とんかつ 食レポ

とんかつの福よし。群馬県館林市にある行列のできるとんかつの名店

群馬県館林市にある、とんかつの福よし。

館林市で知らない人がいない、人気のとんかつの名店。
広い店内は充分なキャパがあるのも関わらず、それでも常に行列が絶えないほど。

熟練の技術だからこそ実現する、提供の速さにお客を待たせないというその心意気。
これは是非とも一度味わってみなくては。

ということで、今回はそんな「とんかつの福よし」に行ってみた。

掲載された情報は訪問時点のものです。
営業時間や店休日、メニューや価格など変更になっている可能性があります。
最新の情報は公式サイトやSNS、店舗などで直接ご確認ください。
※最新情報の掲載を保証するものではありません




とんかつの福よし

今回訪問したのは群馬県館林市緑町、館林駅より徒歩23分ほどにある「とんかつの福よし」。

老舗とんかつ店として、館林市で有名なお店で常に行列が耐えず、オープン前から20組以上60名以上の行列ができるほど。

1984年10月にオープンしたこのお店、1968年に東京葛飾区新小岩にオープンした福よしの暖簾分け。
店舗面積200坪、従業員数もおよそ30名、収容人数196名というキャパながら、それでもなお行列が耐えない人気店。

とんかつ店だから揚げに時間がかかるし、行列になるのは当たり前と思うかもしれない。
ところがこのお店、一般的なとんかつ店に比べると提供スピードが早いのも特徴。

こだわりハンパない

なんと揚げ物は、すべて店主であり総料理長の岡田操氏自ら調理するという。
店内は常に満席で、注文が殺到するにも関わらず提供スピードが早く、お客を待たせないのは丁寧な下準備と先読みの技術・効率的な調理が為せる技。

オープンより40余年もの間それは変わらず、揚げ物の命たる「揚げ」は、伝統的な職人の技の賜物。
当然1枚1枚に丁寧に揚げられ、何年経っても変わらないその味こそが人気の秘訣。

素材に対するこだわりも相当なもの。
それは肉などのメインのみならず、パン粉や油、キャベツなどの野菜に至るまで素材のすべてに妥協をしない。
こだわりすぎてパン粉用のパンまで焼いてもらうほど。

お店で使用する豚肉は上州銘柄豚の「上州麦豚」を使用、揚げ油には市販のラードに上質な豚の背脂をブレンドしたオリジナル仕様のものを使用する。
そしてパン粉は大手製パン業者より福よし仕様のオリジナル食パンを仕入れ、毎日必要な量だけパン粉に挽いて使用しているという。

もちろんソースも特別製だ。
玉ねぎやトマト、りんごや他にも複数の野菜や果実を加えてじっくり煮詰め、裏ごししてから砂糖や塩酢、香辛料を加えて味付けしたものを使用。

福よしへのアクセス

アクセス詳細

住所 群馬県館林市緑町22-22-8

車 東北道「館林インター」より3.7km(7分)
電車 東武線 館林駅「東口」より1.7km

駐車場 60台

駐車場は店舗北側に小さな自動車専用4台、道路挟んだ東側に36台、北側向かいに24台駐車可能。

福よしの店内

広い店内、その大半を座敷の広間が占める和な空間。
仕切りはあるが個室はない。

店内入るとすぐ左手にレジ、正面から左右にかけて広い厨房。

厨房右手の手前にはカウンター席があり、調理の風景を眺められる特等席が4席。
窓際にテーブル席。

入り口左手窓際には4人掛けのテーブル席が5卓ほど。

左手は座敷の大広間になっていて、4人掛けの座卓が12卓ほど。

大広間からは庭が望め、なんとも粋な雰囲気を演出している。

さらに2階はいくつかの部屋に分かれ、テーブル席、座卓の部屋など複数、さらに1室だけテーブル席の個室がある。
部屋を繋げて宴会などの利用も可能なようだ。

総数200席とキャパはかなりのもの。

卓上調味料は七味・からし・減塩醤油・醤油・岩塩・特製ソース。

福よしのメニュー

福よしのメニューはこんな感じ。
※2023年12月19日時点

※ご飯、豚汁、キャベツはおかわり1回無料
※ご飯大盛り無料

利用方法

  1. オープン前や行列時にはウェイティングボードに名前と人数を記入
  2. 呼び出しされたら案内された席に陣取る
  3. 呼び出しボタンを押して口頭注文
  4. 食後はレシートを持って入り口近くのレジにて精算



