やっと花粉のシーズンも終わり、遅ればせながらアウトドアのシーズンが到来した。
そんなわけで行きつけの河原に行って、例年通りアウトドア料理でもやってみることにした。
昨年の氾濫の爪痕がいたるところに残り、大木が漂着していたり、凹凸が激しくなった河川敷など様変わりしていた。
それでも相変わらずの人気スポットでマナーのなってない、なんちゃってアウトドア好きの捨てていったゴミもひどいありさまだ。
出入り禁止になるのもそう遠くない予感がするので、いまのうちにめいっぱい利用させてもらおう。
ということで、今回挑戦するのは無水カレーだ。
その名の通り、水を一切入れずに野菜から出る水分のみで作るカレーだ。
もう想像しただけで野菜の旨味満点でやばそう。
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無水カレーの材料
今回の無水カレーを作るにあたって準備した材料はこんな感じ。
※4杯分。
鶏肉 300g
マイタケ 1パック
玉ねぎ 2個
ニンジン 1本
トマト 1個
セロリ 1本
ヨーグルト 1個
小麦粉 大さじ3
カレー粉 大さじ2
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
サラダ油 大さじ2
ちなみに今回使用するカレー粉は2月に自作して3か月寝かせたものだ。
下準備
まずは下準備から。
こっちの下準備も忘れずに!!
まずは鶏肉に塩こしょうで下味をつけておく。
ちなみにこの3倍くらい塩こしょうしておいた方が丁度いいかもしれない。
つづいてフライパンにサラダ油大さじ2をしいて、小麦粉大さじ3を焦げないように弱火で10分ほど炒る。
ちなみに使っている耐熱グローブはこれ。
1,600円程度と安い割に厚みがしっかりあって、手首までしっかりガードしてくれる。
熱々の取っ手を持ちながら余裕で調理できる。
なんなら軍手をした上にも装備できるので結構な熱さまで耐えられそうだ。
使い込むまでは若拘束感があるのが難点だが。
若干焦げたがこんな感じにきつね色になればOK。
あとはこれを十分冷ましたらカレー粉大さじ2を混ぜる。
これでカレールーは完成。
もちろん市販のカレールー70gほどを使えばこの手間はいらないw
これで準備は整った。
調理開始
さっそく調理開始だ。
まずは鶏肉をオリーブオイルで炒めて、しっかりと焼き目をつけて取り出す。
つづいてダッチオーブンに適当にカットした野菜をすべて投入する。
そして野菜の上に鶏肉を戻したら蓋をして弱火で2時間ほど煮込む。
とにかくひたすら待つ。
で、2時間経過したのがこれだ。
野菜のエキスが溶け出して濃厚な液体が出てきた。
最後にカレー粉とヨーグルト1個(写真は2個分入ってしまっている)を入れてひと煮立ちさせれば完成。
無水カレーの完成
こうなった。
本格的なカレーっぽい見た目になった。
問題は味だ。
そして飯盒で炊いたご飯の登場。
若干ヨーグルトの溶け残りと焦げたのが気になるが、それなりいい感じになったんじゃないだろうか。
香りは様々なスパイスが複雑に絡み合うような豊潤な香りで食欲をそそる。
ほどより辛み、深いコクもある。
そしてトマトの酸味、野菜の甘味がしっかりと出ている。
水分がすべて野菜の旨味だから当然ではあるが。
これは美味い!!
普通のカレーに飽きたら、この無水カレーなんかどうだろうか?
新たなカレーの美味さを発見できるかも。