料理してみた 料理レシピ 食レポ

巨大つくねっぽい形容しがたい何かを作ってみた。見た目アレだけど味は美味い

鶏つくねと思われるなんだか形容しがたいものを作ってみた。

つくねひとつをとっても、鶏や豚、はたまた魚までさまざまなつくねが存在する。
それらを団子状にしてみたり、棒状にして串に刺したり、俵型にしたりと形状もさまざまだが、煮込んだり焼いたり揚げたりと調理方法もさまざまだ。

先日、Twitterで某箱庭な人の呟きで大きなつくねを見た。
これがボリューミーかつ美味そうで夢のような一品だった。

なんだか無性に食べたい衝動にかられ、巨大つくねを作ってみることにした。

先に言っておくと、めんどくさがって材料を省略したので見た目はアレだが美味かった。



巨大鶏つくね作ってみた

食べ応え満点で美味しいつくね。
アレンジ次第で夢が膨らむつくね。
用意した材料はこんな感じ。

材料

・鶏ひき肉 200g
・塩 少々
・酒 少々
・長ネギ 白いところ1本分
・生姜 1片
マヨネーズ 大さじ2
・片栗粉 大さじ1

タレ
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1

トッピング
・小ネギ 適量
・卵黄 1〜2個
・白ゴマ 適量

さっそく作っていこう。

作り方

  1. 長ネギ、生姜をみじん切りにする
  2. 鶏ひき肉に塩、酒を入れよく混ぜ合わせる
  3. 長ネギ、生姜、マヨネーズ、片栗粉を加えて混ぜ合わせ、形を整えておく
  4. フライパンに油を温めて中火で両面が焼き色をつける
  5. いったん火を止めて余分な油をキッチンペーパーでふく
  6. 弱火で火にかけ、タレを絡めていく
  7. 皿に盛り付けお好みのトッピングをして完成

鶏ひき肉に塩、酒を入れてよく混ぜ合わせ、長ネギ、生姜をみじん切りにしたのもを合わせる。

マヨネーズと片栗粉を投入して混ぜ合わせる。

片栗粉を切らしていたことにやっと気づくが、まぁもう後には戻れないのでこのまま強行。
すでに気づいているとは思うが、ネギも途中で面倒になりみじん切りになっていないので、見事にまとまるのを阻害しているのは言うまでもない。

が、強行。

なんとか粘りが出てまとってきた感があるので、あとは形を整えてフライパンで焼いていく。

ちょっと巨大にしすぎたか。
なんとか気合で裏返しつつ、両面に焼き色がついたら余分な油をキッチンペーパーでとる。

やはり片栗粉を買いに行くべきだったか、形状を維持するのが厳しくなってきたのでこのあたりで次の工程へ。

作っておいたタレをかけて、弱火で絡めていく。

徐々に形状がおかしくなってきたのでほどほどにしておく。

後はお好みでトッピングをすれば完成だ。

ネギと生姜の風味に箸が止まらない

ということで完成したのがこれ。

ネギたっぷりなので形が崩れてしまった。
それもそのはず、片栗粉を切らしていたので省略したからだ。
具材を加えるならつなぎ必須!

でもまぁ問題は見た目じゃない味だ。
さっそく食べてみよう。

表面は香ばしく、中はふんわり。
醤油の香ばしさがネギと合わさり抜群の風味をかもしだす。
そして生姜、これこそがつくねのアイデンティティ。

生姜のピリッとした辛味と独特の風味が、鶏ひき肉の旨味を何倍にも増幅させる。
そこに甘辛タレが合わさると最強。

卵黄を絡めて食べると絶品だ。

最後に

ご飯のおかずにも、つまみにも最強な一品「つくね」。
この素朴な味は日本人なら嫌いな人はいないはず。
※体質などの問題などで食べられない人はのぞく

見た目はアレだけど、このヤミツキ感は変わらない。
タレや具材をアレンジすればいろんな味が楽しめるので、また機会があったらちゃんと作ってみよう。

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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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