10秒でバーベキューが始められると話題のBBQスタンド『Suitcase BBQ』。
オランダ生まれの生活・レジャー雑貨ブランドGUSTAから発売のアウトドアグッズ『Suitcase BBQ』は、気軽にバーベキューを楽しみたいユーザー向けに作られたBBQスタンド。
今日は天気もいいしバーベキューでもしたいな、なんて時にさっと車に積んでアッという間にバーベキューを始めることができるアイテムだ。
今回はそんな『Suitcase BBQ』が日本先行上陸したので実際に使ってみた。
目次(タップできる)
Suitcase BBQがバーベキューを手軽なものに
バーベキューのイメージといえば、楽しいだけでなく準備と片づけがメンドクサイというマイナスイメージもある。
手軽に出かけて手軽にバーベキューが始められたなら、ついでに片付けも楽だったらいいのに。
色々めんどくさい
・朝から荷物の積み込みが面倒
・現地で重い荷物を持ち運ぶのが面倒
・現地でバーベキューの準備が面倒
・みんなでコロンを囲んで食べるのが面倒
・常に焦げないように注意をするのが面倒
・とにかく片づけが面倒
アウトドアに慣れている人ならば、準備も楽しいものだが、正直ビギナーには何を買えばいいのかわからないし準備や片づけは苦でしかない。
そんな苦を放棄して、ゴミやBBQコンロごと放置して帰るなんて悪質な人がいるのも事実だ。
じゃあ準備も片づけも簡単ならそんなことはなくなるんじゃないか?
そしてビギナーも迷わずに済むんじゃないか?
準備や後片付けが楽
そこで登場したのがGUSTAのSuitcase BBQ。
コンパクトで持ち運びに便利なスーツケース型のBBQスタンドは、炭などを必要なモノをあらかじめこのスーツケースに最低限必要なモノを入れておくことで気軽に出かけることができる。
ぶっちゃけこのBBQスタンド(あらかじめ必要な炭などを入れた)と食材さえあればすぐに始めることができる。
手軽にBBQができる
・BBQスタンドに必要なだけの炭や着火剤、軍手を一緒に入れておける(×ライター等)
・軽いので持ち運びも楽
・組み立てはたったの10秒
・軽くふいて持ち帰って自宅で洗える
スーツケース型なので、持ち運びが便利。
重さも2.8kgしかないので持ち運びも苦にならない。
そしてなによりスーツケースのように中に炭などを入れておくことができるというのが便利だ。
出典:Makuake
厚みが8cmなので普段からこの状態で車の中に収納しておいたり、家に置いておけばバーベキューがしたくなった時にさっと持ち出して出かけることができる。
また持ち帰る時も、現地で水洗いして持ち帰るのは面倒だ。
冬場なんて冷たい水で洗うのは苦痛でしかない。
そんな時には炭を処分したら、とりあえずさっと拭いてケースに収納して持ち帰ってしまえる。
ロック機能もあるので安心。
出典:Makuake
家に帰ってからちゃんと洗い流すことができるので油汚れもきれいにすることができる。
この手軽さはデイキャンプに重宝すること間違いなし。
ゆったりBBQが楽しめる
普通ならBBQコンロを地面に直に組み立てる必要がある。
どうしても地面から高いので、コンロ周りに全員で立ちながらバーベキューというのが定番だ。
これもぶっちゃけ疲れるし面倒。
またバーベキュー中も焦げないように常に注意しないといけない。
特にビギナーなんかは食材を焦がしてしまった、なんてことは一度や二度ではないだろう。
いちいち焼き上がった食材を皿に移したりとか面倒だし、せっかく焼きたてなのに冷めてしまっては台無しだ。
そんな面倒も解消してくれる。
コンパクトかつスタンドもあるので、卓上に置いて使用することができる。
出典:Makuake
高さも23cmと丁度よく、椅子に座ったままでも手が届くので、誰か一人が焼き係で立ちっぱなしなんてことももう必要ない。
燃えやすいテーブルへの設置はおすすめできない
よくやりがちな網に食材を置きすぎて、焦がしてしまったり、いったん皿に退避させ冷めてしまった肉を食べるなんて場面も多い。
それを解消するのが、焼き網のスライド機能。
出典:Makuake
