めんや天夢のグレーなG系「ニボG」と岩下の新生姜の相性がやばい。
あふれる煮干し愛より生み出された究極のG系、そして栃木市が誇るブランドの一つ「岩下の新生姜」。
この二つが融合し究極の美味さへエボリューション(ポケモン風な発音)を果たしたのが、不定期で登場するニボGとそのコラボトッピングである岩下の新生姜。
とにかくこの二つが合わさる時の美味さがやばい。
今宵も登場したニボGの誘惑に抗うすべなどあろうはずがない。
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ニボG+岩下の新生姜トリプル
そんなわけでやってきた栃木市南口から徒歩数分の場所にあるめんや天夢。
さっそく食券を購入するとカウンター席に陣取り、おもむろに上段カウンターへ食券と小銭を差し出す。
「岩下の新生姜トリプルで!!」
そう、食券を受け渡すさいに現金トッピングとして岩下の新生姜(100円)を追加することができる。
トリプルとはその岩下の新生姜を3倍という意味である。
なんという甘美な響きだろうか。
岩下の新生姜トリプル、この先の至福のひと時を想像しただけで身震いしてしまいそうだ。
提供前に聞かれる無料トッピングはもちろん「全増しで!」。
少しして眼前に姿をあらわすのは究極のニボG、否、ニボリューションを果たしたニボG岩下の新生姜トリプル。
慈悲深き天使のような側面と、悪魔のような背徳感と罪悪感にまみれる側面という相まみえぬ二面性を兼ね備えた究極の一杯。
今宵も酔いしれようではないか。
その一杯に。
ニボG食べてみた
今回チョイスしたのはニボG(中)。
この岩下の新生姜トリプルの存在感やばすぎる。
山のような野菜マシのモヤシとキャベツの側面の1/3を覆いつくそうかというほどの質量だ。
同じく側面には1枚の神豚、ニンニクマシ、そして山頂にはアブラマシ。
そして同じく追加トッピングの煮干し粉、そして別容器にて提供されるのは刻みタマネギダブル。
もうすでに器のキャパオーパーにどうしたものか。笑
迂闊に触れば崩壊しかねない。
とはいえまずは野菜を攻略しないことには麺に辿り着けない。
このまま食べるとフィン・ファンネルが放出されてしまうのでひとまず別容器に待避させる。
もし同様のカスタマイズをするなら、別容器をもらうといいかもしれない。
それでは改めてまずは野菜から。
スープに浸しながら食べると、シャキシャキの野菜に動物系と煮干しのコク旨な味がほどよく絡んで美味い。
塩気が効いているので丁度いい。
そうこうしているとスープの水面が姿をあらわしたのでひとくち。
煮干感が強めに仕上がったというブラウンがかったスープは嫌なエグミなどはなく、煮干しのほのかな苦味や旨味が濃厚に染みわたる。
さらに濃厚なコク感と動物系の旨味が一体化し後からくる甘味がなんとも完飲を誘う。
続いて麺。
コシが強くプリブリな太麺は小麦の風味と甘味のある旨いやつ。
スープの濃度に負けない存在感がしっかりとスープと一体化している。
とにかく無心になってワシワシと食いたくなる。
中盤からはニンニクと煮干し粉、アブラをスープに混ぜ合わせていただく。
いっきにジャンク感が増し、ニンニクとアブラのコクと旨みがさらにマシマシになり、煮干し粉の風味でさらにスープに深みが増す。
うまし!!!!!
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岩下の新生姜をつまみながら食べると最高
そしてここからお待ちかねの玉ねぎと岩下の新生姜の登場だ。
タマネギは麺に絡めつつ麺を啜る。
そして追いかけるように岩下の新生姜にかぶりつく。
こういう食い方は野暮ってもんだ。
ちゃんと麺ひと啜りごとに1本の新生姜をいただく。
これこそが最高の食べ方。
タマネギの甘味、新生姜の酸味が一体化することで、煮干し旨味も際立ちつつも、それでいて新生姜の旨味もしっかりと主張する。
これこそがニボG、究極の食べ方。
そして時折神豚にかぶりつき、その旨味を堪能する。
だが、宴も長くは続かない。
気づけばスープには玉ねぎだけが残る。
だがこれもまた、ニボGでいうところのデザートみたいなもの。
スープの旨味を吸収し、甘味あるシャキシャキの玉ねぎをスープと一緒に頬張る。
最高。
ここにご飯があったなら、ご飯にかけるニボGよろしくご飯をかっこむことができただろう。
本当に残念でならない。
ただ、玉ねぎをダブルにするとスープに玉ねぎの辛みが溶け出してしまう。
〆にスープを飲むと結構辛味が際立ってしまうので、完飲をするつもりがあるなら玉ねぎはダブルにしないことをオススメする。
今日も最高に美味かった。
最後に
めんや天夢のニボG。
仕込みに手間暇がかかるゆえに半日営業の水曜日の翌日、木曜日に登場することがほとんど。
不定期なのでSNSをチェックしていないと見逃しかねない。
攻略する予定があるならば、水曜の夜や木曜の朝は要チェック。
また日によっては夜の部早々に完売になることもあるので気をつけよう。
お店詳細