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武平作の夏のスイーツ『直七の誘惑フロマージュブラン』。高知県宿毛市 幻の柑橘「直七」使用の一品

栃木市に本店をおく武平作で夏のスイーツ『直七の誘惑フロマージュブラン』が発売中だ。

2019年6月に新登場したこの商品、高知県宿毛市(すくも)の限定された地域でのみ栽培していない「幻の柑橘」と呼ばれる「直七(なおしち)」を使用したスイーツ。
味のバランスが抜群で、まろやかな酸味とすっきりした後味が特徴的な一品。

そんな「直七」を使用した夏のスイーツ『直七の誘惑フロマージュブラン』食べてみた。



直七とは?

ところで直七とはいったい何なのか?

「直七」とはすだちに分類される品種のひとつ。

広島県尾道市田熊(たくま)で発見された、ゆずやすだち、カボスなどに代表される香酸柑橘の一種で、正式には「田熊スダチ」と呼ばれる。
現在は高知県の南西に位置する幡多地区でのみ栽培される。

高知といえば、「文旦」や「小夏」が有名だが、「直七」は高知県宿毛市の限られた地域でしか栽培されていない品種のため入手も容易ではないために「幻の柑橘」と呼ばれている。

豊後水道に面する宿毛湾は魚介の宝庫で、魚介料理に欠かせない食材のひとつでもあった。
昔、地元の魚屋を営む直七さんが、魚にかけると美味しいと勧めていたことから「直七」という名前になったという逸話もある。

ゆずやかぼす、すだちは一部の風味が飛びぬけているのに対し、「直七」は甘み、酸味、味の濃さ、苦味、苦味の後味のすべてが非常にバランスが良く、まろやかな酸味と爽やかな味わいが料理の引き立て役としても抜群な力を発揮する。

直七の誘惑フロマージュブラン

武平作で2019年6月より発売中の『直七の誘惑フロマージュプラン』。

データ

直七の誘惑フロマージュプラン
発売日 2019年6月
販売 武平作各店
価格 324円
エネルギー 216kcal
タンパク質 2.1g
脂質 15.5g
炭水化物 17.7g
食塩相当量 0.2g

高知県宿毛市産の幻の柑橘「直七」で作ったソースと、フロマージュブラン(白いチーズを意味する)を合わせた一品だ。

さっそくひとくち。

フロマージュブランの底にはさらりとした直七ソース。
ふんわりクリーミーでなめらか、シュワッとした口当たりで、濃厚なクリームチーズのコクと甘味にほんのり酸味がきいている。
そこに直七ソースの柑橘系の爽やかな香りと酸味のアクセントがすっきりとしている。

まさに夏のスイーツにふさわしい後味すっきりな一品。

最後に

武平作で発売中の夏スイーツ『直七の誘惑フロマージュブラン』を食べてみた。

濃厚なチーズのコクと甘味に直七の爽やかな香りに酸味が絶妙にマッチする。
ふんわりシュワッとした食感が後を引く一品だ。

武平作の夏スイーツ『直七の誘惑フロマージュブラン』、もし近くに来ることがあったら是非一度味わってみてほしい。

お店詳細

武平茶屋栃木本店
住所 栃木県栃木市城内町2-15-1
TEL 0282-25-2575
営業時間 10:00~16:00
定休日 無休

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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