料理してみた 料理レシピ 洋食 食レポ

背徳感とヤミツキ感が異常!『シュクメルリ』が究極に旨くてカロリー摂りすぎ注意

ニンニクたっぷりに乳製品をこれでもかと使う『シュクメルリ』が衝撃的に旨かった。

シュクメルリは伝統的なジョージアの郷土料理で、鶏肉やニンニク、牛乳をメインに使うシンプルだけどヤミツキ感が異常な「世界一にんにくを美味しく食べられる料理」。

松屋の『シュクメルリ鍋』でその存在を知ったという人も多いだろう。
松屋総選挙で1位を獲得し、2021年1月に復刻発売をした『シュクメルリ鍋定食』は日本のご飯に合うようにカスタマイズされた一品。

なんとなく作ってみたいと思っていたら「料理研究家リュウジ@ore825」氏のつくるシュクメルリが旨そうだったのでちょいアレンジして作ってみた。



シュクメルリ

ジョージアの郷土料理として有名な『シュクメルリ』。
世界一にんにくを美味しく食べられる料理として、数多くの人々をトリコにして来た究極の一品。

鶏肉とガーリックソースを使った料理が発祥で、のちにクリームや牛乳を加えられるようになりシュクメルリ村で伝統料理として食べられるようになった。

牛丼チェーンの松屋の一部店舗で2019年12月に『シュクメルリ鍋定食』が試験発売されると、Twitterを中心としたSNSで話題となり瞬く間に日本での知名度を獲得に至った。

2020年1月〜2月末まで期間限定で『シュクメルリ鍋定食』が正式に全国発売、その後開催された「松屋復刻総選挙」でみごと一位を獲得し2021年1月に復刻販売を開始した。

また昨年秋頃よりコンビニにてシュクメルリを扱ったものが発売、カップ麺化もするなど人気沸騰中だ。

シュクメルリ作ってみた

シュクメルリが無性に食べたくなったので作ってみた。
用意したのは「料理研究家リュウジ@ore825」氏の公開しているレシピをちょっとアレンジして作ってみた。

材料

・鶏もも肉 300g
・にんにく 7片
・バター 20g
・牛乳 300ml
・クリームチーズ 70g
・コリアンダー 小じ1.5
・フェネグリーク 小さじ1.5
・塩 小さじ½

仕上げ用
・黒胡椒 適量
・パン 1枚

さっそく作ってみよう。

手順

  1. 鍋にバターを溶かして鶏もも肉の表面をこんがり焼く
  2. 鶏もも肉を取り出して、にんにくとスパイスを投入
  3. 香りが立ってきたら鶏肉・残りの材料を全て投入
  4. トロミが出るまで煮込む
  5. 皿に盛り付けトーストを突き刺し黒胡椒を振ったら完成

