スマホの普及により現代病「ストレートネック」、通称スマホ首が急増している。
日常生活で使用頻度が急激しているパソコンやスマホ、携帯などによるうつむき姿勢が原因で首の骨が真っ直ぐになってしまうストレートネック。
これが原因により自律神経の不調を引き起こすことで、さまざまな良くない症状が現れるという。
頭痛やめまい、慢性的なダルさ、肩や首のコリ、血行不良や手足の冷えなどたくさんの症状を引き起こす原因になりえる。
かくいう自分も長年の偏頭痛に加え、これまでは寝れば治った偏頭痛が寝ただけでは回復しない、寝起きに首コリやそれにともなう偏頭痛などを感じることが多くなった。
枕が原因と思いこれまで何度も買い替えてきたが、もしかしたらこれこそがストレートネックによる症状なのではないか?
そうはいっても整体などに行くのは面倒だし、コストもそうだが何より定期的に通うのも施術を受ける時間もおしい。
自宅で一人で手軽にストレートネック対策ができないものかと思い、今回「スローコアピロー」を使用した「スローコアエクササイズ」に挑戦してみることにした。
目次(タップできる)
現代病ストレートネックとは?
携帯やスマホ、パソコンの普及により人の生活は飛躍的に便利になった。
特にスマホの普及は人の暮らしは一変させた。
ゲームやコミュニケーション、調べ物などすべてスマホひとつで事足りる。
職場ではパソコンが当たり前の世の中。
パソコンの普及により人は体を動かすことが減り、携帯端末を使用することでうつむきがちになることが多くなった。
パソコンを使った長時間のデスクワーク、スマホや携帯使用によるうつむき姿勢が知らず知らずに首に過剰なストレスを与えているとも知らずに。
今こんな姿勢になってない!?
通常、人間の背骨は首から背中にかけて緩やかなS字カーブを描いている。
首の骨は正常なら後方に緩やかに湾曲することで、バネのような役割持ち頭の重さを分散させ負担を軽減させている。
これが首の骨がまっすぐになってしまうのがトレートネック(通称スマホ首)と呼ばれるもの。
まっすぐになることで負荷を分散させることもできなくなり、頭の重さはダイレクトに首への負担としてのしかかってくる。
主な原因
・パソコンを使った長時間のデスクワーク
・スマホや携帯をうつむいて使用
・猫背など姿勢の悪さ
・長時間の同じ姿勢
どうしてストレートネックになるのか?
体重50kgと仮定しよう。
正しい姿勢では頭の重さは6kgが背骨に加重される。
だが、これがうつむき姿勢になるだけで、約3倍の20kgもの大きな負担になるという。
想像しただけでもその負荷は計り知れない。
これが長時間続くことで徐々に首のカーブが失われ、やがてストレートネックになってしまう危険性がある。
自律神経の不調による症状
ストレートネックなど首へのストレスが原因により歪みやねじれが発生し、首周辺のストレスが過剰になることで自律神経が不調になると言われている。
自律神経が不調になれば頭痛やめまい、冷え性などさまざまな症状が起きる危険性がある。
それゆえにストレートネックはさまざまな不調の要因になり得ると言われ、現代病のひとつとして認知されている。
主な症状
・肩や首、背中、腰などのコリや痛み
・頭痛
・眼精疲労
・めまいや吐き気
・手足の冷え
・慢性的なダルさ
・血行不良
・内蔵機能の低下
ストレートネックかチェックする方法
医者ではないので自分がストレートネックかどうかなんてわからない。
実は自分がストレートネックかどうかは簡単にチェックすることができる。
チェック方法
- 壁を背にし、かかとを壁につけて立つ
- おしり、肩甲骨、頭が自然に壁についているか確認する
- 頭が自然につかない場合はストレートネックの疑いあり
もし頭が自然に壁につかないならストレートネックの可能性がある。
スローコアで自宅で簡単にゆがみ矯正の手助けに
そこで注目したいのが、スローコアライフから発売している「スローコアピロー」。
いわゆる矯正枕にも似ているが、決してこれを枕がわりにして寝るというものではない。
簡単なストレッチを毎日繰り返すことで次第に体の歪みの改善、長年の頭痛や首コリなどさまざまな不調の改善の手助けができる運動補助用具。
それがスローコア。
身体の不調は、まずはじめに首コリを治すことで改善されると言われている。
それほど首への負担を軽減させるということは重要。
根本原因にアプローチして、改善の手助けをすることができれば、おのずと体の不調の改善にも繋がるのではないか?
