一人暮らしややることが多いとよっぽときれい好きか掃除好きでもないと毎日掃除なんてやってられない。
ましてや社会人ともなれば、仕事に行き夜に帰宅してそれから掃除なんて、疲れるしダルすぎるからまずしないだろう。
せいぜい休日にまとめて掃除洗濯を済ますなんてのがいいところ。
ていうか掃除ってぶっちゃけめんどくさい。
でも生活をしているとどうしても棚や床にホコリが溜まりがちにな。
気になった時にちょっと掃除機やモップをかける程度で満足してしまい、とてもじゃないがしっかり掃除なんてやってられない。
こんな時に勝手に床掃除してくれたら楽だよなー、何かないかなー。
ていうかあるじゃない、自分の時間を消費することもなく、疲れて帰ってきても関係なく勝手に掃除ができる方法が。
ロボット掃除機だ!!
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目次(タップできる)
ロボット掃除機ってぶっちゃけどうなの?
随分前になるが、某社から初となるロボット掃除機が発売されて衝撃を受けた。
あれから各社でロボット掃除機が発売され、試行錯誤が繰り返され随分と洗練された印象だ。
でも、そうは言ってもロボット掃除機でしょ?
そんなキレイにできるわきゃないってずっと思っていたのだが、ついに部屋にロボット掃除機がやってきた。
結論から先に言うと、めちゃくちゃ便利だ。
そして想像していた以上に床がキレイになるし、何よりほっといても掃除してくれるので毎日キレイな床で過ごせる。
もう素足でペタペタ歩いて、足の裏にゴミが付くこともなくなった。
ECOVACSのロボット掃除機DEEBOT M88を使ってみた
そんなわけで今回レビューするのは巨大な箱に包まれたECOVACSから発売されているロボット掃除機のDEEBOT M88。
さっそく開封してみると、まず姿を現すのはリモコン、説明書など。
もったいぶらせてくれる。
フタをどかすとついにロボット掃除機DEEBOT M88の登場だ。
本体とパーツ以外にも、交換用のサイドブラシ4つ、水拭き乾拭き用のクリーニングモップ2枚、交換用フィルターなどの消耗品も同梱されているのはありがたい。
スタイリッシュな本体
そしてこれがロボット掃除機の本体。
正面の衝撃を吸収する衝突防止バンパー部分には輸送時の破損がないようにちゃんと緩衝材が挟まれている。
バンパー正面のセンサーで、壁や家具への衝突を最小限に抑えつつ、障害物を回避したり減速したりといった行動をしてくれる。
背面の排気部分もスタイリッシュ。
前面上部にはAUTOボタンのみとシンプル。
ボタンを押すことで掃除開始と一時停止をおこなえる。
トップカバーを開くとダストボックス、メンテナンスツールが装着されている。
ダストボックスにフィルターが付いているので片づけも楽そうだ。
簡単にパッと開けられるのでゴミ捨ても楽。
細かく残ったホコリはエアダスターとかで吹き飛ばしてやればすぐにキレイになる。
裏面はこんな感じ。
主電源は左のホイールの後方についている。
大きな2つのホイールは独特の溝をしていて、ちょっとした段差やカーペットなどはものともしなそうだ。
しかもサスペンションが装着されているので、でこぼこした場所でもしっかりと吸引口を床面にキープできるようになっている。
サイドブラシは3本付いたものが左右に装着され、右左が区別できるように色分けされている。
ナイロン製の柔らかくて弾力のあるブラシなので、家具などを傷つける心配もなさそう。
吸引ブラシは取り外しが可能。
しっかり掃除したい時には標準のブラシ付き。
ダイレクト吸引オプションを取り付ければ、ペットの毛だったりゴミが多い場所でもしっかり掃除ができる。
フロントとサイドのタイヤの前には落下防止のセンサーが設置されているので安心だ。
ここにゴミなどが溜まってしまうと正確に感知できないので落下の恐れがある場所で使用する場合には定期的に掃除してやるといいかもしれない。