まずは鍋にバターをたっぷり20g溶かし、鶏肉を表面に焦げ目がつくまで焼く。

一旦鶏肉を取り出したら、適当にスライスしたニンニク、パウダースパイスを投入し、風味が出るまで弱火で炒める。

香りが立ってきたら鶏肉を戻し、牛乳、クリームチーズ、塩を加えてトロミが出るまで中火で煮込む。

皿に盛り付けたら、トーストしたパンを四方に配し、最後に黒胡椒を振れば完成。

黒コショウかけ忘れるほどのニンニクの刺激。
※単純に忘れただけ



パンが無限に食えるヤバいやつ

ニンニクの強烈かつ芳醇な香りが鼻腔を刺激する。

さっそくひとくち。

クリーミーで濃厚なコクと鶏肉の旨み、そしてニンニクのガツンとくるジャンクな刺激がクセになる。
スパイスの芳醇な香りにほんのりビター感に深みが増す。

ニンニクは大ぶりにカットしておいて正解だった。
ホクホクとした食感に甘みを感じるニンニクの旨さ全開。

鶏肉も柔らかジューシーで旨くて、ニンニクと一緒に食うと最強に旨い。

そしてこのトーストだ。
この旨さは異常。

まるでチーズフォンデュに突っ込んだような濃厚さ加減。
トーストの香ばしさとサクサク食感がヤミツキ感を爆増し。

これはヤバい、トースト無限に食べられる。

そして黒コショウをかけていないのを思い出す。

黒コショウがすべてのピースをまとめ上げ、一体感のある味わいに変化する。
ピリッした刺激とスパイス感が後を引く。
お好みでたっぷりかけてもいいだろう。

ご飯もいける

試しにご飯も食べてみよう。

これも旨い。
シチューライスを普段から食べる人ならこの旨さに衝撃を受けることだろう。

最後に

噂のシュクメルリを作ってみた。
濃厚なコク旨感にニンニクの刺激的な味わいはヤミツキになる。

トーストしたパンとの相性は異常。
シュクメルリにトースト刺すの正解!
ワインにもめちゃくちゃ合うのでつまみにもいい。

ご飯と食べるなら、塩気をもうちょっと強めるといいかもしれない。
まぁ個人的にはトースト一択だけど。

シュクメルリ、一生に一度は食べて欲しい一品。

2023/3/27

【料理】麦味噌でつくる至高の豚汁。麦味噌のコクと甘味が抜群にマッチ

麦味噌でつくる至高の豚汁。 麦味噌のコクと甘味が具材とマッチし相乗効果により旨さが爆マシする、そんな至高の豚汁アレンジ料理。 今回の参考にしたのは、料理のおにいさんリュウジさんによる『至高の豚汁』。 ただでさえ旨い至高の豚汁、これを麦味噌で作ったら旨いんじゃないか? ということで今回も宇和島の井伊商店謹製の麦味噌で『麦味噌で作る至高の豚汁』作ってみた。 目次(タップできる)麦味噌で作る至高の豚汁手順具沢山でご飯のおかずになる最後に 麦味噌で作る至高の豚汁 今回つくるのは麦味噌を使用した至高の豚汁。 オリジ ...

ReadMore

2023/3/25

【料理】豚肉と野菜の麦味噌炒め。麦味噌の甘味が具材の旨味引き立てる

豚肉と野菜の麦味噌炒め作ってみた。 井伊商店謹製の大豆不使用の純正麦味噌のコクと甘味が食材の旨さを引き立てる。 余った野菜の消費に野菜炒めは最適。 今回は豚野菜炒めのタレに麦味噌を使用してみた。 目次(タップできる)豚肉と野菜の麦味噌炒め手順麦味噌の甘味と生姜の風味が絶妙最後に 豚肉と野菜の麦味噌炒め 豚肉と野菜の麦味噌炒め。 今回用意する材料はこんな感じ。 レシピ 具材 ・豚バラ肉 100g ・ニラ 1/2束 ・白菜 1/4個 ・人参 1/3本 ・舞茸 1袋 ・ニンニク 1欠 ・生姜 1欠 ・胡椒 小さ ...

ReadMore

2023/3/25

【料理】卵とチーズのオートミールガレット。混ぜてレンチンして焼くだけで激ウマ

アレンジ次第でいろんな可能性を秘めた食材『オートミール』。 今回作るのは、卵とチーズ、野菜ジュースを使ったオートミールのガレット。 焼き目の香ばしさが食欲をそそり、ふんわり卵にとろーりチーズ、野菜ジュースの酸味に黒胡椒のスパイシーな風味のアクセントがクセになる。 今回はそんな『卵とチーズのオートミールガレット』作ってみた。 目次(タップできる)卵とチーズのオートミールガレット作り方卵ふんわりチーズとろりで香ばしさがクセになる最後に 卵とチーズのオートミールガレット 用意する材料はこんな感じ。 レシピ ・ピ ...

ReadMore

2023/3/25

【料理】黒キャベツの花の芽と春キャベツの和風パスタ。キャベツの甘味と香りに春を感じる

春野菜の美味しい季節。 暖かな日差しを浴び育った野菜の爽やかな香りと甘味に春の到来を感じる。 今回は黒キャベツ(カーボロネロ)が手に入ったので、春キャベツと合わせてパスタを作ってみた。 目次(タップできる)黒キャベツの花の芽と春キャベツの和風パスタレシピ作り方春を感じる味わい最後に 黒キャベツの花の芽と春キャベツの和風パスタ 今回はなんとも春らしい、黒キャベツの花の芽と春キャベツの和風パスタ。 レシピ 用意した材料はこんな感じ。 レシピ(通常2人分) パスタ ・パスタ(1.4mm) 200g ・水 2L ...

ReadMore

2023/3/11

麦味噌雑煮。甘くてコク深い井伊商店の麦味噌で作る雑煮

『雑煮』はダシきいた醤油や味噌を使用した汁に餅を加えて食べるお餅が主役の日本料理。 正月に食べるのが定番で、さまざまな具材を煮合わせた料理が語源とされている。 各家庭によって地域によって具材や汁など千差万別で、ある意味作り手の数だけ雑煮の種類があると言っても間違いではない。 有名なものでも全国で100種類を超え、関西エリアより西では丸餅を以東エリアでは角餅を使用したものに大別され、すまし汁をベースしたものが大半を占め、関西や四国の一部では味噌ベース、中国地方の北部では小豆ベースのものに分類される。 地元栃 ...

