栃木県小山市に山形の人気店「極中華蕎麦ひろた」の小山駅前店がオープン。
S系ラーメン(白飯食いたくなる系ラーメン)専門店が、極系3種を看板に関東初出店として小山市に上陸。
トロトロのチャーシューをご飯に乗せて食べる『トロチャ丼』は、まさにS系ラーメンの代名詞たる一品。
さっそく白飯食いたくなる系ラーメンを味わいに行ってみよう。
極中華蕎麦ひろた小山駅前店
ここが今回訪問した「極中華蕎麦ひろた小山駅前店」。
山形県を中心に展開する新旬屋グループのブランドのひとつ「極中華蕎麦ひろた」が、グループ初となる関東進出の第一号店として栃木県小山市に2021年4月23日にオープンさせた。
すでに新旬屋プロデュース店として営業していた「中華蕎麦めんへら」の店舗にて、昼夜はひろた、深夜帯はめんへらとして二毛作にて営業している。
極系3種『極中華蕎麦』『極中華蕎麦Fujired(フジレッド)』『極まぜそば』を看板とし、S系(白飯食いたくなる系)ラーメン専門店をコンセプトに掲げる。
究極までトロトロホロホロに仕上げたチャーシューはまさに白飯食いたくなる一品で、お店でも白飯と生卵などが付いたセットメニューを推しているほど。
ガッツリこってり濃厚な一杯を味わえるお店。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県小山市駅東通り1-5-3田中ビルNo.7 1F
車 東北道佐野藤岡インターより19.5km(23分)
電車 小山駅東口より280m
駐車場 2台
お店の専用駐車場はお店前2か所のみ。
昼の部のみ4か所利用可能なようだ。
駐車場が一杯の場合は近隣の有料パーキングを利用することになる。
店内
店内入るとすぐ右手に券売機が設置されている。
当然だが、二毛作のためそれぞれのメニューはそれぞれの営業時間内のみでしか購入できない。
券売機は10,000円まで対応。
路面よりも一段高くなった店内に入ると、左手にカウンター席が4席、奥の厨房前にもカウンター席が2席。
さらに右手のテーブル席が4席のカウンター席になっている。
窓際にはセルフの調味料その他が備え付けられている。
厨房には新旬屋代表の半田氏を含めた3名体制にて営業中。
店内はセルフサービス。
利用方法は以下の通りだ。
利用方法
- まず食券を購入
- 厨房前の受付で食券を渡し、無料トッピングなどをコール
- カウンター席番号の案内を渡されるので指定された席に座る
- 料理が仕上がったら「席番号」を呼ばれるので「提供口」でトレイごと受け取る
- 箸、レンゲ、ニンニク(3杯まで)は提供口にてセルフ
- 食べ終わったら「返却口」にトレイごと返却
極中華蕎麦ひろた小山駅前店のメニュー
極中華蕎麦ひろた小山駅前店のメニューはこんな感じ。
メニュー(2021年5月1日時点)
極中華蕎麦
・極セット小 900円/極単品 770円
・極セット中 1,000円/極単品 840円
・極セット大 1,100円/極単品 940円
極中華蕎麦Fuji red
・極Redセット小 950円/極Red単品 790円
・極Redセット中 1,050円/極Red単品 890円
・極Redセット大 1,150円/極Red単品 990円
極まぜそば
・極まぜそばセット小 950円/極まぜそば単品 790円
・極まぜそばセット中 1,050円/極まぜそば単品 890円
・極まぜそばセット大 1,150円/極まぜそば単品 990円
トッピング
・肉増し 150円
・味玉 100円
・生卵 30円
※極Redは1辛~10辛(+1辛につき現金50円)まで選択可※初回は2まで
※麺量 小200g(100g変更可)/中300g/大400g
※セットにはライス、生卵、ジョッキ烏龍茶が付いてくる
無料トッピングは野菜増し、アブラ増し、ニンニク増しの3種。