簡単エクササイズで体を整える
日々の疲労の蓄積、コリや痛みが慢性化することにより体が硬くなり、体が常に「異常緊張」状態となる。
これは睡眠でも改善されないため、おのずと睡眠の質も低下する。
睡眠の質が低下すれば、さらに悪化が加速する。
厄介なのがこれが無自覚のうちに「過剰緊張」状態を生み出していること。
次第に自律神経のバランスが崩れて、体に不調をきたしてくる。
この問題を解決するために考案されたのが『スローコアピロー』を使った『スローコアエクササイズ』。
毎日空いた時間に定期的に必要があるので、あまり面倒だと続かない。
なんとスローコアピローを使い最適なフォームを確保し、7分ほどの簡単なエクササイズをするだけで良い。
ゆらす、ゆるめる、整えるをテーマとした新たなコンディション法、それがスローコアエクササイズ。
スローコアエクササイズが良いとされる3つの理由
コスパ抜群
そうは言ってもお高いんでしょ?
ストレッチをするためだけの枕が何万円もするとか無理。
たしかに通常価格30,320円は高価だ。
特別価格で24,800円となってはいるものの、それでも気軽に買える金額ではない。
だがものは考えよう。
これまで頻繁に枕を買い替えてきた人や整体、マッサージに定期的に通っている人なら確実にお得。
なにより費用だけでなく、余計な労力や時間の節約になるのも大きい。
寝るだけで改善できる枕はない
いや待て、
だったらそんなの快眠枕とか寝るだけで改善する枕、オーダーメイド枕とか買った方が楽なんじゃないか?
ストレッチも何も必要ないし、寝心地も最高だし寝るだけで改善されるとか無敵。
そんなことを思ったかもしれない。
よく寝るだけで体が良くなる枕、自分にフィットするようにカスタマイズされた高級枕などが売られている。
買った時は調子が良いけど、次第に合わなくなりまた違う枕を購入する。
そんな負の連鎖に陥ってはいないだろうか?
枕は使い続けると形状が変わってしまうので、何年もベストな状態で使い続けるのは不可能。
最初のうちは調子良かったのに最近ダメなんてのはそれが原因。
どんなに高級な枕を買ってもそれは必然。
オーダーメイド枕の利点は、その形状変化を都度修正することで長くベストな寝心地を享受できる点にある。
だが自分の体に合うように枕を矯正しているだけで、体自体が矯正されているわけではない。
歪んだ体に合わせた枕がベストと呼べるかどうかは考えるまでもない。
また寝るだけで改善される枕と謳われた枕はよく見かけるし、残念ながらそれだけで簡単に矯正されることはない。
※医療効果を謳った枕なら別かもしれないが
枕選びの過ち
そこで必要となるのが最適なポジションをキープする矯正枕と最適な運動。
それを提唱するのがスローコアエクササイズ。
スローコアフルパックEX使ってみた
さっそく届いたスローコア。
中に入っていたのはこんな感じ。
商品内容
・スローコアピローPRO-EX
・スローコア公式テキスト
・スローコア別冊付録テキスト
・スローコア特別付録テキスト
・スローコア公式DVD×2
そしてこれがすべてのコアとなる、スローコアピロー。
この枕を使用して脊椎をけん引することがスローコアエクササイズには欠かせない。
1日10個しか作れないという、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げた一品。
仕様
サイズ 約80×140×280mm
素材 特殊発泡ウレタン
カラー ライトブルー
製造 日本製
耐久年数 5年
その他 防汚、抗菌、防臭、撥水効果
