昨年、家の庭でハーベキューやキャンプができるスペースを作ってしまおう計画のもと完成したExplorersBASE。
ベースの芝生も1年経過して落ち着いて来たので、ついに家の庭でスマートにバーベキューをしてしまおう計画が発動となった。
バーベキューといえば、河原でというわざわざ不便な場所に集まる風習の日本。
海外のように広い庭があるのが当たり前ならまだしも、ここ日本ではまして都会の人はなかなか自宅の庭でバーべキューというわけにもいかないだろう。
そこは田舎の利点だろう。
せっかくそこに庭があるのにわざわざ河原で不便な思いをする必要性は微塵もない。
車庫に設置された冷蔵庫で飲み物を冷やし、水が必要になれば水道で補充。
電源が必要になればコンセントから延長コードと快適すぎる。
準備や片づけもとても手軽。
これこそスマートバーべキューの提唱する、準備や後片付けを手軽で簡単に、みんなで楽しくな精神だ。
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手軽に設営
先に言っておくと一部スマートじゃない場面がある(笑)
さっそく物置から機材を持ち出して設営。
普通なら、まず荷物を車に積み込みそれから目的地へ向かい、設営場所を決めて荷物を降ろす。
これだけの手順が必要になる。
ヘタをすればこれだけで1時間以上は時間を無駄にするだろう。
だがこの手軽加減はどうだ?
機材を持ち出し設営するまでほんの数分。
準備もそっちのけでにスマホゲームを始める縫製と大神にイライラするまでもないというこの快適感。
食材はこんな感じ
もちろんどこの誰が何をしたかわからないような場所ではないので、食材を直置きしても平気だ。
これが河原でやろうものなら、誰かが放置したであろうゴミや、音楽を爆音でかけている他のベキュラーの存在を感じながらという快適とはほど遠いものが待っていたはず。
食材を直置きするなんてもってのほかだ。
そんなわけで今回準備した食材はこんな感じ。
タマネギ、ピーマン、しいたけ。
栃木市のレッケルバルトで大神がチョイスした日光和牛モモステーキ、豚バラ串、若鶏モモ肉、桜山豚焼肉セット、マヨサラダ。
そして近くのスーパーで調達したアメリカ牛の1ポンドステーキ。
もう今回はこの1ポンドステーキを如何に最高に美味かったと言わせるかが課題といってもいいだろう。
炭の火起こしもスマートに
火起こしもいつもなら縫製が「火ヤフー!!火弄りサイコー!!」とか言いながらバッファローの息吹(通称)を吹きかけまくっているところだろう。
チムニースターターで火起こしの準備にかかった時間たったの1分。
炭を入れて新聞紙に火を付けたらあとはただ待つだけ。
あまりのスマート加減に退屈になってしまうほどだ。
最高に美味い1ポンドステーキ
今までならバーベキューでステーキ肉といったら網に適当に放り投げ、火が通ったらタレをぶっかけて豪快にかぶりついていただろう。
それはそれでワイルドな感じをアビールできていいかもしれない。
だが、今回はスマートバーベキューの実践が目的だ。
ここは試験で習った手順を参考に最高に美味しい1ポンドステーキを目指そうではないか。
もちろんどこかにバーベキューをやりに行くなら、無駄なゴミを出さないために先に下準備をしておくのが一番だが、今回はExplorersBASEでのベキューなので問題なし。
火起こしという労働から解放されたので、その時間を利用して食材の準備などをすることができる。
そんなわけでアメリカ産の1ポンドステーキ肉1,000円のお品を準備、ステーキスパイスをこれでもかと振りかける。
まだまだこんなもんじゃない。
前後、側面すべてにがっつり振りかける。
当然、普通の人からしたらかけすぎと思うだろう。
実際、終始大神が「かけすぎたよ」と叫んでいた。
だまってろ、美味いもん食わしてやるからと気にせず振りかける。
バーベキューの最終準備も万端
ちょっと安物の炭だったので、表面が白くなる(熾きる)まで待つと炭が無くなってしまいそうだったので、適当なところで炭を取り出す。
そして焚火台に左から弱火、中火、強火ゾーンに山を作ってスリーゾーンファイアを構築。
やはり炭は燃焼時間が長いものを選ばないとだめだ。
この手の3kg500円しないものは消費が激しすぎる。
できればオガ備長炭あたりを調達しておきたいところだな。
あとは最初だけ網に酸化しずらいオリーブオイルを塗るのも忘れない。
何故最初だけって、次からは肉から染み出す脂があるからだ。
美味いステーキが焼き上がるまで
あとは強火ゾーンで両面2分。
火がついてしまったら焦げ臭さくならないように消火も忘れない。
焼き上がったら弱火ゾーンに待避。
絶妙なメイラード反応だ。
美味そうな色味といい香りがたまらない。
あとは2分くらいフタをして火を通す。
フタが無いので苦肉の策でアルミホイルを被せた。
まぁ無いよりマシだろう(笑)
そして最後に5分ほど肉を休ませる。
もちろんただ待っているのではなく、その間にも別の料理をするのも忘れない。
そして完成したのがこれ。
もう見た目でわかるその美味さ。
ただ惜しむらくは、別の料理に夢中になって休ませすぎたことだろう。
ちょっと肉汁がもれてしまったのが残念だが些細なことだ。
さっそく斜めにカットする。
どうして斜めにカットするのか?
見た目がいいからではなく、濃いめに味付けしたことに関係する。
味の付いていない面を多めにし、口の中で味わうことで全体的に味を行きわたらせる「口内調理」というやつだ。
絶妙な火の通り加減、ジューシーで瑞々しさのあるステーキは絶品。
あれだけ「かけすぎ」と騒いでいた大神が「このステーキ2枚買って終了で良かったんじゃね?」と言わせるほどの完成度だ。
最後に
ただ網にのせて焼くなんてのは初心者でもできる。
ひと手間かけて安い肉を最高に美味い肉に育てることにチャレンジしよう。
ちょっと画像が多めになったので後編につづく
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