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【小山市】横谷ホルモン。路地裏の昭和レトロなお店で食べるホルモン

小山市にあるホルモン焼肉のお店、横谷ホルモンに行ってみた。

小山駅西口から徒歩2分、駅前の道路から路地裏を入るとそこには昭和雰囲気漂うお店がある。
古民家風な店舗前にぶら下げられた赤提灯、年季の入った色あせ感風な看板には、昭和っぽいフォントで書かれた「横谷ホルモン」の文字がとても目立つ。

昭和レトロな店内で、テーブルの前に置いた七輪で焼かれたホルモンをつまみに角ハイをいただく。
間違いのないホルモン屋というキャッチフレーズの横谷ホルモン、通称「横ホル」が今回紹介するお店だ。

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横谷ホルモン

小山駅前の道路から1本奥に入ると、そこはもう車1台が通るのがやっとの裏路地。
道路沿い、有料駐車場越しからも目立つそのお店は横谷ホルモン小山西口店。

裏路地に面するこのお店こそが誇谷ホルモンだ。

古民家のような外見と狭い裏路地に佇むその姿は昭和レトロな哀愁が漂う。

昭和を感じさせる味がある店内、壁に張られた数々の逸品メニューなどの張り紙は燻されて変色している。
この感じなんだか落ち着く。

入って右手に厨房があり、その前にはカウンター席が5席ほど。
 

左手には4人掛けテーブルと2人掛けテーブル席があり、それらを連結させることで2人用、4人用、6人用などに対応させているようだ。

ずっと七輪により熱せられ続けたテーブルには焦げ跡ができていた。

煙に燻され変色した張り紙、木製テーブルに刻まれたキズ、焦げ跡、そのすべてがいい味を醸し出している。

ちなみにここ、イスが荷物入れになっているので、カバンや上着が焼肉の煙で燻される心配もないというのもありがたい。

 

メニュー

ホルモン焼きを中心としたメニューはこんな感じ。

焼きは牛と豚、鶏などからかわり焼まで、桜ユッケなど刺し系も充実。
一品ものやご飯モノも豊富だ。

他にもホルモン鍋やサムギョプサルなどまであるという充実ぶり。

他にも壁の張り紙にも本日のおすすめ的なものや一品メニューが掲示されている。
興味をそそられるメニユーも多い。

ドリンクも程よく種類が揃っている。

ビアカクテルがあるのは地味にうれしい。

色々食べてみた

訪問したのは祭日金曜の18時半ごろ。

この時はカウンターに2名1組、6名2組、4名1組ほどがいただろうか。
その後も入れ替わるように客が訪問し、32席ある店内は常に満席に近い状態だった。

ここは予約をしてから訪問するのが無難かもしれない。

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そんなわけでExploresならぬ、普通の飲み会スタートだ。

さすが6名いるだけあって色々と注文した品数豊富で、途中から何食べたのかわからなくなった。笑
Explorersの飲み会も色々注文してテーブルとんでもないことになるが、普通の飲み会も似たようなものだな。
うちら意外と普通だったみたいでなんか安心した。笑

そんなわけでひとまず確認できたものを紹介していこう。

 

シャンディガフ

とりあえず1杯目はビアカクテルからシャンディガフ(570円)。

ビールの苦みがジンジャーエールの辛味とほどよい甘味でいい感じに緩和されている。
ビールは苦手だがビアカクテルは別だ。

 

お通し

お通し(6人分)はもやしナムル。

茹でたもやしにゴマ油、ゴマ、胡椒、ダシ、醤油などを和えて、小ネギをたっぷりかけたものだろうか。

シャキシャキで瑞々しいもやしに芳ばしさとスパイス感がいい感じ。
酒のつまみに合う。

 

