本格的なスパイスにたっぷりバターのコク旨贅沢な『バターチキンカレー』。
インドの首都デリーにあるタンドリーチキン発祥のお店「モティ・マハル」で考案されたインド料理のひとつ。
本格的なスパイスの香り、濃厚かつ芳醇なバターのコクに、濃縮されたトマトの旨味、さらに一晩漬けこんだタンドリーチキンが柔らかジューシーでヤミツキになる味わい。
しっかりきいたスパイスの風味が濃厚なバターを和らげてくれるので、意外とあっさりとして食べやすい。
今回はそんなバターチキンカレーを作ってみた。
バターチキンカレー
今回作るのはインド料理の定番、日本でも人気カレートップ3に君臨する『バターチキンカレー』。
さっそく用意した材料はこんな感じ。
レシピ(3~4杯分)
・鶏もも肉 400g
・無塩バター 100g
・ヨーグルト 100g
・にんにく 3片
・生姜 2片
・水煮トマト缶 1缶
・生クリーム 100ml
・レモン汁 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・塩 小さじ1
使用するスパイスは以下のものを用意した。
スパイス
チキン用
・カレー粉 大さじ2
カレー用
・シナモンスティック 1/2本
・唐辛子 2本
・カルダモン(ホール) 5粒
・ブラックペッパー(ホール) 6粒
・クローブ(ホール) 4粒
・パプリカパウダー 小さじ1
・カスリメティ 大さじ1.5
チキン用のスパイスはオリジナルブレンドのカレー粉を使用した。
お好みでブレンドするか、市販のカレー粉を使用してもいいだろう。
作り方
手順
- 鶏肉、おろしニンニク、おろし生姜、ヨーグルト、塩、レモン果汁、スパイスを合わせて1日寝かせる
- バターでスパイス→刻みニンニク、刻み生姜の順に加えて炒め香りを引き出す
- トマトを加えて10分ほどソース状になるまで煮込む
- パプリカパウダーを加え5分煮込み、一旦ボウルなどに退避させる
- サラダ油をひき、寝かせていた鶏肉をタレごと入れて鶏肉に火が通るまで煮込む
- トマトソースを加えて混ぜ合わせひと煮立ち
- 生クリーム、カスリメティを加えて軽く混ぜ合わせる
- 皿に盛り付けて完成
ジップロックなどに鶏もも肉(400g)、おろしニンニク(1片分)、おろし生姜(1片分)、ヨーグルト(100g)、塩(小さじ1)、レモン汁(大さじ1)を加えて満遍なく混ぜ合わせ冷蔵庫で1日寝かせる。
今回は皮ごと使ったが、取り除いた方が食感が良いし脂の流出が抑えられる
フライパン(鍋でいい)にバター(100g)を溶かし、シナモンスティック(1/2本)、カットした唐辛子(2本)、カルダモン(5粒)、ブラックペッパー(6粒)、クローブ(4粒)を加えて香りが立つまで弱火で炒める。
さらに刻みニンニク(2片)、刻み生姜(1片)を加えて香りがたつまで炒める。
トマト缶を加えて弱火で10分ほど炒める。
水分が飛んでソース状になってきたらパプリカパウダー(小さじ1)を加えて5分ほど煮込み、ボウルなどに一旦退避させておく。
フライパンにサラダ油(大さじ1)を投入し、寝かせておいた鶏肉をタレごと全部投入、鶏肉に火が通るまで(大体15分くらい)煮込む。
鶏肉に火が通ったら、退避していたトマトソースを加えしっかり混ぜ合わせてひと煮立ち。
仕上げに生クリーム(100ml)、カスリメティを手で揉みながら加え軽く混ぜ合わせる。
塩気が足りないようなら微調整する。
あとは皿に盛り付ければ完成だ。
スパイスとバターのコクと旨味濃厚リッチな味わい
今回はナンで食べてみよう。
サラダにゆで卵、岩下の新生姜を添えてみた。
さっそく食べてみよう。
鶏肉は柔らかホクホク、1日寝かしたのでスパイスの風味がしっかりきいている。
トマトの酸味、カルダモンの香りが広がり、黒胡椒のビリッとした刺激に唐辛子の辛味がちょうどいい。
カスリメティの爽やかな香りがふっと鼻腔を抜けるのがまたいい。
バターたっぷり濃厚クリーミーでコク深い味が後を引く。
ナンが何枚でも食べられそうだ。
〆はカスリメティ茶
そして食後にいただくのはカスリメティ茶。
作り方
カスリメティをティーパックに3g(お好みで)ほど入れ、ヤカンに水750mlとともに投入。
沸騰したら弱火にして10分ほど煮出すだけ。
爽やかなで優しい香りが鼻腔を抜ける。
ほんのり甘みのある口当たり。
変なクセもなく、とても美味しい。
カスリメティを買うと結構な量が届くので、普段のお茶のかわりにも重宝するのでおすすめだ。
使用したアイテム
最後に
スパイスとバターをガッツリ使ったバターチキンカレーをー作ってみた。
スパイスの芳醇な香り、バターの濃厚なコクと旨味が贅沢。
本場さながらにタンドリーチキンから作るとその味は格別だ。
そして〆のカスリメティ茶。
余ったスパイスを消費できるし、結構美味いので普段の料理の〆に飲むにもおすすめ。
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