栃木市大平町にある満天家大平店に行ってみた。
テレビ朝日「帰れマンデー見っけ隊!!」で2021年4月19日に放送された、宇都宮に本店を構える満天家。
番組企画の「栃木めし旅!ローカルチェーン店で1位メニューを1発で当てろ!」にて第3位となったのが人気名物メニューのひとつ『満天辛麺味噌』。
辛さを際限なくカスタマイズ可能な激辛チャレンジメニュー的な一杯で、〆には数種のライスで好みのリゾットにアレンジできるという非常に挑戦意欲をそそられる一品。
今回はそんな満天家の『満天辛麺味噌』にチャレンジしてみた。
満天家大平店
今回やってきたのは、栃木市大平町にある満天家大平店。
満天家は栃木県宇都宮市に本店を構えるローカルラーメンチェーン。
先日の「帰れマンデー見っけ隊!!」でその存在は全国的に知れ渡ることになった。
「家」と付くので家系ラーメンかと思いがちだが、満天家の「家」には家族の意味が込められているという。
老若男女問わず愛されるようなお店を目指し続けて20年の歴史をもつお店だ。
もとは焼肉屋「肝心屋」としてオープンしたが、創業より4年後の2001年12月に味噌ラーメン店としてリニューアル。
その2年後には現在の無添加完熟系の味噌ラーメンを確立、その翌年に「満天家」の名が誕生する。
2014年7月には、栃木市大平町に「満天家 大平店」がオープンし商業施設の集中するエリアであることも手伝って連日賑わいをみせている。
そんな満天家、最近では餃子にも力を入れているようだ。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県栃木市大平町下皆川215-2
車 東北道栃木インターより7.4km(12分)
電車 両毛線大平下駅より850m
駐車場 7台
店内
店内は広く、左手厨房沿いにカウンター席、右手窓際から奥にテーブル席が多数。
トータル50席ほどのキャパがある。
もちろん感染対策も万全だ。
満天家のメニュー
満天家のメニューはこんな感じ。
定番メニューから期間限定、数量限定、人気の満天揚げ餃子など豊富に揃う。
もちろんテイクアウトの利用も可能だ。
ちなみに人気トップ5はこんな結果だった。
人気トップ5
- 豚とろチャーシュー味噌らーめん
- 満天味噌らーめん
- 満天辛麺味噌
- 焼き餃子
- 濃厚ゴマ味噌担々麺
そしてメンバーズカードが意外とお得。
満天家大平店で満天辛麺味噌(鬼辛)+トリプルライス食べてみた
やってきたのは5月9日の21時。
先客3組、後客1組。
今回チョイスしたのは人気3位の満天家名物『満天辛麺(まんてんしんめん)味噌』。
満天辛麺味噌 979円
辛さが選べる激辛マニア向けな一杯だ。
辛さ
中辛 初心者向け
大辛 汗の出る辛さ
激辛 上級者向けのヤバイ辛さ
鬼辛 かなりヤバイ辛さだけどクセになる
狂辛 狂ったように辛い
~ +1レベル 55円
具材はもやし、白髪ねぎ、刻みネギ、ぶつトロチャーシュー、そして頂点にハーフ煮玉子。
真っ赤に染まるスープは単体でもなかなか辛そうだ。
さらに鬼辛チョイスで、辛味噌が付いてくる。
辛さを増すとベースが変わるのではなく、単純に辛味噌の量が増えるパターンのやつか。
これなら攻略は容易そうだが、あまり増やすと塩辛くなりそうだ。
そして口直しのアセロラドリンクもおまけについてくる。
まずはスープから飲んでみよう。
豚骨、鶏ガラ、野菜などを炊いて仕上げたマイルドで濃厚コク旨なスープに、日光市にある明治35年創業の「神保栄三久商店」謹製の最高級味噌『野州吟醸味噌』を使用したもの。
3種の味噌を独自ブレンドしスパイスやローストタマネギ、生姜、ニンニクなどを合わせることで秘伝の完熟系味噌ダレに仕上げているという。
そんなこだわりのベースの濃厚コク旨な味わいにゴマの芳ばしさ、カットした白菜キムチなどを加えたほんのり酸味と甘みのある辛さのきいたスープだ。
今度は辛味噌をすべて溶かし、鬼辛に進化したスープを味わってみよう。
見た目的には真っ赤になるわけでもなく、それほどの変化はない。
問題はその辛さだ。
豆板醤の塩気と辛味、ゴマの芳ばしさが引き立つ味わい。
若干スープにトロミ感がでている。
一口目は辛さがガツンとくるが、それほどヤバイ辛さではない。
しっかり辛さの先にコクと旨味、甘みの余韻も広がる。
塩辛くなるのを警戒したが、まだ鬼辛くらいなら大丈夫そうだ。
さて、それではさっそく麺をいただこう。
満天家や職人が毎日つくりあげる、石臼挽きの北海道小麦「ゆめちから」を使用したこだわりの自家製麺。
もっちりとしたコシある食感の中太ストレート麺でズルズルとのど越しもよい。
スープの絡みもほどよく、小麦の風味も強烈なスープに負けていない。
シャキシャキのネギにモヤシ、白菜の食感のアクセントが食べ応えある。
〆はリゾット風に
満天辛麺味噌の〆は、スープをライスにかけてリゾット風に食べるのがおすすめらしいので、とりあえず全部のライスを注文してみた。
ミニライス 110円
納豆ライス 198円
チーズライス 198円
納豆ライスは安定の旨さ『朝めし太郎』、チーズライスにはたっぷりのチーズがトッピングされている。
まずはミニライスから。
濃縮して真っ赤になったスープをぶっかけ食べてる。
米の甘みで辛味が引き立つ。
スープの風味を存分に味わいたい時にはミニライスがおすすめだ。
続いてチーズライス。
米の熱でとろーり溶けたチーズが絡む。
チーズのコク感に芳ばしい風味が広がる。
まろやかマイルドで食べやすい。
最後は納豆ライス。
ベースが発酵系をふんだんに盛り込んでいるだけに同じ発酵食品の納豆はチーズ以上に相性抜群だ。
辛さとの相性も良く、納豆の旨味がとても引き立つ。
〆にアセロラドリンクをグビッと一気飲みして口腔内をリセットしてごちそうさま。
最後に
栃木市大平町にある満天家大平店で、人気第3位の『満天辛麺味噌』鬼辛を食べてみた。
さすがは味噌メインのお店だけあり、辛さだけでなくその先の旨さもしっかり感じることができた。
コク旨なスープに辛味とほんのり酸味に甘みがきいた後を引く味わいはご飯が欲しくなる。
個人的には麺にもうちょっと太さが欲しいところではあったが、まぁこれはこれでアリだ。
〆リゾット用のライスが3種類用意されているのもうれしい。
辛さ自体は鬼辛を中本基準で表現するなら★4といったところか。
辛さに自信があるならば是非限界突破に挑戦してみてほしい。