広告 料理してみた 料理レシピ 食レポ

【料理】ヤミツキになるコロッケ。自分史上で一番旨いかもしれないコロッケ

コロッケ、それは揚げ物界の王者にして至高なる存在。
部活帰りや買い物ついでに肉屋さんで食べる揚げたてのコロッケ、あれを経験したらこれまで抱いていたコロッケへの概念が変わる。

じゃがいもに玉ねぎやひき肉などを混ぜ、衣つけて揚げたシンプルだけど奥深い惣菜アベンジャーズの一員。
揚げたてのコロッケを頬張ると、サクッとした心地よいクリスピー感とともに中からあふれるとろり柔らかなじゃがいもの食感。
香ばしい衣の香りに土の息吹感じるじゃがいもの芳醇な香りと甘み、肉の旨味に胡椒のスパイス感は食べ応え感を演出し、食べる人を至福のひと時へといざなう。

あれは人類を駄目にする究極の旨さだ。

たいちょー
過剰評価しすぎナリヨ

コロッケには無限の可能性がある。
野菜コロッケやクリームコロッケなどから、まさかのライスコロッケからスイーツコロッケまで、形も小判型に俵型、ボール型など千差万別。
作り手次第でも味はまったく違ったものになってくる。

今回は採れたてのじゃがいもをゲットしたので、作り置きにも最適なコロッケを作ってみた。



ヤミツキになるコロッケ

今回作るのはソースがなくてもヤミツキになる旨さのコロッケ。
用意する材料はこんな感じ。

レシピ(20個分)

コロッケだね用

  • じゃがいも 大7個
  • にんじん 1/3本
  • 玉ねぎ 中1.5個
  • ネギ 1本
  • 合挽き肉 300g
  • 塩胡椒 小さじ1/2程度
  • バター 50g
  • 醤油 大さじ3
  • コンソメパウダー 小さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 黒胡椒 大さじ2※お好みで
  • 塩 ふたつまみ

じゃがいも茹で用

  • 水 3L
  • 塩 90g

揚げ用

  • サラダ油 適量
  • 卵 2個
  • 小麦粉 100g
  • 水 100ml
  • 生パン粉(細め) 200g程度

盛り付け用

  • 千切りキャベツ お好み
  • トマト お好み
  • きゅうり お好み
  • マカロニサラダ お好み
  • からし お好み
    ※パセリやスライスレモンもおすすめ

味変用

  • ソース
  • からし
  • タバスコ

揚げ油はラードがあればワンランク上のお店仕様な味になるが、今回は素材だけでも十分すぎるほど存在感あるのであえて普通の揚げ油使用。
ちなみにラードを使えば、旨味とコクが加わり、また冷めても衣のサクサク感が維持されやすいので冷めても美味しい系にしたいならラードがおすすめ。
※健康的とかそういうのは考慮していない

作り方

手順

  1. じゃがいもを塩水で茹でる
  2. フライパンにバター、塩胡椒した挽肉を加えて炒める
  3. みじん切りの人参と粗みじんの玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める
  4. 醤油、コンソメ加えて水分飛ぶまで炒める
  5. 刻んだネギ加えて軽くしんなりするまで炒める
  6. 皮をむいたじゃがいもに塩ふたつまみ加え荒くつぶす
  7. 炒めた具材、砂糖、黒胡椒をくらえてしっかり混ぜ合わせる
  8. ラップして粗熱がとれたら冷蔵庫で一晩寝かせる
  9. 卵と小麦粉、水を合わせてバッター液を作る
  10. 餡を50gほどの楕円形の成形、火が通りやすいように中央をへこませておく
  11. バッター液にくぐらせ、パン粉をつける
  12. 180度の揚げ油で2~3分、柴犬色になるまで揚げる
  13. 皿に盛り付ければ完成

