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今年二度目の土用の二の丑。炭火焼きの新仔うなぎのうな重を食べてみた

2017年の今年は土用の丑の日が2度やってくる。
本日2017年8月6日は二の丑と呼ばれる2度目の土用の丑の日だ。

せっかくの土用の丑の日だ。
2日あるなら両日ともにうなぎを食べたいというのが本音だろう。

うなぎと言えばどうしても高いというイメージがあるので、普段あまり食事で選択肢に上がることのことの少ないうなぎ。
せっかく食べるなら海外産の安いうなぎより、国産のうなぎを食べたいところ。

今年はうなぎの稚魚が好漁なおかげで普段より安値で流通されている。
これは良質のうなぎを食すチャンスだ。

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今年一番の注目は新仔うなぎ

この時期ならではなのが新仔うなぎ。
孵化して1年以内という若いうなぎのことを新仔うなぎというのだが、これが柔らかくフワフワな身というのが特徴という。

生産量1%未満のプレミアムなうなぎだが稚魚が好漁だったのもあり求めやすい価格となり新仔うなぎも多く流通している。
そのおかげで今年の丑の日はうなぎを取り扱うお店だけでなく、ローソンなどコンビニでの発売もあったほど。

それでも通常のうなぎからしてみたら平均して1,000円~2,000円以上は高いわけだが、せっかくなのでこのチャンスに食してみたい。

そんなわけで今回ネットで新仔うなぎを1尾ゲットしたので食べてみることにした。

 

 

新仔うなぎの炭火焼き

せっかくの新仔うなぎだし、レンチンや湯煎じゃあまりにもつまらない。
やはりうなぎといったら炭火で焼かれかタレの芳ばしい香りがあってこそだろう。

そんなわけで持ち出したのはミニ七輪。

七輪はそれ自体がチムニー効果で一度炭に火を付ければ炭を仕上げることのできる昔からある便利アイテムだ。
本来炭が燃える時には煙はそれほど出ることはない。

七輪内部への炭の配置を間違えると不完全燃焼を起こして煙が出続ける。
当然炭自体もほとんど燃えていない。

着火剤などの火種が燃え尽きた時点で煙が収まらない時には、空気の通り道ができるように配置しなおしてやるといい。

炭に火が渡り表面が白くなったら準備完了だ。

串に刺した新仔うなぎを片面ずつ焦がさないように3回セットほど焼く。

そもそも温めるだけで食べられるものなので、そんなガッツリ焼く必要もない。
表面の脂がパチパチというくらいで裏返せば丁度よい感じに火が通る。

そして最後にタレを薄く塗って焼くことで芳ばしさを出す。

 

1から焼いているわけではないので、残念ながらタレが滴り芳ばしい香りが出るとかそんな風にはならない。
むしろこの段階でそこまで焼いたら焼きすぎになってしまうし、タレもそんなにあるわけではない。

なのでいい感じに身からパチパチ音がし始めたら焼き上がりだ。

 

 

新仔うなぎのうな重を食べてみた

うなぎが焼きあがったら、重箱にご飯を敷きそこにタレをかける。

あとはうなぎを乗せ残ったタレをかけたら完成だ。

この照り加減に芳ばしい香りはレンチンや湯煎では出せない。
手間をかけ炭火で焼いたからこそ。

やはり料理はひと手間が大事だよな。

あとは山椒をふりかければ準備完了だ。

ではいただきます。

山椒のさわやかな香り、芳ばしいタレの香りが口の中に広がる。
柔らかくフワッとした食感で、口の中でホロホロとほぐれるほど。
皮も薄くクセもまったくない。

甘すぎずちょい辛のタレがコクがあり旨味が濃厚でうなぎの脂ともよく合う。

新仔うなぎ、これは注目されるのも当然な美味さだな。
これを本来の焼きたてで食べたらいったいどれだけ美味いのだろう?

興味はあるけどお高いんでしょ?

 

兎にも角にも新仔うなぎ、一度は食べるべきうなぎといってもいい。
この夏おすすめの一品だ。

 

 

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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