シロとミノ

まずは牛からシロ(720円)とミノ(720円)。

奥側がシロで手前がミノ。

七輪で焼くホルモンの脂がしたたるジューという焼き音、そして舞い上がる炎。
たまらない。

まずはシロから。

タレはお店特製のコチュジャンベースの甘辛醤油風味タレでいただく。

比較的小ぶりな感じだが、口に含むとフワッととろけてあふれるたっぷりの脂。
クセもなく美味い。

続いてミノ。

コリコリした食感、程よいジューシー感でタレの絡みもよく食べやすい。
何気に今回色々食べたうちのこれが一番のお気に入りだった。

塩キャベツ

サイドから塩キャベツ(410円)。

ゴマ油の芳ばしい風味にがっつり塩気の効いたやつ。
新鮮で瑞々しくてパリッとした食感で甘味があるキャベツだ。

口の中のリセットにちょうどいい。

 

白センマイ刺し

刺から白センマイ刺(720円)。

ゴマと小ネギ、キュウリが添えられている。

シャキシャキ食感が心地よく、酢味噌の甘味と酸味がよく合う。
キュウリとゴマの風味もいい感じだ。

 

ハラミ

牛からハラミ(820円)。

塩かみそがチョイスできるようで、今回は塩をチョイス。

とても柔らかくて、噛むとジューシーな肉汁があふれる。
ミディアムレアくらいが丁度いい感じだ。

 

ふりそで

鶏からふりそで(510円)。

程の良い食感で柔らかくてあっさりしている。
これはタレではなく塩で食べたいな。

 

桜ユッケ

1品目のチョイスは刺から桜ユッケ(920円)。

黄身をしっかり絡めていただく。

濃厚でコクのある黄身の旨味にゴマ風味と甘味が効いていて美味い。
やっぱユッケは最高だな。

 

冷トマト

2品目のチョイスはスピードから冷トマト(300円)。

冷たいトマトにしっかりオリーブオイルベースの塩味のドレッシングがかけてあり、塩気と酸味がたまらない。
瑞々しさとオリーブオイルのオイリーさが絶妙。

 

牛ハツ刺

刺から牛ハツ刺(820円)。

生ニンニクと一緒にいただく。

コリコリした食感でクセもなく美味い。
欲を言うならもっとがっつりニンニクを乗せて食いたい。

 

ねぎ塩牛たん

牛からねぎ塩牛たん(820円)。

焼き上がったら塩ダレの効いたネギと一緒に食べる。

プリプリの柔らかでジューシー。
レモンの酸味がたまらない。

もうちょっと塩気が効いていてもいいな。

 

青唐辛子ミノ

牛から青唐辛子ミノ(720円)。

輪切りの青唐辛子とタレを絡めたミノのようだ。

ピリッとした辛さがよく合っていて美味い。
コリコリした食感もたまらない。

 

冷麺

飯から冷麺(820円)。

程よいコシに酸味と甘味のある味付け。

 

レッドアイ

2杯目はビアカクテルからレッドアイ(570円)。

程よいトマトの濃度にビールの苦みが丁度いい。
これはいいレッドアイだ。

 

豚の5種盛+レバー

左からガツ、テッチャン、コブクロ、中央がハツ、そして手前がレバー。

これだけの部位が並ぶと壮観だ。

この中から食べたのはコブクロ。

皿の上でレバーに接触していたので匂いが侵食されていて嫌な感じではあったが、ピリっとした辛さとコリコリした食感がいい。
すぐ焦げるからタイミングが難しい部位だ。

 

上ホルモン

豚から上ホルモン(720円)。

厚みは薄めだがコリコリとしっかりした食感が楽しめる。

 

サムギョプサル

ここで大物登場のサムギョプサルの初回セット(1,620円)。

サンチュ、えごまの葉、刻みネギ、ニンニク、青唐辛子、ゴマ油、コチュジャン、豚肉のセット。
サンチュ、えごまの葉、にんにく、青唐辛子は食べ放題なのが嬉しい。

注文したホルモンがまだ一杯あったので、豚肉は店員さんが焼いてきてくれた。

これをいい感じにサンチュに乗せて包んだらパクリといく。

サンチュのシャキシャキ感に芳ばしくてジューシーな豚バラ肉の旨味。
そこに辛さと甘味、えごまの葉の独特の清涼感とクセのある苦味がアクセントになっていて美味い。

 