1.じゃがいもを茹でる

大きな鍋に水(3L)と塩(90g)を加え、3%の塩水を作る。
皮付きのままじゃがいもを加えて中火にかけ、ひと煮立ちしたら弱火で30分茹でる。

レンチンでもいいが、じゃがいものデンプンを糖化させるとともに、下味をつけるには最適。

2.コロッケだねの具材をつくる

フライパンにバター(50g)を溶かし、挽肉(300g)を投入、塩コショウ(小さじ1/2程度)を加えて火が通るまで炒める。

みじん切りにした人参と粗みじんにした玉ねぎを加えて、玉ねぎが透き通るくらいまで炒める。

醤油(大さじ3)、コンソメパウダー(小さじ2)を加えて水分が飛ぶまで炒める。

細かく刻んだネギを加えてしんなりするまで炒める。

3.じゃがいもの皮をむきつぶす

茹でたじゃがいもの皮をむき、塩(ふたつまみ)を加えたら荒くつぶす。

4.具材を合わせてコロッケだねを完成させる

炒めた具材、砂糖(大さじ2)、黒胡椒(大さじ2)を加えて、じゃがいもがなめらかになるようにしっかり混ぜ合わせたらコロッケだねの完成。

しっかり混ぜ合わせることで、具材の旨味が均等に行き渡るとともに揚げたときの破裂が抑えられる。

黒胡椒はお好みで増減させるといい。
この段階で美味しいと感じられるくらいに味を整える。
※好みの味になるように調整しておく

5.冷蔵庫で一晩寝かせる

コロッケだねが乾燥しないように、密着するようにラップをして粗熱がとれたら冷蔵庫で一晩置く。
こうすることで味も馴染むし、コロッケを揚げたときに破裂しずらくなる。

6.コロッケだねを成形する

コロッケだねを50gずつ小判型に成形する。
この時に中央をへこましておくことで火の通りが均一になる。

7.コロッケだねにバッター液、パン粉をつける

卵(2個)、小麦粉(100g)、水(150ml)を混ぜ合わせてバッター液をつくり、コロッケだねをくぐらせパン粉をまぶす。

バッター液に粘りがあるので、パン粉がすんなりくっついてくれる。
上から軽く押して、最後にパン粉を軽く払う。

8.180℃の揚げ油で柴犬色になるまで揚げる

コロッケだね全体にかぶるくらいの油で、何度か裏返しながら2分~3分揚げる。
衣が柴犬色になれば完成。


たいちょー
小麦粉、卵に、パン粉をまぶして、揚げればコロッケだよ?



揚げたて食べてみた

さっそく揚げたてを食べてみた。

サクサクの衣の食感心地よく、中は熱々のトロトロじゃがいも、鼻腔をぬけるバターの芳醇な香りが秀逸。
バターの香ばしい風味が全体をまとめあげ、玉ねぎの甘みも相まってコクが増している。

しっかり味付けした肉などの具材の旨味も引き立ち、香ばしいネギの風味のアクセントが絶妙。
醤油の風味と黒胡椒のスパイス感がヤミツキになる味わいに仕上がっている。

ちゃんと味がついているので、何もつけずにそのままで旨い。
タバスコなどで味変すると、より一層大人の炭酸レモンもグビグビいける。

ソースもかけてみよう。

ソースの甘辛スパイシーな味わいがコロッケにマッチしている。
これはご飯が欲しくなってくる。

冷凍保存しておけば簡単に揚げたてコロッケが食べられる

今回作り始めから揚げるまでにおよそ24時間(寝かせ時間含む)を要した。
冷凍保存しておけば、いつでもすぐにコロッケが食べられる。

コロッケだねを揚げればいいだけの状態まで仕上げ、アルミトレイに乗せて冷凍庫へ。
こうすることで短時間で凍らせることができる。
凍らせたコロッケだねをラップで包み、ジップロックなどに入れて冷凍保存。

