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たけはる十八番。栃木県佐野市の青竹手打ち麺と名物手作り餃子のラーメン店

栃木県佐野市にある「たけはる十八番」。

佐野ラーメン定番の青竹手打ち麺と名物の手作り餃子が人気のラーメン店で、佐野市ではめずらしいG系盛りな佐野ラーメンが味わえる。
なかでも餃子は創業より30年以上ものあいだお店を支えてきた自慢の一品だ。

今回はそんな、たけはる十八番に行ってみた。

掲載された情報は訪問時点のものです。
営業時間や店休日、メニューや価格など変更になっている可能性があります。
最新の情報は公式サイトやSNS、店舗などで直接ご確認ください。
※最新情報の掲載を保証するものではありません




たけはる十八番

今回訪問したのは栃木県佐野市富岡町、県道67号(旧50号線)沿い工業団地のある地帯の一画に店を構えるたけはる十八番。

横長でどっしりとした切妻屋根の平屋が特徴的

定番の青竹手打ち麺を使用した佐野ラーメン、名物の手作り餃子が人気のラーメン店。
佐野市ではめずらしい、佐野ラーメンをベースにした10種類の具材がG系のように山盛りにされた『手打ちガッツリラーメン』を味わうことができる。

店主は佐野市にて製麺店を営む家の次男として生まれ、ラーメン店にて修行の後に独立、栃木市城内町に「餃子の十八番」として創業。
当時は佐野ラーメンも人気だったが、それ以上に人気だったのが餃子。
野菜のみのヘルシーな『十八番餃子』、肉を加えた『二十一番餃子』の2種類を提供し、餃子のテイクアウトで訪問するお客も多かったという。

入り口横ではオープン当時より変わらずさのまるがお出迎え

そんなお店も創業より21年で閉店、その後2012年10月29日に店主の地元佐野市にて「たけはる十八番」のオープンに至る。
創業当時より変わらない味を継承する。

もちろんご飯物や一品物も充実、セットメニューなども提供されている。
ボリュームも満点なので、老若男女問わず満足できる。

たけはる十八番へのアクセス

アクセス詳細

住所 栃木県佐野市富岡町1377

車 東北道「佐野藤岡インター」より3.8km(8分)
電車 両毛線・東武佐野線 佐野駅「南口」より1.9km

駐車場 10台ほど

駐車場は店舗前に斜め停めの駐車スペースが10台分ほど区切られている。

たけはる十八番の店内

横長で趣のある和を感じさせる店内。

正面左手に厨房があり、右手出口付近にレジカウンター。
厨房前にはカウンター席があり3名ほど利用可能。

左手奥は小上がりになっていて、4人掛けの座卓が3卓。
入り口すぐに4人掛けと2人掛けのテーブル席が1卓ずつ、右手は仕切りで区切られていて4人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が1卓。

トータル30席以上が利用可能だ。

卓上調味料は醤油・酢・ラー油・黒胡椒など。

たけはる十八番のメニュー

たけはる十八番のメニューはこんな感じ。
※2024年2月16日時点

タップ拡大可

メイン

テイクアウト

麺の注文は大盛り無料というのも嬉しい。
ただ基本的にボリューム満点なので満腹感あるので、注文しすぎは注意だ。

ランチセットは日祝以外の11:00~15:00までの限定。
もつ煮は9月~5月しか味わうことができない。

その他夏季メニュー(7月~9月)で冷やし中華や冷やしつけめんも提供。



たけはる十八番行ってみた

訪問したのは2024年2月16日昼時。
先客は4組5名ほど、後客3組6名ほどだっただろうか。

さっそくテーブル席へと陣取ると、口答にて注文を済ませる。

カレーセット(チャーシューメン変更)

今回チョイスしたのはカレーセットのチャーシューメン変更。

キムチと冷奴の小鉢付きだ。

チャーシューメンはバラロールチャーシューが6枚、メンマ、ネギ、ナルトがトッピング。
佐野ラーメンならではの透明度のある淡い琥珀色のスープ。

まずはスープからひとくち。

鶏と豚のガラ、野菜や昆布から出汁をとった特製のスープを使用し、濃厚な出汁の旨味とそれを底上げする調味料が起因するほんのりピリッとする刺激としっかりとした塩気きいた口当たり。
それでいてあっさりとした後味で、ほんのり甘みの余韻がなんだかクセになる。

