【茨城結城】味一番。昔懐かしの中華料理店で食べる美味しい定食

茨城県結城市にある昔懐かしの中華料理店「味一番」。

結城の街中にひっそり立たずむその姿は、まさに長年探し求めていた中華料理店。
昔ながらの中華料理店で大ぶりな手作りシュウマイが食べられる、そんな店を探すこと幾年月。

ついに念願のお店を発見することができた。

さっそくそんな味一番に行ってみた。

味一番

今回訪問したのは、茨城県結城市結城にある味一番。

1972年創業の老舗中華料理店。
昔ながらの昭和を感じる建物は、正面中央にはお店の看板が掲げられていたのだろうか?

かつては夫婦で営んでいたお店だったのだろう。
今は娘さんとお母さんで営んでいるようだ。

お店も中華料理ではなく、定食の味一番と変わっている。

ラーメンなどをはじめとしたいわゆる中華料理ではなく、完全に定食をメインにしている。

アクセス

駐車場はお店の右手と店舗前に駐車可能なようだ。

店内

こじんまりとしたいわゆる町中華的な雰囲気を醸し出す店内。

整然と並べられた4人掛けのテーブル席が4卓。
改装されているようで、青を基調とした内装に赤いテーブルのコントラストは昭和感も古びた感もまったくなくとてもキレイだ。

でもテレビの下に並ぶ漫画本にちょっと安心する。

店内奥が厨房になっていて、中では娘さんとお母さんが2人で切り盛りしているようだ。
その厨房前の壁にはメニューが整然と並ぶ。

備え付けはこんな感じ。

醤油にソース、七味･･･酢がないではないか!?
しゅうまいには酢が欲しい派としてはこれは非常に困った。

メニュー

味一番のメニューはこんな感じ。

定食メニューがとても豊富だ。
ラーメンはないものの、チャーハンや焼きそば、丼にオムライスまであるではないか。

おつまみなどもあるので、軽く飲みに来るのもよさそう。
黒板には追加の一品的な100円メニューもあってリーズナブル。

メニューは出前やテイクアウトも可能。

しゅうまい定食食べてみた

訪問したのは土曜の11時。
先客は無し。

さっそく席に着くと注文を済ませる。
もう来る前から注文は決まっていた、今回チョイスしたのは『しゅうまい定食』。

大ぶりな手作りシュウマイが5個と食べ応え十分。

さらにたっぷりの白菜漬けにほうれん草の胡麻和えの小鉢。

まずは味噌汁からいただこう。
大根の甘みが溶け出す味噌汁が一口目から魅了してくる。

この優しい味わい、クセになる旨さだ。

てことはこの胡麻和えもスペック高いんじゃないか?
正解。
一品ものがすでに素朴で旨い。

たぶん白菜漬けだけでご飯1杯いける。

さて、それでは本命に行ってみよう。
まずは何もつけないでそのままでひとくち。

ふっくら柔らかなしゅうまいは、噛むと口の中にジューシーなエキスがあふれ出す。
とても甘みの強い味わいだ。

具材はシイタケ、ネギ、タケノコ、豚肉と具沢山。
生姜の風味にシイタケの旨味、豚肉の旨味などが詰まっている。

タケノコのシャキシャキ感も良いアクセントだ。

続いてからし醤油で食べてみる。

からしのツンとくる刺激に醤油の塩気とコク感でしゅうまいの旨味が引き立つ。
これはそのままではなく、からし醤油ありきで食べるが最高に旨い食べ方なようだ。

何かが足りないとすれば、ここに酢があったらもう最強だっただろう。

最後に

茨城県結城市にある昭和な中華料理店的な外観の定食専門店「味一番」。

まさに味一番といった味わいの料理は、思わず通いたくなるようなものばかり。
これで近くにあったら確実に通っていたのに。

気になるメニューも豊富で、まだまだ攻略必須店。

ずっと探し求めてきた昭和を感じる街中華店で食べる大ぶりなシュウマイ、という夢のような一品に出会うことができた。
ただ、美味しいけど、まだ求めてきたシュウマイの味とは若干違うし、酢が無かったのが残念。
まだお店探しの旅(食堂系では見つけたが)は続きそうだ。

間違いなく何食べても美味しい系のお店だと確信できる味。