【栃木県高根沢町】ローストポークわん。絶品極厚レア豚は食べるべき一品

栃木県高根沢町に絶品ローストポークを堪能できるこだわりのお店がある。
塩谷郡高根沢町宝積寺、JR宝積寺駅から900mほどの郵便局隣にあるのが今回訪問した『ローストポークわん』。

宝積寺駅といえば東京2020オリンピックのメイン会場を手掛けた隈研吾(くまけんご)氏のデザインする斬新な駅舎で、それは一見の価値があるほど。
そんな宝積寺にあるローストポークの匠が構えるお店がローストポークわん。

この味を目当てにここまで来てもいいと思わせるほどに、見た目、味ともに魅力的な一品だった。

ローストポークわんに行ってみた

ここが今回訪問した栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺にあるローストポークわん。

2018年11月にオープンしたお店で、濃厚魚介つけ麺発祥の有名店から転身した店主の営むお店。
ラーメン店時代より始めたチャーシューへのこだわり、店を卒業後に研究を重ねついには究極のローストポークを生み出すに至った。

国産豚の肩ロースを低温調理により7時間かけてじっくり仕上げたローストポークは絶品の一言に尽きる。

お店は住宅街エリアにあるため「あれ?この道でいいのか?」と思いがちな場所にあるが、それがより一層隠れた名店感をかもしだす。

アクセス

ローストポークわんの駐車場

お店は郵便局の隣、看板は建物横のこの看板のみ。

意識して訪問しないと見逃しそうなので、郵便局を目印に訪問するといいだろう。
ぶっちゃけ気づかずに通り過ぎてしまった。笑

店舗正面と向かって左側に専用の駐車場がある。

正面側には2台、左側には5台の駐車が可能。
あまりに郵便局に近いことからか、間違って郵便局のお客が駐車していったほど。
くれぐれも郵便局に来た人は間違って駐車しないよう気をつけよう。

店内はこんな感じ

さっそく店内に入ってみよう。

店内は広めでゆったりしていて、ちょっとしたカフェのよう。
もと喫茶店があった場所なだけはある。

入って右手にキッチンがあり、その入り口付近がレジカウンターになっている。
右壁沿いにカウンター席が4席、ホールには2人掛けのテーブル席が16卓と結構キャパがある。

さっそくテーブル席に陣取る。
備え付けはからし、七味、山椒、ソース、ゴマドレッシングなど。

味のカスタマイズが可能なようだが、初だし今回は使用しない予定。

ローストポークわんのメニュー

ローストポークわんのメニューこんな感じ。

ローストポークソテー定食、ローストポークとんかつ定食をメインとし、豚だけでなく鶏のからあげ定食、黒酢チキン南蛮丼などまで取り揃えている。

定食のライスがおかわり自由なのが嬉しい。

ローストポークに使用されるのは、那須のブランド豚である那須郡司豚の肩ロース。
スチームコンベクションを使用し、那須郡司豚の美味さを最大限まで引き出した一品かつ、国の定めた基準以上の高温で長時間かけて調理しているので安心。

絶品料理の数々を堪能

どれも美味そうで何を注文しようか悩んでしまう。
せっかくだし色々と味わってみようじゃないか。

ローストポークソテー定食

まずこれがローストポーク定食の大(1,350円)。

ライス、豚汁、漬物がセットで付いてくる。
ちなみにランチタイムは挽きたてのコーヒーも付いてくるらしい。

大はなんと270gものローストポークを堪能できる。
特製のデミグラスソースでいただくようだ。

表面をソテーして中に旨味を閉じ込めてある。

キレイなピンク色した断面からジューシーな肉汁があふれ出している。

さっそくデミグラスソースをつけていただく。

絶妙なメイラード反応による芳ばしさを感じつつ、深いコクと甘味、酸味あるソースが口の中で肉汁と一体化し芳醇な旨味を演出する。
まさに口内調理の極みだ。

ソテーしたことで表面はしっかり中は柔らかで弾力のある食感に仕上がっている。
これは美味いどころではなくヤバイ。

ローストポークとんかつ定食

続いてローストポークとんかつ定食の大(1,300円)。

こちらは大で230g。
粗めなパン粉に包まれたローストポークはこれまたきれいなピンク色。

ミディアムレアな焼き加減といったところ。

ソースではなく、おろし醤油でいただくようだ。

これはやばい。

さっそくオンザライスからのいただきます。

衣はサクサクでバターのような風味を感じる、ていうかこの衣からすでに美味い。
甘くて芳ばしい衣の中から、柔らかジューシーな肉汁あふれるローストポークがこんにちは。

おろし醤油タレは玉ねぎやセロリあたりだろうか、野菜の風味が効いたコクある一品。
意外と衣にクセがないので、ローストポークの旨味を存分に味わうことができる。

豚汁がやばい

セットの豚汁だからと油断していたらとんでもなかった。

濃厚な旨味あふれるトロトロスープに生姜の風味が効いていて美味い。
大ぶりにカットされた大根は味染み感最高でトロホクで美味い。

この豚汁をおかずにご飯が食えるほどの完成度。
しかも量も多くて食べごたえ抜群。

鶏のからあげ

せっかくなので鶏のからあげ(500円)も食べてみた。

これまた美味い。

数種のスパイスを効かせたからあげは、衣サクサクの中はふんわり柔らかジューシーで肉汁があふれる。
こんなんペロリだ。

どれもこれも美味すぎでライス大盛りおかわりしてしまった。

ガチで大盛り。笑

ていうか大盛のチョイスができるなら最初から大盛にしておいてもいいな。
どうせおかわり我慢できないし。

最後に

研究を重ねた末に辿り着いた究極のローストポークはとにかく絶品。
低温調理だからこそたどり着けるその食感と瑞々しさ、肉の旨味を極限まで引き出したその一品は是非一度、いや二度でも三度でも食べてほしい一品だ。

今回平日の火曜日の夜に栃木市から1時間半ほどかけて訪問したが、そんな距離は気にならないほどの満足感があった。
このお店が近所にある高根沢の人達が羨ましい。笑

豚レアを食べて思わず笑顔になる、そんなお店がローストポークわん。