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【悲報】小山駅きそばが2022年1月14日閉店。全国のファンから惜しまれつつ70年の歴史に幕を閉じる?

小山駅構内にある名物店「小山駅きそば」を委託運営する、栃木市の中沢製麺から悲しい一報がもたらされた。

「小山駅きそば」が2022年1月14日(金)にて営業を終了するという。
全国からのファンも多く、県外からわざわざ食べにやってくるほど人気のお店に一体なにがあったのか?

小山駅のシンボルのひとつといっても過言ではない、絶品ソバの味わえる店がなぜ閉店に!?



小山駅きそば閉店へ

小山駅きそばは、栃木市に本社をおく中沢製麺が業務委託を受けて営業するそば屋。

実は中沢製麺が運営するのは1991年からの30年だが、お店自体は戦後間もない1950年代から存在する歴史ある昔から愛される立ち食いソバ屋であった。
小山駅構内にあるこのお店、かつては小山駅に3店舗存在したが、現在は宇都宮線12.13番線ホームでのみ営業をおこなっている。

新海誠監督の2007年公開作品「秒速5センチメートル」のワンシーンにも登場(両毛線店※2015年3月閉店)する聖地巡礼スポットのひとつであり、またその味に惚れ込んだファンも多く、わざわざ入場券を払って食べにくる人や県外から電車を乗り継いで食べに来る人がいるほど。

そんな名物店の火がJR再編にともない消えようとしている。

今回JRグループの再編に伴い委託契約が終了となることがおもな理由だ。

実はJR東日本にはたくさんの駅そば(統合された数々の駅そば店も含む)が乱立している、自社ブランドのソバ屋のブランド統一化を図るJR東日本にとってはまたとないチャンスだったのだろう。
これまでも名物メニューは、引き続き販売を続けたというケースはあるが今回はそれも厳しい。

かくして2022年1月14日(金)を持って、「小山駅きそば」はその灯を消す。

小山駅きそばに行ってみた

突然の閉店という悲報を受け、翌朝さっそくその味を心に刻みに行ってみた。

小山駅にやってきたのはまだお店オープン前。
入場券(150円+駐車代100円)を払って駅構内へ。

ホームに降りれば、そこにはオープン時間を待つ「小山駅きそば」が鎮座する。

昭和レトロという表現がしっくりくるその外観、年季の入り加減もある意味美しい。

2022年1月15日からこのシャッターが開かくなると考えると感慨深いものがある。
今はこのシャッターが6時40分になれば開く幸せを噛み締めようじゃないか。

6時40分になると店員さんがやってきて、売り場下部の入口より店内へ入る。
ほどなくしてシャッターが開き、お店に明かりが灯される。

食券を渡すとその場で茹で上げられるそばを眺めているだけで、なんだか不思議とワクワク感が止まらない。
オープン前は先客ナシだったが、5分もすると自分含めて6名がきそばの味を堪能していた。

店頭には小さな券売機が設置されている。

小さな券売機ゆえに500円、10円玉が不足しがちになるので、訪問時にはなるべく10円玉など小銭を用意しよう。

小山駅きそばのメニュー

小山駅きそばラストシーズンのメニューはこんな感じ。
※もしかすると限定とかあるかもれしないが

うどんにそば、天ぷらトッピングやコロッケなどのカスタマイズも楽しい。

魅力度ランキング最下位時に登場した限定メニュー『栃木は魅力度最下位??そば』の名残か、佐野名物「イモフライ」も1日10本限定で味わうことができる。



野菜コロッケそば+岩下の新生姜

本日チョイスしたのは野菜コロッケそば+岩下の新生姜。

濃い色味の温かい麺つゆは、カエシや出汁がつくるこたわりの一品。
出汁には鯖節とウルメ節を中心に使用し、カエシには埼玉県熊谷のきんまる星醤油を使用しているという。

ひとくち啜れば、キレのあるカエシの風味にコクがありほんのり甘い余韻がヤミツキになる。

そばには粗挽きの田舎蕎麦風なそば粉を使用、乱切りすることで独特ののど越し感が生まれる。

安くて早くて旨い、立ち食いそばらしさを十二分に感じられる味わい。
さらに駅ホームで立ち食いという雰囲気補正が駅そばならではの特別感を生む。

さらにめんつゆに浸って衣が若干トロッとなりかけた野菜コロッケ。
これが絶品中の絶品。

もちろん揚げたてでもなければ、熱々なわけでもない。
だからこそこの汁ダク感が生まれる。

そして岩下の新生姜。

食感もいいが、新生姜由来の酸味がスープに深みをもたらし、なんともクセになる味わいに変化する。

イモフライ

せっかくなので、イモフライも食べてみた。

ホームで食べるイモフライ、佐野市でも無いであろうオンリーワンなこの一本。

揚げたてアツアツとはいかないので、半分はソースをつけて、残りはめんつゆにドボンもありかもしれない。



小山駅きそばの魂は受け継がれる

2022年1月14日で小山駅きそばは閉店してしまうが、きそばの魂は失われることはない。

中沢製麺の直売所やオンラインショップで、麺やつゆの販売は引き続き行われるという。
そして2022年1月には、なんと小山駅きそばのキッチンカー(中沢製麺公認)が始動する。

その魂は受け継がれる。

営業終了にともない、今後は混雑する場合もあるかもしれない。
駅ホームで食べられるのは今だけ、是非一度その雰囲気とともに味わってみてほしい。
そして10円など小銭は忘れずに!!

お店詳細

小山駅きそば
住所 栃木県小山市城山町3丁目 小山駅1F 上りホーム
営業時間 6:40~20:00
     1/3のみ 8:40~18:00
定休日 12/31~1/2
最終日 2022年1月14日

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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