触りこごちは硬すぎず程よい弾力、匂いなども気にならない。
特殊な形状が人間工学に基づき計算されているので、幅広いユーザーにフィットすることができるという。
また負荷を分散するとともに、ストレッチ作用を最大限に発揮させるというこだわりの一品。
テキストは基本の使い方から、すぐに始めたい人向け、パートナーに手伝ってもらう人向けから、さまざまなガイドブックが揃う。
わかりやすく動画で解説するDVDもセットになっているので、読みながらが面倒な人も安心。
使い方
まず始めに体の状態をチェックする。
記入用紙が用意されているので、使用前使用後の状態がわかるように記入しておくといいだろう。
次にエクササイズマットなどを床に敷いて枕をセット。
頭を置いた時に、頭と床の隙間がちょうど手のひら位になるようにする。
この時に枕の向きを変えることで高さや負荷を調整することができる。
表面と裏面の特殊な構造により、その日の状態により向きを変えるだけで簡単に調整ができる。
もしこれでも合わない時には、タオルを敷くなどしてベストな状態をキープするといいだろう。
7分ほどの簡単なエクササイズを行う。
枕により脊椎をけん引しつつ、ストレスをかけずに小さくゆっくりとした運動を続ける。
これにより体の機能改善が期待されるという。
最後にその日の変化などを記入用紙に残しておく。
あとはこれを毎日繰り返すだけ。
日々のルーティンに組み込めば苦にならない。
実際に使用した感想
実際に使ってみると、使用後は程よい運動に体もポカポカになる。
時折眠気が来ることもあるのは過度なストレスがかからずリラックスした状態でできるからだろう。
睡眠前にやると快眠できそうだ。
驚いたのはたった一回で効果があったこと。
使用前のチェックでこぶしひとつ分くらい壁から離れていた頭が、使用後には手の平くらいの隙間になっていた。
症状など個人差はあるとは思うが、これはなかなか期待大ではないだろうか?
でも医療器具ではなく運動補助用具なので過度な期待は禁物。
こんな人にオススメ
改善したという口コミが多く、92.7%もの人が満足したという。
こんな人にオススメしたい。
こんな人に
・整体やマッサージに通っている人
・時間をかけずに簡単に
・お金はなるべくかけたくない
・不調を改善したい
・スマホやパソコンを良く使う
こんな人にはおすすめできない
こんな症状のある人は購入前には注意しよう。
注意ポイント
・仰向けで寝られない
・重症な脊椎ヘルニア
・重度なストレートネック
・交通事故によるムチウチ症
・首に大きな不具合を抱えている
・重度のめまい
・通院中、通院の必要性がある場合は医師の診断を仰ぐ
※個人差があるので、必ずしも効果効能があるとは限らない。
※特定の病気や疾患の治療を目的とした医療器具ではないので過度な期待は禁物。
※効果を感じられない、イメージが違うなどの苦情や返品はできない。
ちゃんと使い方を理解しない人にもおすすめできない。
これを普段の枕として使用しているなんて口コミもあったほど。
最後に
今回ストレートネックの改善にアプローチするという『スローコア』を使ってみた。
ぶっちゃけ、こういうのって結局長く使い続けないと効果ないんでしょ?と思っていた。
想像以上に簡単で手間がかからないのに、すぐにその効果を実感することができた。
※個人差アリ
本当ならば日々の生活でストレートネックにならないよう気をつけるべきだが、なかなかそうもいかないのが現代病の厄介なところ。
せめて悪化を防ぎつつ改善の効果を期待できる、スローコアエクササイズを続けてみたいと思う。