たつ吉の『からあげ弁当』がとにかく旨い。
たつ吉といえば、桐生市発祥の『とり重弁当』が有名。
国産の鶏もも肉に創業当時から継ぎ足し続けるタレ、手切りに網焼きという手間を惜しまないこだわりの一品が長年愛される秘訣。
こだわりから生まれる『からあげ』も旨いのは必然。
今回はそんなたつ吉の『からあげ弁当』テイクアウトしてみた。
目次(タップできる)
たつ吉の『からあげ弁当』
今年初の肉(29)の日。
今回食べるのは、たつ吉の『からあげ弁当』。
からあげ弁当 720円
生姜と醤油の芳ばしい香りが食欲をそそる。
見るからにカラッと揚がっている程よいポリューム感のからあげが5個。
それもそのはずから揚げの下には油取りシートが敷かれているので、余分な衣の油が吸収されている。
そしてポテトサラダに柴漬けが添えられる。
ご飯はゴマがふられ、カリカリ梅が中央に鎮座。
そしてなんと味変アイテム的に、タルタルソース、レモン果汁が付いている。
さらに箸セットに入っている粉さんしょうも含めれば、3つの味変がデフォルトで楽しめる嬉しいサプライズだ。
まずはそのままで食べてみよう。
噛んだ瞬間に思わず「うまっ」と呟いてしまった。
鼻腔を抜ける生姜醤油の芳ばしい香り。
衣はサクサク、中はふっくら柔らかでとってもジューシー。
肉汁が口の中に広がり、生姜醤油の風味にほんのり塩気が旨味を増幅させ、甘みのある後味の余韻が持続する。
その余韻がさらにもう一口を誘う。
嫌なクセがなく、味付けも上品なのでいくらでも食べられてしまいそうでヤバい。
タルタルはどうだろう。
ピクルスの酸味きいた、濃厚クリーミーな味わいは、万人受けしそうだ。
甘酸っぱい系のタルタルでないのは評価できるが、このから揚げにはタルタルは存在感強すぎるか。
粉さんしょうは、ビター感に爽やかな香りとスッキリした後味。
定番レモンはしっかりした酸味のアクセントが鶏の旨味を引き立てる。
一度に4度美味しい。
最後に
今回はお持ち帰り専門店たつ吉の『からあげ弁当』をテイクアウトしてみた。
丁寧な仕上げにシンプルで無駄がない弁当。
からあげがなかなかのスペックで、思わず「うまっ」と呟いてしまったほど。
味変もできるが、ぶっちゃけ個人的にはそのままが一番旨かった。
チェーン系のからあげは色々あるが、かなり上位に位置するんじゃないだろうか?
たつ吉といえば『とり重弁当』が注目されるが、実はおすすめしたい一品。
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【栃木佐野】たつ吉(たつきち)佐野浅倉店。とり重弁当テイクアウトのお持ち帰り専門店
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