名古屋メシの代表格といったら「きしめん」もそのひとつに挙げられる。
名古屋地域で見られる平らな麺を使ったうどん。
古く江戸時代からすでに食べられていた名古屋メシの定番だったという。
熱田神宮を発祥とするきしめん。
その名の由来はキジの肉を具材として使用していた雉麺からとか、昔は碁石のように丸かったから碁石麺と呼ばれそれがきしめんとなった、紀州から伝わったた紀州麺からきしめんになったなど諸説あるが、その真意のほどは定かではない。
今回、きしめん発祥の地である熱田神宮内にあるきしめんのお店、宮きしめんに行ってみた。
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宮きしめん熱田店
そんなわけでやってきたのは、熱田神宮内にある宮きしめん熱田店にやってきた。
店舗前ではお土産のきしめんが販売されている。
入ると右手の建物に注文カウンターがあり、その奥が厨房。
ひれかつやコロッケ、コーチン串カツなどのホットスナックも購入可能。
左手にはテント屋根に横長のテーブルが80席ほど並ぶ。
メニュー
メニューはこんな感じ。
白つゆのおすましきしめん、赤つゆの宮きしめん、とろろに玉子とじ、白えびなど数種類のきしめん。
数書類のトッピングも追加可能なようだ。
コロッケとご飯のついた宮きしめん定食、味噌カツ丼のついた熱田の杜セットなんてものもある。
カウンターで注文をしてお金を払い、すぐ左から1分もかからにずに注文の品が渡される。
あとはそこに備え付けのネギを好きなだけトッピングしたら席に移動。
宮きしめん-赤つゆ-
今回のチョイスはシンプルに宮きしめん赤つゆの温製(650円)。
トッピングはナルト、油揚げ、しいたけ、鰹節、ほうれん草、そしてネギ。
醤油のしっかりした香りに鰹節の豊潤な香りがただよう。
まずはスープから。
しっかりした醤油の風味に、鰹節の風味など濃厚なダシが効いている。
ほのかに酸味のあるスープだ。
そしてお待ちかねのきしめん。
これは食べごたえがありそうだ。
つるっとしてシコシコもっちりした食感でのど越しも心地よい。
油揚げは甘めに煮てあって、醤油がしっかり効いたスープのアクセントにいい。
あと味もすっきりであっさりしていて、そんなに満腹感もないので2丁食いも余裕そう。
やらないけど。笑
最後に
今回数あるきしめん店の中から、きしめん発祥の地である熱田神宮内に唯一あるきしめん屋の宮きしめんに行ってみた。
店舗自体は参拝ついでにちょっと立ち寄って軽く食う的なイメージ。
11時頃に訪問したが、注文したはいいが席が空いてなかったなんてことにもなりかなかったが、ほどほどに混んでる程度で丁度よかった。
この日は数時間前まで小雨が降っていたので、蒸し暑かったがあえて温かいメニューを食べてみたが冷やしにすべきだっただろうか。
ひとまずきしめんというものがどういうものなのか知れたので満足だ。
宮きしめん熱田店
住所 愛知県名古屋市熱田区神宮一丁目1番1号 熱田神宮境内
TEL 052-682-6340
営業時間 9:00~17:00(LO16:30)
定休日 年中無休