麺匠八雲(めんしょうやぐも)は神奈川県大和市にあるラーメン店。
店主であるまゆか店長は幼いころからラーメンが大好きで、学生時代には毎日のようにラーメンを食べ歩きをしていたほど。
元バイトAKBとしてアイドル業を続ける傍ら、自宅キッチンでラーメンの試作を続けてきたという。
そしてアイドル業を卒業し、2017年9月23日に20歳にして念願のラーメン店「麺匠八雲」をオープンさせた。
ちなみに修行はせず、すべて独学のようだ。
今もなおお店でラーメンを作る傍ら研究を続け、そのラーメンの味は磨かれ続けているという。
今回訪問するのは、そんなアイドルからラーメン店店主という珍しい経歴を持つ店主の営むお店。
スポンサーリンク
目次(タップできる)
麺匠八雲
やってきたのは8月12日の18時半ごろ。
お盆だけに混み合っていたらどうしようと思いつつやってくると先客は3組ほど。
お店から30mほど先にある駐車場に車を駐車。
ここが今回の目的地である麺匠八雲だ。
外待ちの椅子が5脚、冷たい水やうちわも提供されている。
空いている時間帯に来られてラッキーだった。
看板には札幌ラーメンと書かれてている。
神奈川県民でありながも、あえて札幌ラーメンというあたりが、並々ならない味噌ラーメン愛を感じさせる。
和を基調とした落ち着いた印象で店内入って右手が小上がりで座卓が1卓。
正面右手には二人席が2卓、左手厨房前にはカウンター席が6席となっている。
厨房がすりガラスになっていてまったく見えないようになっている。
これはやはり元アイドルというのもあっての配慮だろう。
若干圧迫感があるが仕方ない。
ちなみにスタッフやお客が映らないように店内やラーメンの撮影をしてほしいという注意書きがされている。
きっとオープン当初は撮影目当てのお客が多かったのだろうか、オープン当時の苦労を感じさせる。
レジやトイレは建物奥側になるが、そこからもまったく中は見えない。
だからといって覗き込もうとしたりはしないようにしよう。
店内には扇風機がいくつも設置されていて涼しく、和を感じさせるBGMが流れている。
スタッフは厨房に1名、ホール1名の2名体制のようだ。
残念ながら店長は不在だったようす。
備え付けはラー油、一味、コショウ、暑さ対策に扇子も置かれている。
メニュー
メニューはそれぞれの壁に貼られている。
北海道ラーメンというだけにバターラーメンなどや北の城ごはんやざんぎなど珍しいものもあった。
ラーメンは味噌、塩、醤油が選択ができるようだ。
一日10食限定の特製北海道ラーメンが気になる。
特製北海道ラーメン
そんなわけで今回チョイスしたのは特製北海道ラーメン(1,000円)。
トッピングはコーン、じゃがいも、バター、チャーシュー、ネギ、メンマ、もやし。
まさに北海道らしさのあるラーメン。
もちろん味噌味をチョイス。
まずはスープから。
濃厚なコクのある味噌味、ピリッとした辛さと甘味があるスープだ。
ベースには魚介系と動物系を使用した清湯スープを使用しているらしく、濃厚な旨味を感じる。
バターが絡むとさらにコクとまろやかさ旨味が増して、より一層北海道ラーメンらしい味になる。
続い麺。
北海道産小麦と天然かん水を使用した自家製麺。
中太麺でもっちりした食感にしっかり絡むスープの旨味。
麺の風味もいい感じ。
バターは一端じゃがいもの上に待避願って、ついでにじゃがバターも堪能する。
ホクホクのじゃがいもにバター最高。
チャーシューはプリプリした食感としっとり柔らかな食感が混在する。
噛むほどに旨味がしみだす。
もやしのシャキシャキ感もいい感じ。
最後に穴あきのレンゲでコーンを救出して完食。
まさに麺匠八雲の真骨頂といった一杯だろう。
北の白ごはんとざんぎ
そしてサイドメニューから注文したのは北の白ごはん並(250円)とざんぎ3個(300円)。
残念ながら北の白ごはんではなくライスの並が来てしまった。
ざんぎも注文したことだし、結果オーライか。笑
生姜醤油の効いていてご飯のおかずに最適。
表面パリパリで中はふっくらジューシーなもも肉のざんぎ(から揚げ)だ。
濃いめの味付けなのでご飯がとにかくススム。
そして付け合わせのたくあんが甘みがあって美味い。
このたくあんだけでご飯一杯いけそう。笑
最後に
栃木県から神奈川大和市はさすがに遠すぎるが、どうやら近々都内に2号店をオープンするとのことなので、訪問はしやすくなるんじゃないだろうか。
超激戦区の都内での2号店、がんばってほしいものだ。
まだまだ未攻略の一杯や気になるデザートもあったので、2号店ができた時には再攻略をしたいと思う。
麺匠八雲
住所 神奈川県大和市福田2158-4
TEL 046-404-2532
営業時間 11:00～15:00/17:00～22:00
定休日 年末年始