モップがかけられる
付属のクリーニングタンクとクリー二ングモップを使用することで掃除と同時に乾拭きや水拭きまでできてしまう。
モップは下側をタンクに被せたら、マジックテープに貼りつけるだけと簡単。
汚れたらすぐに取り外して洗濯が可能。
水はタンク先端にあるキャップを開けて入れる。
入れすぎないように専用の容器が付属している。
部屋の大きさにもよるが、10畳ほどの部屋なら3回くらいは給水せずに掃除が可能。
あとは本体底部に取り付けるだけ。
この時に斜めにしながら取り付けたりするとモップにしみ出した水が垂れるので注意が必要。
充電ドッグの設置は工夫が必要
充電ドッグを設置する場合はある程度工夫が必要。
基本的に正面1.5m、両側面0.5mの空間を確保する必要がある。
適当に設置するといつまでも車を駐車できない初心者ドライバー状態になってしまう。
ちゃんとした位置を確保してあげないとバッテリーが少なくなっても充電ドッグにたどりつけずに力尽きてしまう恐れがある。
ちなみに掃除中に電源コードを引っ張ってしまうのでなるべく床にそのままにしない方がベスト。
掃除をしてみた
充電もしたことだし、さっそく掃除をしてみた。
充電ドッグから発進するDEEBOT M88の雄姿。
低い家具の下も8cm以上の隙間があれば余裕だ。
1,2cmの段差なら普通に乗り越えて進んでしまうくらいパワフル。
ただ、ケーブルや絨毯の毛糸部分など巻きこみやすいものは取り除くか折りたたむなどしておく必要がある。
5段階の掃除を一度に行う
出典:ECOVACS
拭き掃除から水拭きまで5段階の掃除を一度の行ってくれるので効率的。
想像以上にキレイになるので感動する。
掃除方法は4タイプ
・オート掃除
・シングルルーム掃除
・スポット掃除
・壁際掃除
の4タイプの掃除が可能で、基本はオートかシングルの2タイプになるはずだ。
使い続けると家具の位置や部屋の形を学習するようで、効率がどんどん良くなってくる。
最初は掃除に30分かけていたのが、3回、4回と繰り返すうちに時間が短縮している印象。
テーブルなどの足と判断すると周囲を回転するように掃除したりとなかなか賢い。
掃除の音と衝突回避能力
掃除は静音性の高い標準タイプと吸引力の高い2タイプが設定できる。
標準でも十分の吸引力だし、音もそこまでうるさくはない。
まぁ夜中に掃除するのはおすすめできないが。
壁や家具への衝突回避能力だが、最初こそ勢いよくぶつかっていたが、徐々に学習するようで3回くらい使ったあたりから衝突前に減速したり、寸前で停止して方向転換したりするようになった。
それでも衝突はするが、センサーが最小限に抑えてくれるので優しくあたる程度でそんなに気にするほどではない。
設定
設定は基本的にリモコンで行う。
オートモードや、方向制御、開始、一時停止、充電モード、掃除モード変更などが設定できる。
最初リモコンが反応しなくて苦戦したが、どうやら方向制御やモード変更などの操作は一時停止をしてからでないと受けつけないようだ。
マニュアルを見ろという話だがw
スマホアプリ対応
スマホアプリを連動させ本体をWi-Fiで繋げば、ロボット掃除機の操作だけでなく曜日や時間など詳細な掃除スケジュールを設定できる。
※通常は決まった時間に掃除させるタイマー機能のみ。
メンテナンス
快適に使用するには定期的にメンテナンスが必要。
その頻度は以下の通り。
メンテナンス頻度 | 交換頻度 | |
クリーニングクロス | 使用後毎回 | 50回洗浄後 |
ダストボックスフィルター クリーニングタンク |
使用後毎回 | |
サイドブラシ | 2週間に1回 | 3~6か月ごと |
メインブラシ | 週に1回 | 6~12か月ごと |
スポンジフィルター 高性能フィルター |
週に1回(部屋の汚れがひどい場合は2回) | 4~6か月ごと |