もともとが焼き網と炭受けとの距離が10cmあり焦げづらくはなっているが、焼き網自体がスライドするので一時的な退避をさせることができる。
誰かが焼き担当になり常にBBQ奉行に徹する必要もなく、みんなと一緒に楽しむことが可能だ。
そしてなにより、この機能の便利なところは、炭の追加が楽ということだ。
普通ならば網を一旦外し、炭を追加しないといけない。
この時に網を落としそうになったことが何度あったことか。
でもただスライドさせるだけでいいので、そんな心配も皆無。
この機能だけでも革命的。
Suitcase BBQ開封してみた
これがオランダ発の生活レジャー雑貨ブランドGUSTAから日本先行上陸した『Suitcase BBQ』。
中から現れたのはまさにスーツケース。
収納サイズ 横380mm×高さ250mm×厚さ80mm
重量 2.8kg
底面にはスタンド。
上部にはロック機能付きで、持ち運びの際に開いてしまう心配無し。
開けると中が出てくるのは、焼き網と目皿フレームが一体型になったもの。
たったこれだけとシンプル。
焼き網サイズ 横330mm×縦200mm
炭受け 最大高さ10cm
組み立ても超簡単
組み立ては驚くほどカンタンだ。
ポイント
- ケースを開けて焼き網と目皿のセットを取り出す
- スタンドを広げて平らな場所にケースを設置
- 秋網と目皿のセットをケースにはめ込む
まず始めにケースを開いてスタンドを広げて設置。
上から網と目皿のセットをはめ込むだけで完成。
まさに10秒。
組立サイズ 横380mm×高さ230mm×奥行270mm
網をスライドさせるとこんな感じ。
とてもスムーズで使いやすい。
コンパクトなのでテーブルに置いて使用するにもちょうどいい。
大人数なら2台設置とかもアリだな。
Suitcase BBQ使ってみた
さっそく実際に使ってみよう。
まずは網をスライドさせて炭を投入してみる。
本来なら炭を砕いて適度な大きさにするところだが、ビギナー仕様であえてそのままで入れてみる。
そのままだと若干入れずらい。
ちゃんと砕いて適度な大きさにしてから入れるのがベストだ。
次に着火剤を投入して炭に火をつける。
空気の流れが良いのですぐに炭に火をつけることができた。
ただ、炭に十分仕上がるまでの間、焼き網をはずしておくことができないので真っ黒になってしまう。
炭にを均等にすることである程度は回避できると思うが、気になるならチムニースターターなどを利用した方が間違いないかもしれないな。
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さっそく焼いてみよう。
今回用意したのは途中のスーパーで手に入れたもの。
炭受けからの距離があるので焼きやすい。
焦げる心配も少ないので慌てなくても大丈夫そうだ。
今回用意したのは香りソルト レモンペパーミックス。
スーパーで手軽に買えて種類豊富なので、お好みのやつが見つかる。
これをぶっかけるだけで十分だ。
ジューシーで柔らか、スパイスの酸味と塩気が絶妙。
うまし。
肉と一緒に岩下の新生姜、これもおすすめ。
ピーマン小籠包、本来ならオリーブオイルを塗って中火でじっくりいきたいところだが、いい感じにしなってきたのでいただく。
ジューシーで甘みがあって美味い。
やっぱピーマン最強だな。
最後は炭を処分し、軽くふいたらそのままケースにイン。
とても楽だ。
最後に
オランダ生まれの生活・レジャー雑貨ブランドGUSTAから日本先行上陸したアウトドアグッズ『Suitcase BBQ』を実際に使ってみた。
片手で持ち運びできる携帯性。
組み立ては驚くほどカンタンで、機能的にも十分。
網のスライド機能はなかなか重宝する。
ただ、網が取り外せないので、炭に着火している間に網が真っ黒になってしまう。
ちょっと使い方にコツがいりそう。
使った後は炭を捨ててケースにインすればすぐに持ち帰れるのが便利だ。
あまりに手軽だからと持ち帰って洗うのを忘れないように注意な。
ビギナーから経験者の追加装備としてもオススメ。
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