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料理研究家リュウジ氏×サッポロ一番コラボ『サッポロ一番 しょうゆ味油そば ガーリックバター風』が買えなすぎるので作ってみた

人気の料理研究家リュウジ氏とサッポロ一番がコラボした限定商品が2021年2月15日に発売開始した。

今回発売したのは『サッポロ一番 ごま味しょうゆまぜそば 辛口オイスター味』、『サッポロ一番 しょうゆ味油そば ガーリックバター風』の2種類。
ところがこれがあまりの人気に売り切れ続出となり、まったく手に入れることができない。

あれから1か月以上が経過したが、地域と数量が限定されているためまったくその姿を見ることはなかった。
実はこの商品、リュウジ氏のYouTubeチャンネルにて再現レシピが公開されている。

今回はそんなコラボ商品のひとつ、『ガリバタ油そば』を作ってみたので備忘録がてらまとめてみた。



ガーリックバター油そば

噂のガリバタ油そば、用意した材料はこんな感じ。

材料

・サッロポ一番しょうゆ味 1袋
・卵 1個
・ニンニク 1片
・バター 8g
・砂糖 小さじ1/3
・小ネギ 適量
・黒胡椒 適量
・水 500ml

作り方はこんな感じ。
ちなみに公式の作り方だと、そのまま食べると若干塩味が強い印象だったので微調整してある。
酒のつまみとして食べるなら公式のままで作るといいかもしれない。
それについてはリュウジ氏のYouTubeチャンネルを確認してほしい。

手順

  1. ニンニクをみじん切りにする
  2. フライパンで熱したバターでニンニクをこげ茶色になるまで炒める
  3. 炒めたら器に移し、特製スパイス、粉末スープを小さじ1.5、砂糖を加えておく
  4. 別容器に粉末スープ、卵白を入れておく
  5. 麺を3分茹で、ゆで汁大さじ1を器に入れて混ぜ合わせタレを完成させておく
  6. さらに別容器にゆで汁を120ml入れてかき混ぜ、小ネギと黒コショウをかける
  7. 麺を器に入れてタレをしっかり絡める
  8. 最後に小ネギを散らし、卵黄を乗せ黒コショウをかければ完成

まずはニンニクをみじん切りにしてフライパンで焦げ茶色になるまで炒める。

器に炒めたニンニク、粉末スープ小さじ1.5、特製スパイス、砂糖を入れておく。
普通のバターを使う場合は、粉末スープ小さじ1くらいに抑えないと塩気がしっかりきいてしまうので、規定通りに使うならば無塩バターを使うといいかもしれない。

酒のつまみとして作るなら規定通りで大丈夫だ。

残った粉末スープと卵白を入れておく。
これも結構濃いめの印象だったので粉末スープの量を調整するといいかもしれない。

麺を3分茹で、茹で上がったらゆで汁大さじ1を器に入れ、よく混ぜ合わせてタレをつくっておく。

別容器にもゆで汁を120mlほどいれ、軽くかき混ぜる。
湯温が低いと卵白が固まらないので、そんな時は40秒ほどレンチンすると良いそうだ。

あとは麺を器に移してタレとよく絡ませ、小ネギ散らして黒コショウを振り、中央に黄身をトッピングすれば完成。

ガリバタ油そば食べてみた

ということで完成。
ガーリックバター油そばと浮雲スープ。

さっそく卵を絡めて食べてみよう。

ニンニクのパンチきいた風味にバターの香りとコクがたまらなく旨い。
醤油の芳ばしい風味がまた味に深みをもたらす。

卵黄絡めるとこれがまたまろやかな風味になって箸がススム。
ただ、規定通りに作ったら若干塩気が強くなってしまったので、塩気が気になる人は微調整が必要かもしれない。

おすすめというタバスコも試してみる。

ピリッとした辛みと酸味が味変的にちょうどいい。
ガリバタースパイシー油そばもなかなかアリ。

そして浮雲スープ。
卵白が浮雲のように固まるからそう名付けたそうだ。

一度に2品作れるうえに、材料を無駄にしないというのが素晴らしい。
醤油スープのコク旨感に卵のふんわり食感が後を引く。

ただ、これもまたなかなか塩気が強いので微調整が必要。

最後に

リュウジ氏とサッポロ一番がコラボした『サッポロ一番 しょうゆ味油そば ガーリックバター風』が手に入らなかったので、リュウジ氏がYouTubeチャンネルにて公開している再現レシピを試してみた。

とても簡単に作れるのに、ヤミツキ感ハンパない絶品料理。
食べてみた感じだと塩気しっかりめなので、お酒を飲む人がつまみに食べると最高かもしれない。

普通にこれだけ食べるなら若干微調整とかが必要。
まぁ塩気の感じ方は人それぞれなので一度食べてみてから判断してほしい。


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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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