再現、麺やつゆなども同じものを使用。

駅ホームとはいかないまでも、東武足利市駅の北口から徒歩数秒という至近距離。

アクセス

駐車場は北口近くにある足利市駅駐車場が利用可能。
最初の40分間は無料で利用可能、以後40分ごとに100円かかる。

店内

こじんまりとした店内。
店内入って左手に券売機、厨房を囲むように席が並ぶ。

注文カウンター左にはセルフの水が設置、左手には立ち食いカウンターが3席。
一部だが立ち食いカウンターがあるのがうれしい。

右手窓際にはカウンター席が3席。
正面の窓はすりガラスになっているので通行人と目があったりと気まずくなることもない。

左側にはカウンター席が3席。

カウンター右奥にはセルフの返却口、足元にはティッシなどを捨てるゴミ箱が設置されている。

店内には伝説の小山駅きそばの雄姿を掲示、あのきそば新聞まで復活しはているではないか。

おやまのきそば足利市駅前店メニュー

おやまのきそば足利市駅前店のメニューはこんな感じ。
※202年9月3日時点。

セットメニューや、オリジナルのねぎマシマシ、まかないご飯などもある。
そしてなんと、オリジナル「おやまのきそば」どんぶりも販売されている。
※小山駅のきそばどんぶりではない
※イワシカちゃんは非売品

おやまのきそば足利市駅前店行ってみた

訪問したのは2022年9月3日の10時10分ごろ(9月4日まで10時オープン)。
店内にはすでに7名ほどの先客、外待ちも3名。
カウンターで食券を渡し、順番に注文の品を受け取って席に移動するセルフスタイル。

天ぷら岩下の新生姜そば・まかないご飯セット+ねぎマシマシ

今回チョイスしたのは天ぷら・岩下の新生姜そば・まかないご飯セットにさらにねぎマシマシ(3倍)。

天ぷらと岩下の新生姜のセットという、この分かっている人ならではのチョイス、そして20円引きというのもうれしい。

おなじみの小海老入りの天ぷら、岩下の新生姜スライス、そしてねぎマシマシ。
ネギは極薄切り仕様なようだ(たまたま?)。
これならねぎマシマシトリプルくらいまでいってもいいかもしれない。

さっそくそばをいただこう。

程よいコシに心地良いのど越し感。
濃いめでダシきいた漆黒のスープがよく絡む。

極薄切りなのでザクザク感はないが、つゆをふんだんに吸収、シャキシャキとした食感のネギの風味がスープの旨味を引き上げる。
岩下の新生姜のピリっとした辛みと酸味が絶妙なアクセント。

序盤はサクサク芳ばしい天ぷらを楽しみ、後半はスープでヒタヒタになった衣ごとスープを啜るこの至福のひととき。

今度はまかないご飯を食べてみよう。

ダシきいたきそばつゆと刻んだ岩下の新生姜で炊いた炊き込みご飯。

程よい塩味とダシの旨味、新生姜の風味が絶妙。

このまま食べるのもいいけど、その真骨頂はやはり残ったつゆにドボン。

うまし。

最後に

栃木県足利市のおやまのきそば足利市駅前店に行ってみた。

あの伝説の小山駅きそばの味を継承するホンモノがそこになった。
実店舗店としての復活は2022年1月より初となる。

あの頃の味そのままに、さらに「まかない飯」など魅惑の一品も新登場。
残念ながら駅ホームとはいかないまでも、駅から数秒という好立地なので、途中下車して寄り道にもちょうどいい。

きそばファン待望のお店、是非一度立ち寄ってみてはいかが？