料理してみた 料理レシピ

ごぼうとキノコの炊き込みご飯。鶏と大根の煮物の煮汁リメイク

ごぼうとキノコの炊き込みご飯。鶏と大根の煮物の煮汁を再利用したら旨すぎた

炊き込みご飯、醤油の芳ばしい香り、素材の旨味染みたご飯を具材とともに味わう。
日本が産んだ究極のご飯料理のひとつ。

古くは奈良時代に遡り(諸説あり)、当時、米不足を補うために粟や麦などの穀物や硬果類を加えて食べていた『糅めし かてめし』が始まりだとされる。
その後、食が豊かになった江戸時代中期以降には季節の具材を初めとした様々な具材を使用した炊き込みご飯が誕生。

現在も地域の特色を生かした郷土料理としての炊き込みご飯が全国に存在する。

ちなみに世界にも炊き込みご飯系の料理が存在、中でも世界三大炊き込みご飯と呼ばれているのが、スペインの『パエリア』・インドの『ビリヤニ』・日本の『松茸ご飯』と言われている。

今回は鶏と大根の煮物の煮汁を再利用して、ごぼうとキノコの炊き込みご飯を作ってみた。



鶏と大根の煮物の煮汁で作る『ごぼうとキノコの炊き込みご飯』

さっそく用意した材料はこんな感じ。

 

レシピ

  • 米 3合
  • 煮汁 200ml
  • 洗いごぼう 1/2本
  • にんじん 1/2本
  • しめじ 100g
  • 油揚げ 1枚分
  • ごま油 大さじ1
  • だしの素 小さじ1

作り方

手順

  1. ごぼうはささがき、にんじんは細切りにしておく
  2. フライパンにごま油を熱し、ごぼう、にんじん、しめじを炒める
  3. 油揚げを加え、煮汁を加えて軽く煮込む
  4. 炊飯器に米を入れ、上から煮汁ごと加える
  5. 規定の量になるように水を加えてだしの素を加えたら炊き込む
  6. 炊き上がったら具材をしっかり混ぜ合わせて完成

ごぼうの皮をアルミホイルで擦り洗いしたらささがきにする。
にんじんは適度な長さにカットしたら細切りにする。

フライパンなどにごま油(大さじ1)を熱し、ごぼうとににんじんを油がよく絡むように炒める。

ある程度火が通って柔らかくなってきたら、しめじを加えて軽く火を通す。

煮汁と油揚げを加え中火で5分くらい煮込む。

炊飯器に米、煮汁を加え、規定の量になるまで水を加える。

具材を乗せたら、そのまますぐに炊飯。

炊き上がったら具材をよく混ぜる。

煮汁の焦げる芳ばしいかおりに食欲をそそられる。

ご飯茶碗に盛り付けたら完成。

ごぼうとキノコの炊き込みご飯食べてみた

完成したのがこれだ。

大根の甘みと鶏肉の旨み溶け出す煮汁を使用しているので、旨みと出汁感しっかり染みている。
ちょっとまばらなところはあるが、まぁ許容範囲だ。

シャキシャキのゴボウに油揚げに米がすすむ。
にんじんも柔らかい。

おかずが無くても全然余裕。

最後に

大根と鶏肉の煮汁で『ごぼうとキノコの炊き込みご飯』作ってみた。

大根や鶏肉の旨み溶け出す煮汁が絶妙な味わいで、濃厚なダシの旨みも相まってご飯がすすむ。
野菜をあらかじめ炒めておくのも正解。

煮物を作ると煮汁が大量に余りがちなので、こういう節約術的なやつも大いにありだな。

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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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