特出すべきはチャーシューが6枚も入っているのに、野性味も気にならないという店。
どうしても佐野ラーメン系でチャーシューを増すと野性味が際立つお店が多い(※訪問したお店の中で)ので、チャーシューメンマニア(※いつなった?)としては高評価に値する。

完飲は避けたいのに完飲したくなってくるのは、きっとなにかの魔法(行き過ぎた科学は魔法と区別がつかない※ここでは化学か)に違いない。

麺は青竹手打ちの中太な手揉みちぢれ系。

もっちりとしたコシのある食感と柔らかな食感が混在(柔め7割弱)する、いわゆる元祖系佐野ラーメン特有のピロピロ麺だ。
スープの絡みもとても良く、ズルズルと啜ればスープのコクと旨味が口腔内に広がる。

チャーシューの脂も溶け出し、より一層コク旨感が増しているが、やはり野性味が気にならないので一口目から美味しくいただけるというのはポイント高い。

それではチャーシューも食べてみよう。

柔らかホロホロで箸で持つのがやっとだ。
脂がほどよくのった豚バラ肉なので、より一層トロトロ感が増している。

しっかりと醤油ダレに漬け込まれているので、野性味も気にならない。
6枚とボリューム満点だが、余裕で完食してしまいそう。

これは『あぶり丼』を是非とも食べてみたい。

オーソドックスではあるが、しんなり食感のメンマも普通に旨い。
そしてネギの風味がよいアクセントにきいていて、スープの旨味を引き立てている。

セットのカレーも食べてみよう。
S&Bの赤缶カレー粉っぽさを感じるターメリックの黄色が際立つカレーだ。

たいちょー
たいちょー
画像ではわかりづらいけど、実際はもっと黄色い。

具材は玉ねぎ、ホロホロなチャーシュー。

さっそく食べてみよう。

片栗粉を加えたトロミの強いカレーで、スパイス感ほどよくピリッとした辛味きいた中辛風味。
ラーメンスープも加えているであろうルーに具材の旨味溶け出す濃厚な旨味を感じ、さらに玉ねぎの甘い余韻が後を引く。

たいちょー
たいちょー
これはいいぞ、あと2杯は食える

そして真っ赤な福神漬けが間違いない。

専門店では出せない、ラーメン店だからこその味というやつが、たまらなく旨い。
これは是非とも食べるべきカレー。

十八番餃子

もちろんここに来て餃子は外せない。
今回はヘルシーな十八番餃子をチョイス。

平均的なサイズ感の餃子が6個。
今は値段が上がってしまったけれど、五年前にはこれが250円で食べられたのだから驚き。

焼きめ芳ばしく、皮は薄めで優しい口当たり。
中にはたっぷりのキャベツやニラなど刻み野菜、ニンニクもしっかりときかせてある。

野菜の甘味感じるヘルシーな味わいには、酢胡椒がよく合う。

かなり満服で腹割れそうになりつつごちそうさま。

最後に

栃木県佐野市にあるたけはる十八番に行ってみた。

青竹手打ち麺に手作り餃子が名物で、佐野ラーメンでありながらG系なガッツリラーメンなど選択肢も多い。
出汁の旨味濃厚なスープに定番のピロピロ麺が安定の旨さで、栃木市時代から名物の餃子も間違いない。

初めて訪問したのは五年前だが、当時と変わらない安定の味だった。

お店詳細

たけはる十八番
住所 栃木県佐野市富岡町1377
TEL 0283-85-7254
営業時間 月~金 11:00~14:30/17:00~20:00
     土祝日 11:00~20:00
定休日 火曜(祝日の場合翌日)
支払い 現金のみ
テイクアウト 餃子のテイクアウト可
駐車場 10台ほど


たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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