回転ホイール 落下防止センサー 充電コネクタ 充電ドックピン |
週に1回 |
DEEBOTロボット掃除機比較
今回紹介したDEEBOT M88のメーカーであるECOVACSからは床掃除ロボットや窓掃除ロボット、ロボット空気清浄機などいくつかのロボット掃除機が発売されている。
それぞれが独自の特徴を持っているので代表的な床掃除ロボットの性能についてまとめてみた。
M88 | R95 | MINI | |
カラー | プラチナホワイト | チタンブラック | ミントグリーン |
吸引オプション | メインブラシ ダイレクト吸引 |
メインブラシ ダイレクト吸引 |
ダイレクト吸引 |
モード | オート掃除 スポット掃除 壁面掃除 ワンルーム掃除 |
オート掃除 スポット掃除 エリア掃除 |
オート掃除 スポット掃除 壁面掃除 |
フィルタ | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
サイドブラシ | デュアル | デュアル | デュアル |
機能 |
自動充電 |
自動充電 タイマー設定 自動ゴミ回収 警告音:音声 継続モード スマホ連動 部屋自動マッピング 掃除中断記憶 拭き掃除 クッションバンパー |
自動充電 |
乗り越え高さ | 1.8cm | 1.7cm | 1.2cm |
本体重量 | 3.1kg | 3.7kg | 2.2kg |
寸法(mm) | 340×340×77.5 | 354×354×102 | 270×270×82 |
消費電力 | 30w | 30w | 15w |
動作音 | 56db(標準)/60db(最大) | 56db | 56db |
充電時間 | 4~5h | 約4h | 4h |
バッテリー容量(mAh) | ニッケル(3,000) | リチウム(2,850) | ニッケル(1,800) |
ダストボックス容量 | 380ml | 520ml | 300ml |
最長稼働時間 | 90分 | 90分 | 90分 |
センサー | 衝突防止 加速度 落下防止 |
衝突防止 落下防止 |
衝突防止 落下防止 |
アクセサリー |
スーパーマルチ除菌リキッド(水拭き掃除と同時に除菌が可能) |
||
販売価格(税別) | 39,800円 | 74,000円 | 19,800円 |
お試しレンタル | 2泊3日:3,240円 7泊8日:6,480円 |
2泊3日:3,240円 7泊8日:6,480円 |
2泊3日:2,160円 7泊8日:5,400円 |
値段は性能によってピンキリだが、オフィシャルで購入すると1%のポイント還元があったり、お試しレンタルで性能を試すことも可能なので、迷ったらまずお試しレンタルしてみるのもいいかもしれない。
最後に
ロボット掃除機は床掃除の手間を大幅に短縮してくれる便利なガジェットだ。
なかなか忙しい現代人には毎日床掃除をするというのは大変だが、自動で定期的に床掃除しておけば床から巻き上がるホコリもなくなり、結果的に部屋全体をある程度クリーンに保つことができる。
なんといってもホコリを気にせずにいつでも床に寝転がれるのはなんかうれしい。
毎日床掃除をする時間をブログの記事作成に充てれば、1記事くらいは余裕で書ける時間を確保することも可能だ。
ロボット掃除機を使うことで時間を手に入れられてしまうわけだ。
なかなか安い買い物ではないので気軽に購入というわけにはいかないが、今回紹介したECOVACSのオフィシャルショップならレンタルもできるので、まず性能を試して納得してから購入できるというのはポイント高いと思う。
まぁレンタルしてから購入するとその分トータル的に値段が上がってしまうので、その辺は気分次第ではあるが。
ロボット掃除機は一度使ったらその快適性に満足すること間違いなしだと思う。
※個人差あり