竹岡式ラーメンといいえば、チャーシューを作った醤油タレをお湯や麺の茹で汁で割ったものを使用し、そこにうま味調味料を加えたりしたスープを使っただけというシンブルなスープを使う千葉県富岡市発祥のラーメンだ。
前回丁度よくチャーシューを作ったので、低糖質な竹岡式っぽいラーメンは作れないものかといろいろと試行錯誤した結果今回の実践へと至った。
なぜなら通常のチャーシューの煮汁ならそのまま使っても旨味も味も濃厚なので問題ないのだが、今回使うのは低糖質チャーシューを使った低糖質ラーメンだ。
まず麺をそのまま使ったら低糖質ではなくなる。
小麦粉の代わりに大豆粉やふすまを使うなんてことも考えたが、今回は糸こんにゃくをチョイスすることにした。
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次に旨味問題だ。
うま味調味料といえば課長さん。
でもそれでは健康的ではないし糖質ハンパない。
なので昆布から旨味をいただくことにした。
目次(タップできる)
低糖質竹岡式っぽいラーメンの材料
そんなわけで用意した材料はこんな感じ。
・糸こんにゃく 200g
・低糖質煮豚の煮汁 100g
・醤油 大さじ2
・玉ねぎ 1/2玉
・チャーシュー 3枚
・煮玉子 1個
・昆布 80g
・水 200ml
チャーシューと煮玉子、低糖質煮豚の煮汁は前回のモノを利用。
作ってみた
1.まず昆布の表面を濡れたふきんでキレイにする。
※水洗いはダメ。
2.水200mlに昆布を30分ほどつけておく。
3.糸こんにゃくをよく塩もみして放置。
これで独特の臭みが水分とともに抜けるはず。
4.水を火にかけ沸騰寸前で昆布を取り出す。
これで旨味たっぷりだ。
5.器に煮汁と醤油を入れる。
6.糸こんにゃくを先ほどの旨味たっぷりのお湯で茹でる。
7.沸騰したら数分待ち、お湯を器に入れる。
想像していた以上に薄い色であまり美味しそうに見えないのが残念だ。
8.チャシューをカットし、玉ねぎをみじん切りにしたら、麺を入れて器に盛り合わせれば完成。
黒い器の力も手伝ってそれっぽい見た目になった。
さて問題は味だ。
食べてみた
まずスープはとても薄めで昆布の風味がダイレクトに感じられる。
煮汁のニンニクや生姜感はまったく感じられない。
やはりベースが軽いからきびしいか。
続いて麺。
食感はラーメンというよりこんにゃくそのものだが、スープの絡みは意外とよい。
ていうかスープの味や旨味を麺が吸ってしまった結果、スープが美味しくなくなってしまったんじゃないかと思えるほど。
玉ねぎにいたっては生の玉ねぎをそのまま食べている風にしか感じられなくて苦行だった。
結論、麺は意外といける感じだったが、他で台無しにした感満載。
低糖質竹岡式っぽいラーメンの評価は10点満点で3点。
やはりチャーシューの煮汁って重要だよね。