栃木県佐野市にある「スーパー喜せん」を知っているだろうか？
どこの町にでもある地元密着系のローカルスーパーマーケット。
大型チェーン系のスーパー全盛期の今の時代、昔ながらのご当地系のスーパーマーケットは肩身が狭くひっそりと営業していることが多い。
ちゃんと経営していけているの？と心配にもなるが、そこはご当地系ならではの大型チェーンにはない魅力が備わっている。
なんといっても地域密着ならではのお客との距離の近さ、この手のお店は地元に愛される系が多く、これは大型チェーン系には絶対に真似できない。
気軽に立ち寄れるので、ちょっと晩飯の刺身を見繕てもらったり、揚げ物などの総菜や弁当を買うなどにも最適。
今回はそんな観光客はおそらく立ち寄ることもないであろう、完全地元密着系のローカルスーパー「スーパー喜せん」に行ってみた。
スーパー喜せん
今回訪問したの栃木県佐野市堀米町、佐野駅より徒歩13分、周囲の老舗佐野ラーメン店の並ぶ道沿いにある「スーパー喜せん」。
どこの町にでも見かける、地元のローカルスーパー。
大型チェーンのスーパー全盛期のこの時代にありながら、今もなおしっかりと存在し続ける昭和レトロなスーパーマーケット。
大型チェーンには絶対真似できない、お客との距離の近い超地元密着型だからこその味というか雰囲気こそが魅力のひとつだ。
ちょっとした夕飯の買い出しにお刺身を見繕ってもらったり、揚げ物などの手作り総菜や弁当を購入したりと、近所の人が自転車で来られる気軽感がいい。
もちろん新鮮な地元野菜から、乾物などまで大型チェーンには及ばないまでも、一通りのものは揃えられている。
県外に行ってしまったけど、地元に戻ったら懐かしさもあってとりあえず立ち寄ってしまう。
そんな雰囲気ただようスーパー。
スーパー喜せんへのアクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市堀米町281
車 東北道「佐野藤岡インター」より5.3km(13分)
電車 佐野駅「北口」より1.2km
駐車場 10台くらい
スーパー喜せんの店内
ちょっと薄暗くて奥行きのある店内、昭和レトロな雰囲気と独特の香りにほっとする。
※画像は撮り忘れたので想像で補完してほしい
店内には野菜コーナー、乾物コーナー、和菓子・駄菓子コーナーなど分類されている。
奥には鮮魚コーナーがあり、注文をするとその場で魚を捌いてくれる。
鮮魚コーナーの横には手作り感満載な総菜などが並べられ、思わずあれもこれもと買ってしまいたくなる。
最近は駄菓子屋も少なくなったが、駄菓子も充実しているので、地元小学生が駄菓子を買いに来る、そんな風景もきっとあるだろう。
スーパー喜せん行ってみた
訪問したのは5月某日15時前あたり。
店内には夕飯の買い出しに来たであろう男性が刺身を捌いてもらっていたり、レジではお客のおばあちゃんが話をしていたりと地元系スーパーなららではの雰囲気。
こういうお店ならではのまとめ買いのお菓子があったりと、衝動買いが止まらない。
そんなわけで今回購入したのはこれ。
この手のスーパーで高確率で遭遇する『サラピーナ』、そして最近マイブーム中の『米粒揚げ』の8袋入りパック。
商品を見てみる
総菜はいもフライと天ぷらをチョイス。
今夜の晩飯は喜せんの総菜をおかずに
今夜の晩飯は炊き立てご飯に喜せんのいもフライと天ぷら。
いもフライ
佐野市にありながらクシにも刺さっておらず、ソースもかかっていない。
なんでもあの形になってると思ったら大間違いだ、これが喜せんスタイル。
粒子の細かいパン粉を使った衣はサクサクとした食感。
ジャガイモはしっとり柔らかで甘味がある。
お好みのソースをつけていただく。
天ぷら
天ぷらは、ミツバとニンジンのかき揚げ、玉ねぎとニンジンのかき揚げ、ジャガイモ、サツマイモの4種類。
七味をたっぷり加えた醤油をつけていただく。
ザクザクとした食感でミツバ香るかき揚げ、玉ねぎしっとり甘味感じ、ニンジンシャキシャキな玉ねぎとニンジンの天ぷら、じゃがいもの薄切りを揚げたホクホクのじゃがいも天ぷら、さつまいもの甘味か甘すぎない天ぷらなどどれもご飯がすすむ。
どれも家庭的な味だ。
最後に
栃木県佐野市にあるスーパー喜せんに行ってみた。
昭和レトロ感じる雰囲気ただよう店内がなんだかほっとする。
大型チェーンにはないこの空気感と品ぞろえがまたいい。
刺身も気になるところだが、ここは総菜を購入。
手作り感満載な総菜は、安定のご飯がすすむ感。
品揃えが豊富とか、とても安いとか特出するものはないけど、こういうのが一番安心する。
なかなか観光客には敷居の高いお店かもしれないが、もし地元感を味わいたいなら是非一度立ち寄ってみては？
店舗情報
スーパー喜せん
住所 栃木県佐野市堀米町281
TEL 0283-22-0048
営業時間 10:00～18:30
定休日 日曜
駐車場 10台くらい