食べたい時に凍ったまま揚げるだけでいいので、コロッケがすぐにできてしまう。
油の温度が下がりやすいので200℃くらいに上げておくとちょうどいい。

あとは皿にキャベツなどお好みで盛り付けして、コロッケを盛り付ければコロッケ定食もあっという間。

冷凍したコロッケだねは若干とろみが強くなる。
ソースをかけて食べると、ご飯がすすむ。
からしを付けると辛味のアクセントが、コロッケの肉の旨味も引き立つ。

最後に

揚げ物界の帝王『コロッケ』を作ってみた。
手間はかかるけど、かかっただけの美味しいに仕上がっている。
やはり手間は裏切らない。

コロッケだねの段階で旨いんだから揚げたらもっと旨いに決まっている。
塩味と黒胡椒がきいているのでソースなど必要なくそのままでいける。

ご飯のおかずにするならソースをかけるとちょうどいい。
ソースのスパイシーな味わいがコロッケの旨味引き立て、ご飯がモリモリいける。

市販のコロッケとは違う、自分で作らないとできないこの味。
是非一度試してみてほしい。

2023/8/26

【料理】豚しゃぶと野菜のマリネのせそうめん。食欲の落ちる夏場に無限に食えるやつ

まだまだ厳しい暑さが続く毎日。 こうも暑いと夏バテぎみで食欲が落ちがち。 さっぱりとしたそうめんもいいけど、毎日食べてると飽きてきて何かしら変化が欲しくなってくる。 そんな時には豚しゃぶと夏野菜のマリネをのせたそうめんはどうだろう? 酸味きいた夏野菜たっぷりのマリネにあっさりとした豚しゃぶが食べやすく。 連日そうめんばかりで飽きてきたところへの新たな刺激になること間違いなし。 今回はそんな『豚しゃぶと野菜のマリネのせそうめん』を作ってみよう。 豚しゃぶと野菜のマリネのせそうめん 用意する材料はこんな感じ。 ...

ReadMore

2023/8/4

『背脂 ニンニク醤油味』があれば手軽にG系料理が作れる!!立川マシマシのマシライス作ってみた

『背脂 ニンニク醤油味』を知っているだろうか? レトルトや香辛料などを手掛ける「平和食品工業」から2022年9月1日より発売中の『背脂 ニンニク醤油味』。 G系ラーメンなどに欠かせない背脂をニンニク醤油で味付けした、いわゆる味付き背脂を商品化したもの。 なかなか自宅でG系ラーメンなどを再現しようとすると、背脂だけはなかなか手軽に作れるものではない。 そんな手間がこの商品ひとつで解消、ニンニク醤油で味付けされているのでこのままご飯にぶっかけたり野菜炒めに使用したりと汎用性が高い。 今回は『背脂 ニンニク醤油 ...

ReadMore

2023/7/31

【料理】竹岡式ラーメン。自作チャーシューの煮汁で作るご当地ラーメン

竹岡式ラーメンを知っているだろうか? 千葉県内房(富津市竹岡)周辺エリアが発祥のご当地ラーメンだ。 チャーシューを煮込んだ煮汁をベースに、乾麺の茹で汁で割った豚の旨味が溶け出し真っ黒なスープ、そこに玉ねぎをトッピングした特徴的な一杯。 今回はそんな『竹岡式ラーメン』を再現してみた。 竹岡式ラーメン 竹岡式ラーメンといえば、千葉県の三大ラーメン(勝浦タンタンメン・アリランラーメン・竹岡式ラーメン)のひとつに数えられる。 チャーシューを作ったときに出る煮汁、そして乾麺を使用するのが特徴的。 中でも「梅乃家」が ...

ReadMore

2023/7/30

【料理】立川マシマシの『豚マシ』。柔らかでホロリとしたチャーシューがたまらない

立川マシマシの豚マシ。 柔らかホロリとした食感に醤油ダレしっかりしみたチャーシューがたまらない。 なんだか無性に食べたくなったので再現してみた。 とはいえ、公式でレシピが公開されているので再現はそう難しくはない。 そんなわけで、今回は立川マシマシの豚マシを作ってみた。 立川マシマシの豚マシ 立川マシマシ公開の豚マシレシピ 公開されている豚マシレシピはこれ! アレンジレシピ 今回は用意した材料はこんな感じ。 豚マシの作り方 1.豚肉の表面を焼く フライパンに油をひき、豚肉を中火で熱し、表面にこんがりと焼き目 ...

ReadMore

2023/7/22

【料理】もあちゃんのバターチキンカレー。仮面女子初ファンミーティング「カレー料理対決オフ会」の一品再現してみた

先日、仮面女子初となるファンミーティング「カレー料理対決オフ会」が開催された。 残念ながらイベントには参加できなかったが、勝利を収めた「チーム女子力」の「もあちゃんのバターチキンカレー」のレシピが公開されていたので再現してみた。 これが濃厚でコク深く、クリーミーでトマトの酸味がきいたお店で出しても遜色ない一品だった。 仮面女子初ファンミーティング「カレー料理対決オフ会」 2023年7月15日、秋葉原を本拠地とするアイドルグループ「仮面女子」初のファンミーティングと称し、「チーム未知数」と「チーム女子力」の ...