玉子かけごはん

飯から玉子かけごはん(310円)。

美味そうだ。
ごはん→ごはん→玉子かけごはん→冷麺→お茶づけとご飯ものを大量に一人で攻略していた。
全盛期の焼肉屋の自分を見ているかのようだ。笑
ヤツの胃袋は底なしか!?

ちょっとご飯もらった。

豚バラにご飯最強だな。

 

ビピン麺

飯からビピン麺(820円)。

甘味と酸味しっかりのピリッと辛さがきいたやつ。
冷麺よりこっちの方が美味いな。

 

もつ煮込み

3品目のチョイスはサイドからもつ煮込み(510円)。

具材はもつ、じゃがいも、大根。

しっかり煮込まれたホルモンは旨味濃厚で、ほどよく酸味が効いていてピリ辛でコクのある味付けだ。
ホクホクで程よく味のしみたジャガイモ、ガッツリと旨味を吸収したトロトロの大根も美味い。

ご飯というよりつまみ向けな味。

 

ホルモンメンチ

4品目のチョイスは張り紙メニューからホルモンメンチ(290円)。

断面からジューシーな肉汁があふれている。

サクサクの衣、アツアツジューシーで細かくカットしたホルモンのコリコリ感がいいアクセントになっている。
これは完全にご飯だ。笑

 

ねぎづめしいたけ

かわり焼からねぎづめしいたけ(410円)。

たっぷりの刻んだネギがのせられたしいたけ。

これはいいしいたけだ。
クセのある匂いもなく、瑞々しくしてシャキッとしたしいたけで旨味濃厚。
塩ダレで味付けされたネギにゴマの風味が効いていてる。

永〇園のお茶づけ(梅)

〆の5品目は永〇園のお茶づけ(300円)。

梅、鮭、のりの3種類から梅をチョイス。

うん、マジで永〇園の梅茶づけだ。笑
そこにわさび、甘味のある南高梅がトッピングされたもの。

さっぱりして美味い。

〆にすっきりして丁度よかった。

 

最後に

昭和レトロ感があり、ゆっくり落ち着ける空間で居心地が良い。
なんだかんだで1時間半ほどいただろうか。

ホルモン焼きの店ではあるが、排煙設備がしっかり機能していてほとんど煙臭くなることはないのもいい。
網も徹底管理され、こちらから店員さんを呼ぶ必要もなく定期的に交換をしてくれる。

まぁあまり黒くなるとあとで掃除するのが大変だから、というのもあるだろうけど。

 

焼きメニューが豊富で、どれも新鮮で美味い肉ばかりなので満足感がある。

ドリンクメニューも多すぎず、厳選した定番をチョイスしつつもビアカクテルなどもちゃんとあるのが嬉しい。
そういえば肝心な角ハイボールを一杯も飲んでいないではないか。

デザート系は無いらしい。
〆のデザートにアイスとかあったら最高だったな。笑

早い段階でもすでに売り切れ(たまたま仕入れていなかったのかもしれないが)になっているメニューもあったので、予約段階で確保するなどしておくといいのかもしれない。

今回お目当てにしていた黒毛和牛牛すきカルビなどのカルビ類、牛すじぶっかけ飯がことごとく品切れだったのは残念過ぎた。
また機会があったらリベンジしなくてはなるまい。

 

横谷ホルモン 小山西口店
住所 栃木県小山市城山町3-6-38
TEL 050-3462-2818
営業時間 17:00~翌4:00
定休日 日曜
総座席 32席
予約 可
喫煙 可

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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