ReadMore

2023/3/6

豚肩ロースの低温チャーシュー。バーミキュラライスポットで低温調理してみた

低温調理といえば一度はやってみたい『低温チャーシュー』。 世の中には低温調理器なる便利アイテムもあって、完全に市民権を得ている昨今。 豚肉は芯温63℃で30分加熱しないと食中毒の危険性があったりと、十分熟知したうえで適切な装備を使って調理する必要がある。 なかなか気軽にできるものではないので、これまで敬遠してきたが、なにやらバーミキュラライスポットでも作れるというではないか。 これはやるしかないでしょう。 ということでさっそく『低温チャーシュー』を作ってみた。 ※安全マージンを設けて調理している ※知識な ...

ReadMore

2023/2/18

暗殺者のパスタ。茹でずに焦がして煮るSNSで話題のパスタ

本場イタリアで話題となり、日本でも最近SNSで話題の『暗殺者のパスタ』。 パスタ料理の概念を覆す、パスタをフライパンで焼いてから煮るという独特の調理法で仕上げるこの料理。 物騒な名前ではあるが、その味はヤミツキになるほど旨いという。 さっそくそんな『暗殺者のパスタ』作ってみよう。 目次(タップできる)暗殺者のパスタ暗殺者のパスタのレシピ作り方ガツンとくる辛味と芳ばしい味わいがクセになる最後に 暗殺者のパスタ 暗殺者のパスタとは、イタリア南部にあるプーリア州発祥の料理。 イタリア語でスパゲッティ・アッラッサ ...

ReadMore

2023/3/13

贅沢ウニいくらマグロ丼。栃木県南市場の年末特別開放の戦利品で贅沢な一品作ってみた

超贅沢なウニいくらマグロ丼作ってみた。 栃木県小山市の栃木県南市場で毎年年末恒例の「年末特別開放」。 海産物をはじめとした普段市場関係者しか購入できないような品々をお得に購入できるイベント。 普段はなかなか手に入らない贅沢な海産物を手に入れたので、年末だしスペシャルな丼を作ってみた。 目次(タップできる)贅沢ウニいくらマグロ丼レシピ作り方食べてみたバチまぐろのぶつ切りいくら丼と麦味噌豚汁最後に 贅沢ウニいくらマグロ丼 せっかく手に入れた数々の海鮮食材。 これを使って贅沢にウニいくらマクロ丼を作ってみよう。 ...

ReadMore

2022/12/29

【再現レシピ】江戸時代のしもつかれ。大根の旨味に酢と醤油合わさるシンプルイズベストな一品

栃木県を代表する郷土料理『しもつかれ』。 鮭の頭に酒粕、大豆、鬼おろしで荒くおろした大根に人参など複数の具材を煮込んだ、独特のビジュアルと味わいの一品。 江戸時代から存在する伝統的な郷土料理だ。 文献によれば江戸時代には今と違った非常にシンプルな『しもつかれ』だったという。 株式会社アキモが、当時の『しもつかれ』を再現した商品を開発し、漬物グランプリ2022にて準グランプリを受賞するなど『しもつかれ』は今非常に注目されている。 残念ながら数量限定発売だったため、現在は購入することができない。 しもつかれ好 ...

ReadMore

2022/11/3

台湾丼。名古屋名物グルメを万能肉味噌アレンジで作ってみた

万能肉味噌を使った台湾丼を作ってみた。 台湾丼といえば、名古屋名物の台湾ラーメン発祥の味仙にて台湾ミンチを使用した派生グルメのひとつ。 ニンニクや唐辛子をきかせた台湾ミンチ、刻んだニラやネギなどを盛り付けた丼もので、卵黄とともに豪快に混ぜ合わせて食べる絶品ご当地グルメだ。 台湾ミンチを作るのにひと手間だが、それさえ作ってしまえばあとは簡単。 今回は台湾ミンチの替わりに、万能肉味噌をアレンジして作ってみた。 目次(タップできる)台湾丼最後に 台湾丼 前回作ってストックしてあった万能肉味噌、これをアレンジすれ ...

ReadMore

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




-料理してみた, 料理レシピ, 洋食, 食レポ
-,

Copyright© 隊長がいろいろとやってみた , 2023 All Rights Reserved.