【栃木鹿沼】手打ちそば露伴。ジョジョ好き店主の営む絶品蕎麦の店

栃木県鹿沼市にある手打ちそば露伴(ロハン)。

水と緑豊かな鹿沼市は関東一の蕎麦の郷と言われている。
そんな蕎麦屋激戦区の鹿沼市でも注目される人気店のひとつ。

ジョジョ好き店主の営む絶品蕎麦が味わえるお店だ。
今回はそんな「手打ちそば露伴」に行ってみた。

手打ちそば露伴

今回訪問したのは栃木県鹿沼市千渡にある「手打ちそば露伴」。

昔ながらの日本家屋然とした趣あるその姿。
かつて鹿沼市茂呂にあった「もろっ子農産物直売所※現BARRACK D.M 竹末」の一角に2008年10月にオープンしたのが前身。
鹿沼市の板荷、永野の蕎麦粉を使用した本格鹿沼そばが味わえる。

木立を抜けた先にお店の入口がある。

その店名にピンと来た人もいるだろう。
露伴とは「ジョジョの奇妙な冒険第四部 ダイヤモンドは砕けない」に登場する漫画家「岸辺露伴」のことで、そんなジョジョ好き店主が営む蕎麦屋だ。

蕎麦屋激戦区である鹿沼市にありながら、注目される人気のお店のひとつにかぞえられる。

アクセス

お店正面に舗装された駐車場が8台。

20mほど南側にも砂利の第2駐車場があるが、ロープが張られていたので毎回使えるわけではなさそうだ。

店内

和を感じさせる広い店内、梁見せ天井が解放感抜群だ。

右手厨房、左手窓際にはカウンター席が7席、ホール中央に4人掛けのテーブル席が2卓、奥の小上がりには座卓が1卓。

南側一面が窓になっていて明るい店内。
カウンター席からは庭の木々が望める。

新緑の季節には木々が生い茂り、秋には紅葉を眺めながら蕎麦をいただくことができる。

備え付けはこんな感じ。
こんなご時世なので、箸が備え付けではないのは安心感がある。

お店の名刺もまた特徴的だ。

手打ちそば露伴のメニュー

手打ちそば露伴のメニューはこんな感じ。

他にも平日限定の「鍋焼うどん(1,100円)」、1日10食限定の「自家製けんちんそば(1,000円)」などもある。

手打ちそば露伴行ってみた

訪問したのは2021年12月28日の12時過ぎ。
先客は6組9名、後客2組。

注文を済ませ待つこと10分ほど。

もりそば+盛り合わせ

今回チョイスしたのは冷たいそばから『もりそば』、天ぷら『盛り合わせ』。

蕎麦は艶やかで潤い感じる外見に細めで繊細さを感じる。
板荷と永野で育てられた、純鹿沼市産の蕎麦粉のブレンドを使用した蕎麦。

まずはつゆにつけずに。

プリッとしたコシのある噛み応え感、噛むほどに広がる蕎麦粉の芳醇な香りとほんのり甘い余韻。
瑞々しい舌触りに細めなのでのど越し感がとてもいい。

ちょっとだけ味見程度に啜るつもりが、3口くらい食べてしまった。

それではつゆをつけていただこう。

つゆは醤油のコクとダシの旨味合わさる深みのある味わいで、主張しすぎず蕎麦との一体感も抜群だ。
ツンとしたワサビの刺激にネギのシャキシャキした食感のアクセントが蕎麦の旨味を引き立てる。

スルスルといくらでも食べられてしまう。

天ぷら盛り合わせ

天ぷら盛り合わせも食べてみよう。

春菊に海老、ナス、かぼちゃの天ぷら。
天つゆをつけていただく。

大きな春菊の天ぷらはサクサクで風味もいい。

ホクホクアツアツで甘いかぼちゃの天ぷら。
外サク中ふっくらなナスの天ぷら。

海老の天ぷらパイセンもプリップリでたまらない。

そして〆はもちろん蕎麦湯。

ダシの旨味、甘みが引き立つ。
飲み干した後は空いた器に今度はストレートで。
繊細な蕎麦粉の風味を感じてごちそうさま。

最後に

栃木県鹿沼市にある手打ちそば露伴に行ってみた。

ジョジョ推し店主のお店だけあり、ちょっとしたところにジョジョマニアの片鱗を感じる。
ネタに走っているお店かと思いがちだが、蕎麦も絶品で、人気というだけあり、店内はたくさんのお客で賑わってした。
コシが強くのど越しも心地よい、蕎麦の旨味を存分に堪能できる一品。

天ぷらも油きれよく食べた後に重くないので、しっかり蕎麦の脇役に徹している感じだ。

蕎麦激戦区の鹿沼市でおすすめのお店。
それではまた、アリーヴェデルチ。