日中も温かくなり春の陽気になってきた。
なんだか気が付くと目の前には花が咲いていた、そうそれはチャーシューの花だ。
麺処TANAKAでまぜそばを食べようとしていたはずが、カウンターに置かれたそれはまるで花が咲いているかのような可憐な姿。
と思ったあなた、きっと疲れてるのよ。
あれはたしか金曜の昼のことだった。
気が付いたら麺処TANAKAの駐車場に車を停めて店内に歩いていた。
そしておもむろに取り出した財布からお金を吸い込み口に差し込むと、手の平には「豚入りまぜそば」「チャーシュー」という紙切れが2枚。
そして気が付くとそこにはチャーシューの花が咲き乱れていた。
これは夢なのか?いや現実だ。
まぎれもなくそれはそこにあった。
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豚入りまぜそばチゃーシュー7枚乗せ
まるで夢でも見ているかのようだった、まさかどんぶりのフチを一周してもなお余りあるほどのチャーシューがトッピングされたまぜそばが現れるとは。
きっとこれは店主から冒険者への試練に違いない。
ここを通りたくば、このどんぶりをすべて平らげてみせよ。
さもなくばそこに待っているのは、以下略
豚入りまぜそばチャーシューマシ+何かの力、恐ろしい。
そのままのチャーシューにカットしたチャーシュー合わせて7枚の爆盛り、そこにネギ、ほうれん草、ニンニク、魚粉、生卵、マヨネーズがトッピングされている。
まぁネギとほうれん草もあるし0キロカロリーだから大丈夫だろう。
一見、あれ?これ麺どこ?というほどのどんぶり一杯の存在感だが、チャーシュー層の下にはちゃんと麺の層が存在する。
そして底面にはまぜダレが鎮座。
さて、どこから攻略するべきか。
まずはこれ、チャーシュー魚粉マヨ絡め。
味薄めのチャーシューなので、マヨと魚粉の塩気が丁度いい。
魚粉の旨味も相まってなんともたまらない背徳感と高揚感のある味だろう。
続いて、防御力の低めな中央の生卵層から内部へと切り崩し、麺を取り出す。
5か月ぶりに食べるが、前よりタレの塩気とクセが和らいだ印象だ。
そして麺はコシのある中太麺で意外と食べやすい。
魚粉の旨味とタレ、マヨのバランスが絶妙。
黒胡椒のピリッとした辛さも丁度よいアクセントだ。
ニンニクを混ぜる辛みとコクが増して美味さ倍増。
仕事中なのに昼メシにニンニクがっつり入れる後先考えない感じが背徳感があってたまらない。
※花粉のシーズンなのでマスクはつけているからきっと平気
辛みブーストが最強に美味い
そして後半は備え付けの唐辛子をかけまくり味変。
※ちなみに辛魚粉はメニューから無くなった。
後半のちょっとそろそろやばいな、という時に味変としてかけた唐辛子。
これが抜群に合う。
これなら最初からかけて食べてもいいかもしれない。
がっつりと全体にかけまくってラストスパート。
それにしてもやはり圧倒的に食べやすくなった印象がある。
そのおかげかなんとか完食することができた。
最後にどんぶりに残った旨汁に追いご飯といきたかったところだが、あきらかに腹9分目くらいいっていたので断念。
きっと美味いだろうな。
最後に
何か見えない力が働いて、とんでもない一杯が姿をあらわしたが、なんとか無事攻略することができた。
だが真のファイターならきっと〆にご飯を投入することをためらいはしなかっただろう。
まだまだだな。
通常は豚入りまぜそばを注文してもこんなことにはならないと思うので安心してほしい。
そして帰りにお店前の自販機で黒烏龍茶を購入し、一気飲み･･･はできなかったけど、これで０キロカロリー。
※書いてる今も満腹感は収まらない
麺処TANAKA
住所 栃木県小山市南小林144-5
TEL 0285-38-0773
営業時間 火水木 11:00~14:20
金土日 11:00~14:20/17:00~20:20
定休日 月曜固定
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