福よし行ってみた

訪問したのは2023年12月19日11時20分頃。
オープン10分前だけあり、店内待ち席やお店の前にはたくさんの待ち客で溢れていた。
この段階で20組42名ほど、後客も続々訪問し帰る時点でも10名ほどの行列ができていたほど。

注文をして待つこと15分、お待ちかねの品の登場だ。
それにしても提供が早い、この客数でこの提供スピードは驚異的。
巨大な揚げ鍋の為せる技か。

たいちょー
たいちょー
1時間待ちは覚悟していたのでびっくりだ

ヒレかつ定食(L判)

今回チョイスしたのは、『ヒレかつ定食』のL判(180g)+ご飯大盛り。

中央にはヒレかつが鎮座し、レモン、たっぷり山盛りキャベツにレタス、トマト、パセリが添えられている。
漬物にご飯、豚汁のセットだ。

大きめなご飯茶碗に大盛りご飯もボリューム満点。

まずは豚汁で喉を潤す。

具材は大根、ニンジン、ごぼう、豚肉、豆腐、ネギ。
具材の旨味溶け出す汁がコク深く旨味濃厚で染み渡る。

野菜にも肉の旨味や出汁の旨味がしっかり染みていて旨い。

それではお待ちかねのとんかつをいただこう。
肉は群馬ブランドの上州麦豚を使用。
芳ばしい香りただよい、油も良い香りでクドさを感じない。

荒めのパン粉まとった濃いきつね色の衣、ヒレかつの分厚い断面は程よくピンク色でジューシーな肉汁があふれる。

まずは岩塩をかけて。

衣はサクサク香ばしく、油っこくなくクドさを感じさせない。
こだわりのパン粉だけあり、それ自体に甘みがあり旨い。
肉は余分な筋や脂を丁寧に取り除いてあるので柔らかく、ジューシーで噛むほどに肉の旨味溢れ、例えるなら飲めるとんかつといったところか。

あらかじめ塩胡椒をしてあるのでクセもなく食べやすく、脂の甘みも存分に感じることができる。
岩塩でいただくことで素材のポテンシャルを存分に感じることができる。

お次は自家製ソースとからしで。

スパイス感が強く濃厚な旨味と甘みあるソースだ。
ツンとくるからしの刺激とも絶妙にマッチしている。

とんかつとの相性抜群で、ご飯がより一層すすむ。
しっかりした味わいなので、ソースは掛けすぎない程度がベスト。

ご飯が若干柔らかめなのは、老若男女問わずやってくるお客に合わせてか。

レモンを絞れば、爽やかなアクセントに箸もすすむ。

シャキシャキ新鮮なキャベツにソースをドバッとかけていただくと最高。
箸休めの漬物は、ゆずが強めにきいていて、口腔内をリセットしてくれる。

序盤はおかわりも考えたが、思いのほか満腹でごちそうさま。

最後に

群馬県館林市の行列のできる人気とんかつ店「福よし」に行ってみた。
噂通りの行列ながら、一般的なとんかつ店より提供スピードが早いのが嬉しい。

肉厚なとんかつがボリューム感あり、豪快にかぶりつくとなんとも言えない多幸感に包まれる。

こだわりのパン粉に群馬ブランドの上州麦豚の旨味を存分に感じることのできる。
食後に思いのほかクドさもないので、老若男女問わず人気なのも頷ける。

館林市でとんかつ食べるなら「福よし」おすすめ。

お店詳細

福よし
住所 群馬県館林市緑町2-22-8
TEL 0276-74-5876
営業時間 11:30~22:00(LO21:00)
     ランチタイム 平日11:30~14:00
定休日 水曜※繁忙期は営業の場合あり
予約 通常利用は予約不可・宴会(5~50名)は前日までに予約可・テイクアウトは電話予約可※一部前日まで受付や個数制限などあり
支払い 現金
駐車場 60台

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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