ニンニクは提供口に設置されているので、セルフでトッピングしてから席に移動しよう。
ニンニクは3杯までOKだそうだ。
極Redを注文した人にはカードが手渡される。
これが攻略の証なので、2辛以上に挑戦する時には忘れず持参しよう。
極中華蕎麦Fuji red(2辛)食べてみた
やってきたのは土曜の13時ちょい前。
GWにも入って行列を覚悟するも、運よく先客2名の後客2名。
今回チョイスしたのはもちろん『極中華蕎麦Fuji red(2辛)』のセット。
極Redセット小 950円
肉増し 150円
辛さ+1 50円
トッピングはデフォルトでチャーシュー、野菜、アブラ。
さらに肉増し1枚に辛さは初回上限の2辛、無料トッピングはアブラ増しとニンニク増し(3杯)。
どうやらペースとなる辛みはカイエンペッパーと一味唐辛子のようだ。
たぶんカイエンペッパーがスコーピオンやリーパーなどに進化するのだろう。
単純に2辛がこれくらいだから次も余裕と思っていてはいけないかもしれない。
2辛3辛くらいまでは単純に上乗せかもしれないが、4辛5辛あたりから上乗せではなく体感的に8倍、10倍辛さになる可能性もある。
これは慎重に攻略しなくてはいけないかもしれないな。
まずはスープからいただこう。
醤油がガッツリきいたしょっぱい味わい。
チャーシューの甘辛なタレが合わさりコクと旨味あふれる極濃なスープだ。
噂のチャーシューはどうだろう。
巨大で極限まで煮込まているので、箸で持てないほどのトロトロ、ホロホロ感だ。
濃密な甘辛加減はまさにS系。
チャーシューは白飯で食うこと前提で考えておいた方が正解かもしれない。
それではメインの麺をいただこう。
まずはそのままで。
中太手揉みちぢれ系で、ゴワゴワのコシ強を想像して食べると比較的ソフトめな食感で意表をつかれる。
スープの絡みも抜群で、なかなかのしょっぱい味付けなのでパンチがある。
もやしと一緒に食べると若干マイルドになるので、これは野菜増しが正解なのかもしれない。
さてここからが本番だ。
ニンニク、辛み成分をスープにしっかりと混ぜ合わせて食べてみよう。
しょっぱさと甘辛の融合、そこにニンニクの刺激に辛み成分の刺激が加わるとまったく別の味に進化する。
強烈なジャンク感が満腹中枢を刺激する。
肝心の辛さだが、2辛で中本の北極を越えるというので覚悟して注文したがそこまでの辛さではなかった。
2辛で蒙古タンメンより優しめ、辛さ3~4レベルといったところだろうか。
これなら店舗で北極(辛さレベル9)のノーマルが食べられるなら余裕でいける。
S系名物 トロチャ丼
S系ラーメン専門店名物のトロチャ丼も食べてみよう。
まずはチャーシューを1枚ライスの上に乗せ、箸を両手で使ってほぐす。
そこに溶き卵をぶっかければ完成だ。
さっそくひとくち。
甘辛な味わいに玉子のコクが合わさり、ご飯がすすむ。
トロトロのチャーシューに玉子でこれは飲み物レベル(主観)。
さらにここにマヨビーム。
抜群の相性。
もうこのチャーシューはラーメンのトッピングとしてではなく、ご飯と食べるものと認識して間違いないだろう。
スープをぶっかけて食べてもピリ辛で旨い。
濃厚しょっぱい味なので〆のジョッキ烏龍茶がまた旨い。
グビッと飲み干しごちそうさま。
最後に
栃木県小山市にオープンした極中華蕎麦ひろた小山駅前店。
極Redの2辛に挑戦してみた。
しょっぱ旨なジャンク感あふれる特徴的な食べる人を選ぶ突き出た一杯だった。
辛さは思いのほか余裕で、これなら5辛くらいまでは余裕でいけるかもしれない。
たぶん予想するに、ある程度の辛さに達すると一気に2倍3倍に辛さが跳ね上がる気がするので、挑戦する時には刻んでいった方がよさそうだ。
とにかく万人受けを狙うというより、食べる人を選ぶ系の味といった印象のお店だった。