キッチン用品 レビュー

これさえあれば餃子を焼く時の油ハネも心配なし。コンロ周りの後片付けから解放されるアイテム

焼き立ての餃子ほど美味いものはない。
皮はぱりっと香ばしく、中はふっくらジューシーなあの美味さ。

でもその代償としてコンロ周りは油まみれになってしまう。
何故なら途中の工程で油まみれのフライパンに水を注がなくてはいけないからに他ならない。
それがイヤで餃子は出来合いのもので我慢している人は多いはずだ。

そのストレスから解放されたら毎日でも餃子焼くのに(焼かないけど)。
油まみれにならずに済んだなら。

そんな人にオススメしたい、夢のようなフライパンの蓋についに出会うことができた。



餃子を焼くと油まみれになる理由

冷凍餃子などあらかじめ水を入れてしまうもの、水を入れる必要の無いものはあるが、本格的に美味しい餃子を食べたいならばやっぱ生が最高だ。
そうなると焼き途中の水を加える工程は外せない。

水と油の相性は最悪なので、水を加えた途端に怒り狂ったかのように油が飛び散り、コンロ周りは大変なことに。
これがめちゃくちゃストレスだ。

ではどうして、水を加えないといけないのか?

餃子の皮は一面しか焦げていないのはわかるだろう。
あれはフライパンに触れている面が一面しかないからだ。
普通なら転がしながらや裏返しながらという工程があるので具材に満遍なく火が通る。

だが餃子はそうはいかない。

そのままでは火の通りが悪く、片面焼けになってしまう。
もちろん餃子の具材は生なのでしっかり全体に火を通す必要がある。

そこで有効なのが蒸し焼きだ。
皮を焼いた後に水を加え蓋をすることで、油により弾け蒸発した水蒸気が満遍なく具材に火を通してくれる。

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蓋をしたまま水が差せる蓋がある

ならば蓋をしたまま水差しが出来ればいいんじゃないか?

実はすでにそんなフライパンの蓋が存在する。
それが今回紹介するパール金属から発売中の「水差しできるガラス蓋」。

製品仕様

商品名 水差しできるガラス蓋
サイズ 外径271×内径258×高さ98mm
重量 約660g
材質 ガラス:強化ガラス(全面物理強化)、金属部:ステンレス鋼、取っ手スタンド:ナイロン(耐熱温度150度)、スタンドカバー:シリコーンゴム(耐熱温度200度)
原産国 ガラス蓋:中国、つまみ:韓国

強化ガラス製の蓋に自立する取っ手、そして中央には注ぎ口。

ほぼ全面がガラスなので料理の仕上がり加減も視認することができる。
また、取っ手が自立するスタンドになっているので置き場所にも困らない。

そして最大の特徴は中央の円筒には蓋付きの注ぎ口があり、レバーでワンタッチで開閉することができる。
フライパンに蓋をしたまま、ここから水を注ぐことができるので油ハネの心配はなくなる。

この蓋の開閉で蒸気を逃すことも可能がだ、円筒側面には3.5mmほどの穴があるのである程度はそのままでも対応可能だ。

蓋のサイズは「26cm」「28cm」の2サイズが確認できた。
要するに対応していないサイズのフライパンでは使用できない。

使用してみた

実際に使用してみた。

これは革命的。
コンロ周りにまったく油ハネすることなく餃子が焼けるなんて便利すぎる。

餃子って好きだけど、どうしてもあの油ハネがストレスすぎてあまり自分で焼くことは少なかった。
それゆえに、出先で美味しそうな餃子を見かけても購入に至ることは少なかった。

これに出会って、これからは焼き立ての餃子をおかずにメシもありだなと思えるようになった。
これからは積極的に餃子も買っていけそうだ。

使用感としては注ぎ口から蒸気が漏れるとかもないし、フライパンとのフィット感も完璧。

ただ、焼きあがった後に自立させようと取っ手を持ちながら傾けたら、注ぎ口から熱湯が流れ出してきた。
蓋を持つときには必ずミトンを装着することを忘れずに。
※注ぎ口に注意書きもされている

使用時の注意点

便利な蓋ではあるが、注意点がある。
この注ぎ口、実は全開にすることは出来ない。

内径17mm、開閉角度45度

そのため、水を注ぐ際の容器はあまり大きなものは好ましくない。

勢いよく注ぐとあふれる可能性もあるので加減が必要だ。
また蓋を立てる時にこの注ぎ口から熱水などが溢れる場合があるので、立てる時にも十分注意しよう。

最後に

餃子を焼く時に水を入れると飛び跳ねる油が苦手という人にオススメしたいフライパン蓋「水差しできるガラス蓋」。

蓋を持ち上げることなく水を差せるのはかなり便利。
ガラスなので中は見るし、取っ手が自立するので通常の使用も必要な機能は揃っている。

オススメポイント

・蓋をしたまま水が差せる
・蓋が自立するので置き場所に困らない
・強化ガラスなので中を見ながら調理ができる
・コンロ周りが油ハネしないのであと片付けが楽

注意ポイント

・サイズが26cmと28cmの2タイプしかない
・注ぎ口が全開しない
・蓋を立てる時に注ぎ口から熱湯があふれる場合があるのでミトン必須

総評すると便利であと片付けが楽になってよい。
コンロ周りの掃除が面倒な人にもおすすめ。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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