インテリア レビュー

御朱印帳の保管におすすめ!千糸繍院の桐箱御朱印ケース

御朱印集めをしていると増えていく御朱印帳。
本棚にそのまま収納しているという人も多いのではないだろうか。

どうしても本棚などで保管していると、ホコリをかぶったり日焼け、湿気、虫食いなどの心配はつきまとう。
せっかく寺社に参拝していただいた繋がりの証、できれば万全の状態で保存したい。

そんな時におすすめなのが桐箱。
しかも御朱印収納用の桐箱があれば最強。
そんな便利なモノが都合よくあるものかって?
それがあるんだ。



千糸繍院の桐箱御朱印ケース

今回おすすめしたいのは千糸繍院の桐箱御朱印ケース。
千糸繍院は刺繍業を営んできた経験を生かした技術を駆使した逸品を手掛けるメーカー。

実はここぞという御朱印専用に、2年ほど前から千糸繍院の御朱印帳を愛用させてもらっている。

千糸繍院の御朱印帳「煤扇桜」。金色刺繍と自然の風合いの生成りが高級感ある

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桐収納は軽量かつ収縮率の少ない安定性、腐食に対する抵抗があり防虫効果もあわせ持つ。
しかも難燃性があり、吸湿性や通気性があるため湿度を一定に保つ効果があることから、高温多湿な日本の気候には最適な収納。

江戸時代より着物などの桐衣装箱(ながもち)として愛用されてきた。

そんな保管に最適な桐材で作られたのが、千糸繍院の桐箱御朱印ケース。

こだわりの仕上げ

廉価な桐箱だと桐以外の木材や合板、ヘタをすれば紙材でかさ増しをしているものもある。

だが、千糸繍院の桐箱御朱印ケースは違う。
総桐仕上げなので見た目の高級感がたまらない。

側板には9mm厚、天板と底板には9mm厚の桐材を使用、さらに本体の内部側面に4mm厚の桐材を使用している。

さらに高級桐箪笥にも採用されるロッキング組み付けをすることで、重量感と高級感のある仕上がりになっている。
ここが安価なものなら接着しただけなものか多いので、内容物の重みで外れてしまうなんてこともざら。
ところがロッキング組み付けを行っているため、耐久度も大幅に増加しているので外れてしまうという心配はまず気にする必要はないだろう。

また、蓋に金箔押しで施された「御朱印帳」の文字が高級感をかもしだす。

もちろんただ蓋を閉じるだけではなく、そこにも本体側面が二重になる「印籠式」になっているため、気密性も抜群で外気の影響も受けにくい。

歪みなく綺麗に閉まる蓋が気持ちいい。

木目などそれぞれ違った風合いをもたらすので、ひとつひとつが唯一無二。
また個体によって若干のクセ(気にするほどではない)があって、最初のうちは蓋と箱の向きを到着時と同じ向きに使用すると開け閉めがしやすい。

経年劣化も楽しみたいなら、できれば向きは合わせた状態にするのが好ましい。
ちなみに向きは木目でおおよそ確認可能だ。

仕様

千糸繍院の桐箱御朱印ケースは20冊用、15冊用、12冊用、10冊用などと数種類のバリエーションがある。
さらには大判1冊用、引き出し仕様から焼桐仕様、プリントデザインが施されたものまである。
今回紹介するのはシンプルな御朱印ケースの20冊用。

そのサイズ感はこんな感じ。

サイズ

外寸 196×303×207mm
内寸 170×277(135×2)×195mm

B5サイズなら仕切りを外して10冊まで、仕切りを使えば大判サイズのカバー付き(130×195mm)まで最大20冊まで収納可能。
※組み合わせによる

収納量

横収納 B5 最大10冊
縦収納 大判サイズ(カバー付130×194mm)まで最大20冊

使用感

見た目はこだわりの品だけあって高級感がある。
桐のとても良い香りが漂う。

実際に入れてみたが、たっぷり入れても内容物の重みで接合部が緩くなる様子も全くない。
少々強引に入れても大丈夫そう(自己責任で)。
さすがはロッキング組み付け。

これが安価なものなら接着されているのが殆どなので、きっとバラバラになったかもしれない。

どうしてもカバー付きのものが多くなると、カバー同士が貼り付いてしまうので出し入れが不便なのは仕方ない。
そこは間に紙を挟むなどの工夫をするといいだろう。

2年ほど使うと色味も味が出てくる。
右が2年間使用したもので、左が今回購入した新品。

もちろん言うまでもなく内部は新品同様、当然収納している御朱印帳にも気になる劣化はない。
箱は経年劣化による風合いの変化を楽しみつつ、収納された御朱印は変わらぬ姿を維持している。

ただ気をつけたいのは、箱を直射日光のあたる場所に置いたり、エアコンの風がダイレクトにあたる場所には置かないこと。
経年劣化ではなくガチの劣化になってしまうので気をつけよう。

最後に

御朱印集めを始めると、気づいたら御朱印帳が沢山集まってしまうもの。

せっかく寺社でいただいた繋がりの証、いつまでも万全の状態で保管したい。
だからと言って密封して引き出しの奥底にしまっておいては、気軽に見ることができないので意味がない。

昔の人は良く考えたもの、日本の風土に合った最高の収納「桐箱」を発明してくれた。
そんな伝統の桐箱のケースを使用すれば、見たい時にすぐに取り出せるし万全の状態で保管することができる。

もし御朱印帳がかさばるし本棚にただ収納しておくのも気が引ける、そんな人は是非おすすめしたい一品だ。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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