栃木県栃木市にあるめんや天夢にて、ラーメン池田×めんや天夢コラボイベントが2023年6月6日に開催された。
1日限りで提供される限定の一杯は、豚骨の旨味と煮干しの旨味が絶妙にマッチした『豚骨煮干しラーメン』。
博多ラーメンならではの極細麺に、茹で加減をカスタマイズできる替え玉と楽しみ方は一度だけにあらず。
今回はそんなラーメン池田×めんや天夢コラボイベントに行ってみた。
ラーメン池田×めんや天夢コラボ
訪問したのは栃木県栃木市にある「めんや天夢」。
2023年6月6日15時より、ラーメン池田×めんや天夢コラボイベントが開催された。
めんや天夢の店主が大好きだという、ラーメン池田の豚骨ラーメンに煮干しの旨味を加えた1日限り(120杯+αのみ)の限定の一杯。
なんとコラボ実現まで年単位の期間を要したという、小菅店長念願のイベントだ。
ちなみに今回コラボするラーメン池田は、茨城県古河市にある博多系の豚骨ラーメンを提供する人気店。
厨房にはラーメン池田店主が立ち、高速回転での提供。
限定メニュー
今回提供される限定のメニューはこんな感じ。
豚骨煮干しラーメン
これが今回のコラボ限定メニュー『豚骨煮干しラーメン』。
左にラーメン池田のチャーシュー2枚、右にめんや天夢のレアチャーシュー。
中央にたっぷりの小ネギ、きくらげがトッピングされている。
さらに卓上調味料には、紅しょうが・高菜・ゴマ・おろしにんにく・しょうゆダレ。
まずはスープからひとくち。
スープはラーメン池田の豚骨しょうゆに煮干しのエッセンスを加えたコラボ仕様。
豚骨の旨味に濃厚な煮干しの旨味が絶妙にマッチ、ほんのりビターな余韻感じるコク深く後を引く味わいだ。
さっそく麺をいただこう。
麺は博多系ならでは極細ストレート麺で、麺の硬さはバリカタをチョイス。
バツバツとした心地よい噛み応えで、噛むほどに小麦の風味が広がる。
スープの絡みも抜群で、啜るたびに濃厚な旨味広がり煮干しの香りが鼻腔をぬける。
心地よいのど越し感に箸も止まらない。
小ネギのシャキシャキ感と風味のアクセントがスープにベストマッチ。
きくらげのコリコリとした食感も心地よい。
天夢のレアチャーシューは、しっとり柔らかで噛むたびに旨味があふれ、脂身は口の中で溶けるよう。
ラーメン池田のチャーシューは、柔らかホロリとした口当たり。
味付けはほどほどで、スープと合わせることで完成する絶妙な仕上がり。
今度は卓上調味料の高梨と紅しょうがを加えて食べてみよう。
![たいちょー](https://xn--n8jaw2ftasm0qqb9eb71112ae6c.com/wp-content/uploads/QEHYjgDF_400x400.jpg)
高菜が想像以上に辛くて刺激的。
豚骨ラーメンと紅しょうがのは相性は間違いない。
酸味にほんのり辛みと食感のアクセントが旨味を引き立てる。
替え玉(ハリガネ)
さてここからがある意味本番といっていい。
替え玉1回目はハリガネ。
替え玉こそ、博多ラーメンの醍醐味だよな。
茹でたて熱々で、プリバツとした歯切れ感が心地よい。
小麦の糊化少ないゆえ、生麺の濃厚な小麦感も感じられる。
若干スープのビター感が強めになってきたがまだいける。
替え玉(ハリガネ)
替え玉2回目はもう一度ハリガネ。
ニンニクと紅しょうがを加えて食べてみよう。
ニンニクがスープの旨味を引き立て、紅しょうがの酸味がビター感を和らげてくれる。
それにしてスープと合わさったニンニクが抜群に旨い。
チャーシューに絡めて食べるのも至高。
替え玉(こなおとし)
替え玉3回目はこなおとし。
粉落としとは、まさに麺の打ち粉を落とす程度に湯をくぐらせただけのもの。
さすがにここまでスープが減るとビター感が際立ち始めるので、大幅なカスタマイズが必要になってくる。
ラーメンダレを回し掛け、ニンニク2杯と高菜、ゴマを追加。
粉落とし特有のねっとりもっちりとした食感。
小麦の風味がガツンときいてくる。
タレがスープの風味を回復、さらにニンニクが旨味を引き立て、ゴマの香ばしさと高菜の辛みがアクセントにきいてくる。
さすがにスープの残量的にここまでか。
残ったスープを一気に飲み干しごちそうさま。
最後に
めんや天夢で開催された、ラーメン池田×めんや天夢コラボイベントに行ってみた。
豚骨の旨味と煮干しの旨味合わせた一杯『豚骨煮干しラーメン』は、濃厚な豚骨スープに煮干しのビター感ある風味が絶妙にマッチして後引く旨さ。
両店のチャーシューを一度に味わえるこの贅沢感。
そして池田店主の超高速回転がまたすごい。
スープが無くならなかったならば、もっと替え玉を楽しみたかったところだが、このひと時を惜しみつつごちそうさま。
お店詳細