【栃木宇都宮】俊麺製麺所。プレオープンメニュー麻婆丼定食食べてみた

栃木県宇都宮市にある中華ソバ 俊麺製麺所に行ってみた。

2018年3月オープンの中華ソバ 俊麺製麺所だが、現在リニューアルに向けてプレオープン中だという。
これまでの麺や素材などひとつひとつにこだわりを持つスタイルは変わらずだが、まさかの定食営業という予想外の方向からのアプローチが面白い。

ラーメン屋のつくる定食メニュー、果たしてどんな味に出会えるのだろうか?
さっそく行ってみた。

麺製麺所

ここが今回訪問した宇都宮市西川田にある「俊麺製麺所」。

俊麺グループ旗艦店として宇都宮市不動前にあった「俊麺なが田」が、2018年3月20日にかつてぼたんのあった場所へと移転オープンを果たした。
それからおよそ2年、5月をもってラーメン店としての営業を一旦終了、現在6月中旬より新しい生活様式に合わせた業態変更に向け、リニューアルのためにプレオープン期間となっている。

なんとラーメンではなく、昼には定食メニュー、夜にはサムギョプサルや鍋を提供するといった免疫力の高まる美味しいメニューを提供するという。
店名から「中華ソバ」の名が消され、これからは「俊麺製麺所」として営業するということで、お店の看板からこれまての売りであった中華ソバなどが消されるほどの徹底っぷりに、今後どんな方向に向かっていくのか興味深々。

アクセス

店舗前に比較的広い駐車場が完備されてる。

店内

店内入って左手にレジカウンター、右手に厨房といった縦長な店内。
厨房を隔てる壁沿いにカウンター席が4席、店内左手から奥にＬ字にテーブル席が4卓配置されている。

俊麺製麺所のメニュー

俊麺製麺所のプレオープンメニューはこんな感じ。

ランチタイムには、みや美豚を使用した定食メニューを中心に提供している。
麻婆系にみや美豚の味を存分に堪能できるデジカルビ丼などどれもおいしそうだ。

麻婆丼定食食べてみた

麻婆麺も気になるが、今回チョイスしたのは麻婆丼定食。

麻婆丼、焼き餃子3ヶ、小スープ、小鉢、黒糖牛乳プリン、ドリンクがセットになったメニューだ。
辛さはマイルド中辛かワイルド大辛からチョイスできるというので、もちろんここはワイルド大辛にしてみた。

麻婆丼には四川花椒と唐辛子がガッツリ振りかけられている。
ワイルド大辛、なかなかワイルドじゃないか。

さっそくひとくち。

中国のたまり醤油と甜麺醤を使用したという本格的な麻婆丼。
もちろん挽肉には、みや美豚の粗挽きミンチを使用している。

鮮烈な辛さにビリリとくるシビレ、そしてあふれる挽肉の旨味。
無性にご飯が欲しくなる塩味。

ピリッとした辛みに程よいシビレ感、そして鼻腔を抜ける芳醇な香り。
芳ばしさとコクがあり、挽肉の旨味が噛むほどに広がる。

豆腐は大ぶりにカットされているので、ふんわりホロホロ感と豆腐の旨味も存分に堪能できる。
そしてこれがご飯との相性が抜群。

小鉢はもやしナムル。

シャキシャキなモヤシが小休止に丁度いい。

小スープは岩海苔たっぷりで芳ばしさ感じる中華スープだ。

無限に食べられる(かもしれない)餃子

そしてこの餃子がまた曲者だ。

芳ばしくさっぱりした衣、中からあふれるジューシーなエキス。

肉や野菜の旨味があふれ、ニンニク使われておらず塩ダレで味付けされているのでさっぱりした味わい。
醤油などは一切不要でこのまま食べるのが最高に美味い。

これなら無限に食べられる(かもしれない)。

〆は黒糖牛乳プリン

そして〆は黒糖牛乳プリン。

プルンと柔らかで、コクがあって濃密な甘みがありつつも、さっぱりとしていて食べやすい。
これも無限に、以下略。

最後に黒烏龍茶を一気飲みしてごちそうさま。

最後に

リニューアルによりプレオープン中の宇都宮市にある俊麺製麺所に行ってみた。

新たな生活様式に合わせて業態変更したお店では、これまでのメインの中華ソバを廃止、昼時に定食系をメインに提供していた。
こだわりのみや美豚を使用した、本格的な麻婆丼はご飯がススムヤバイやつだった。

激辛耐性がある人からすると、辛みとシビレ感はほどほどかもしないが、一般的にはしっかり辛いガチなやつだと思う。
ラーメンは食べられなくなってしまったが、これはこれでまた食べたくなるクセになる味だった。

一刻も早くもとの日常が戻り、中華ソバが復活する日を楽しみに、今はこだわりの定食を味わいつつその日を待とうではないか。