ReadMore

2023/7/22

【料理】麺に合うさば簡 オリーブオイル漬け。料理の素材にもそのまま食べても旨い!!夏にぴったり『さばのレモンそうめん』つくってみた

サバの缶詰って色々あるけれど、麺に合わせることに特化したサバ缶があることを知っているだろうか? サバ缶といえば、『サバ味噌缶』『サバの水煮缶』などがメジャーで、各社から同様の商品が数多く販売されている。 そんなサバ缶界に常に新風を巻き起こしている缶詰会社が存在する。 その名を「信田しだ缶詰」という。 千葉県銚子市、銚子漁港近くにて明治38年創業のこの会社、バブル崩壊後の1996年に放映された玉置浩二主演ドラマ「コーチ」にて誕生した架空の缶詰『サバカレー』を商品化した会社としても有名で、当時発売より1年間で ...

ReadMore

2023/7/21

日清焼そば☓シャウエッセン『ボイル革命ウインナー焼そば』。簡単一緒に茹でるだけ!!時短メシやキャンプ飯にもいい!!

日清食品の人気インスタント麺『日清焼そば』が発売開始より60周年を迎える今年2023年、革命的な調理法が公開された。 ウインナー界では一目置かれる日本ハムの『シャウエッセン』とのコラボしたこの調理法、単純明快、フライパンで焼そばとウインナーを一緒に茹でるだけ(仕上げ除く)。 具材として加えることはあっても、一緒に茹でるという発想はなかったと話題だ。 ウインナーのジューシーさと焼そばのスパイシーさを掛け合わせた味は間違いない。 そんな『ボイル革命ウインナー焼そば』作ってみた。 日清『ボイル革命ウインナー焼そ ...

ReadMore

2023/7/16

冷凍ステーキの焼き方は解凍せず凍ったままが最強説。相沢商店のランプステーキ焼いたら旨すぎて絶句した

冷凍自販機や冷凍食品の通販などの人気もあって、全国の旨い肉が手軽に手に入る今の時代。 精肉店でも冷凍自販機を設置するところが増え、24時間いつでも美味しい肉が手に入る場所も増えた。 栃木県小山市にある「相沢商店」でもA5ランクの高級黒毛和牛の購入できる自販機が設置されている。 中でも「和牛ガチャ」という、2,000円でそれ以上の価値のある和牛が手に入るものが人気。 今回冷凍ステーキに使用するのも、そんな相沢商店の和牛ガチャで手に入れたもの。 さっそく冷凍ステーキの焼き方の解説がてら、実際に焼いてみよう。 ...

ReadMore

2023/7/15

【料理レシピ】おろし玉ねぎダレそうめん。おろし玉ねぎとめんつゆ合わせたタレ絡めて食べるそうめん

おろし玉ねぎでつくるタレが万能すぎて、そうめんに絡めて食べたら最高だった。 食欲の落ちる夏場に最適。 おろし玉ねぎのさっぱりとした風味にめんつゆの旨味きいていて、そうめん食べる箸が止まらないくなる。 冷奴にのせてもいいし、和風な野菜サラダなどにも使える。 冷蔵庫に作り置きしておきたいおろし玉ねぎダレ。 今回はそんなおろし玉ねぎダレでそうめん食べてみた。 おろし玉ねぎダレそうめん おろし玉ねぎダレをかけたそうめん。 これがなかなかヤミツキ感のある一品だった。 用意した材料はこんな感じ。 作り方 1.おろし玉 ...

ReadMore

2023/7/15

遠藤食品の『しょうがフレーク』。ジンジャラー御用達のせるだけ、まぜるだけで生姜醤油の味わいに!!

栃木県佐野市にあるしょうが推しの漬物会社「遠藤食品」。 数あるしょうが漬物シリーズの中で、ジンジャラー御用達の一品と呼ばれる『しょうがフレーク』。 みじん切りにした国産生姜を醤油ダレに漬けた、かけるだけ、まぜるだけで旨いやつ。 ピリっとした生姜の辛味に醤油の風味がクセになる。 生姜焼きなど、具材としても使えたりと抜群のポテンシャルを秘めている。 今回はそんな遠藤食品の『しょうがフレーク』で色々食べてみた。 遠藤食品のしょうがフレーク 栃木県佐野市にある遠藤食品は、「しょうがを食卓に」精神のもと生姜製品を中 ...

ReadMore

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




-料理してみた, 料理レシピ, 食レポ
-