メキシコ料理 料理してみた 料理レシピ

サルサがあればなんでもできる!?メキシカンサルサドッグ

ホットドッグ、それは縦長のパン「ドッグロール」に切れ目を入れ、ソーセージや野菜をサンドした料理の総称。

起源はドイツの『フランクフルター』とされ、フランクフルトで生まれた『フランクフルトソーセージ』をパンに挟んで食べるのが始まりとされる。
のちに1847年にドイツのコーブルグにある、食肉業者ヨハン・ゲオルク・ホヘーナーが発案したソーセージ料理であると公表される。
※諸説あるが

19世紀、ドイツからアメリカへの移民達によってアメリカへ伝えられたのがキッカケとなり、現在アメリカを代表する料理のひとつとなった。
当時はドイツ人が鍋で茹でたソーセージを売り歩いていたが、その際にソーセージを食べるための手袋を貸していたという。
その手袋を持ち帰ってしまう客が続出、困り果てた末に思いついたのがソーセージをパンに挟んで手渡すという方法。

諸説あるが、そのスタイルが広く周知されるキッカケを作ったのが、15歳でアメリカに移住したチャールズ・フェルトマン(元カール・フィリーマン)であるとされている。

ちなみに日本にホッドドッグが初上陸したのは、1934年に阪神甲子園球場にて販売されたのがはじまりだとされる。

今回はそんなホットドッグにサルサを挟んだ、メキシカンサルサドッグを作ってみた。



メキシカンサルサドッグ

用意した材料はこんな感じ。

レシピ

サルサ

  • トマト 3個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • パクチー 20g
  • ニンニク 1片
  • チリソース 大さじ3
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 黒胡椒 小さじ1/3
  • ライム 1/2個

ホットドッグ

  • ドッグロール 4個
  • ソーセージ 4本
  • チリソース 適量
  • マスタード 適量
  • とろけるチーズ 適量
  • ザワークラウト 適量

王道を選ぶなら、チリソースではなくケチャップ、マスタードではなく粒マスタードを使用するといいだろう。

サルサの作り方

トマトは1cm角ほど、玉ねぎはみじん切り、パクチーは粗みじん、ニンニクはみじん切りにカット。

ライムを絞り、すべての調味料を加えて混ぜれば完成。
基本的な作り方の詳細は以下の記事で書いているので参考にしてほしい。

サルサ・ロハ。メキシコ料理に欠かせない!!トマトの酸味とピリッと辛さが後引くサルサ

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ホットドッグの作り方

手順

  1. ドッグロールに切れ目を入れ軽く焼いておく
  2. 玉ねぎとピクルスはみじん切りにしておく
  3. ウインナーを4分湯煎、軽く炒めて焦げをつけておく
  4. チリソースとマスタードを塗りソーセージをサンドする
  5. お好みの具材を加えたら完成

ドッグロールに切れ目が無い場合、上からナイフで切れ目を入れ、オーブンで焦げない程度に焼いておく。
玉ねぎとピクルスはみじん切りにしておく。

ウインナーを鍋に沸騰しない程度に沸かした熱湯で4分湯煎、その後フライパンなどで表面に焦げ目をつけておく。

ドッグロールの内部にチリソースとマスタードを塗っておく。
この時にあらかじめバターを塗っておいてもいい。

ウインナーをサンドする。

お好みの具材を加える。

メキシカンサルサドッグを堪能する

さっそく色々とメキシカンなサルサドッグを作ってみた。

ちなみにだが、「チリ」とは古代メキシコのアステカ語で「赤唐辛子」を意味する。
なので今回のホットドッグにはチリソースを使用しているので、メキシカンと呼称してもなんら差し支えはない。

玉ねぎ

まずはシンプルにウインナーの上に玉ねぎトッピング。

シャキシャキの玉ねぎの食感とほんのり辛みがきいていて、ウインナーの旨味を引き立てている。
ウインナーの薫香もしっかり感じられるのは、シンプルな組み合わせならでは。

粒マスタードではなく、ディジョンマスタードをしたので上品で若干パンチに欠けるがまぁ悪くない。
そういう意味ではケチャップではなくチリソースを使ったのは正解だったかもしれない。

玉ねぎ+ピクルス

2つ目はウインナーの上に玉ねぎとピクルスをトッピング。

ピクルスの風味と酸味のアクセントが玉ねぎとウインナーとの親和性抜群。
なんか安心感のある味だ。

肉と玉ねぎ、ピクルスの組み合わせは裏切らない。

ザワークラウト+サルサ

3つ目はザワークラウトをトッピングし、そこにウインナーそして最後にサルサをトッピング。

サルサのピリッとした辛みとトマトの酸味、玉ねぎのシャキシャキとした食感のアクセントがきいている。
玉ねぎマシマシになってしまうので、玉ねぎをトッピングしなくて正解だったか。

後からパクチーのクセのある香りが追いかけてくる。
ザワークラウトは発酵食品ならではの風味とコク、酸味がきいていてウインナーとの相性も良い。

玉ねぎ+ピクルス+チーズ

最後はウインナーの上に玉ねぎとピクルスをトッピング、上からチーズかけて炙ったもの。

たっぷりチーズを炙ってあるので、中までチーズが溶けている。
チーズの芳ばしさとコク感に旨味もより一層高まる。

ジャンク感も爆マシだ。

最後に

メキシカンサルサドッグを食べてみた。

ピリッと辛いチリソースがガツンと効いていて、スパイシーな味わい。
シンプルに玉ねぎとピクルス、サルサをトッピングしてメキシカンな味わいにするのも面白い。
チーズを乗せて炙るのも最高。

このお手軽でセルフカスタマイズ感があるのがいいじゃないか。
ハンバーガーもいいけれど、たまにはホットドッグさんのことも思い出してほしい。

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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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