【栃木佐野】佐野ラーメンの館なゆた。独自進化系佐野ラーメンにご当地グルメなども充実

栃木県佐野市にある佐野ラーメンの館 なゆた。

佐野ラーメンでおなじみの青竹手打ち麺を使用した種類豊富なラーメン、さらにオムライスや佐野名物の黒から揚げなどが味わえるお店。
独自進化した佐野ラーメンは、ここでしか味わえないメニューも存在。

今回はそんな佐野ラーメンの館 なゆたに行ってみた。

佐野ラーメンの館 なゆた

今回訪問したのは栃木県佐野市富岡町、東産業道路沿いにある佐野ラーメンの館 なゆた。

2021年11月20日創業の佐野ラーメンをメインに提供するお店で、夜には焼き鳥が名物の居酒屋「焼鳥まるき」としても営業。
建物内の左右で業態が違うという一風変わったお店。

なゆた、まるきともに同スタッフが兼任し、イタリアンやフレンチ、和食の経験をもつ料理人ならではの、こだわりの料理を提供しているという。
佐野ラーメンの特徴である青竹手打ち麺を使用した各種ラーメンの他、特製のオムライスや佐野名物の黒から揚げやいもフライなども味わうことができる。

館という名にふさわしい、存在感ハンパない漆黒の洋館風の建物が特徴的。

アクセス

駐車場はお店右手の広い敷地が利用可能。

店内

木のぬくもりを感じる和テイストな店内。
入口正面にレジカウンター、その奥が厨房。

入口より左は「焼鳥まるき」エリア、右がなゆたエリア。
レジ横にはちょっとしたカウンター席があり3名ほど利用可能。

奥には半個室の4人掛けのテーブル席が複数、小上がり席(まるき側?)もあるそう。
トータル40席あるそうだ。

備え付けはこんな感じ。

佐野ラーメンの館 なゆたのメニュー

佐野ラーメンの館 なゆたのメニューはこんな感じ。
※2022年7月26日時点

佐野ラーメンの館 なゆた行ってみた

訪問したのは2022年7月26日12時頃。
先客はおよそ5組、後客4組ほど。

イモフライ&黒から揚げ

まずはサイドメニューから佐野名物のイモフライと黒から揚げ。

黒から揚げは、黒みを帯びた衣のから揚げにソースを後掛け。
からしとマヨネーズが添えられている。

ザクザク芳ばしい衣、中は柔らかジューシー。
ソースの焦げがほんのりビターで、ソースのコクとスパイシー感に大人の炭酸飲料が欲しくなってくる。

マヨネーズをつけてマイルドに、からしをつけてピリっとした辛みのアクセントも最適。
黒から揚げに初めてからしつけて食べたけど、この食べ方はデフォルトでもいいくらいに合う。

佐野といったらイモフライ。

たいちょー

佐野のイモフライ全制覇をもくろむ妄想をしているのであったら食うマスト

ザクザク衣にホクホクじゃがいも、甘辛なソースが間違いない。
シンプルイズベストな王道の味だ。

辛！佐野辣～麺

なゆた5種のラーメンのうちの一つ「辛しん！佐野辣～麺さのらーめん」。

独自配合の辛味噌を使用した、佐野ラーメンになかった辛さを追求した一杯。
もちろん麺はすべて青竹手打ち麺仕様。

真っ赤なスープがやばいオーラをかもし出す。
もやし、ニラ、カットしたチャーシューをトッピング、仕上げにこれでもかとたっぷりカイエンペッパーがふりかけられている。

まずはスープからひとくち。
スープのベースとなるのは、大山鶏の鶏ガラをメインに豚ガラ、香味野菜を合わせたもの。
そこに特製の辛味噌を加えたスープだ。

コクがあり鶏の旨味や野菜の風味がよく出た味わい深いスープに、辛味噌のコク旨感とピリっとした辛みが絶妙にマッチする。
辛み自体は見た目ほどやばくはなく、辛いものが得意なら問題ないレベル。

野菜も食べてみよう。

ピリっとした辛みか野菜に合う。
シャキシャキなもやしとニラの食感、表面芳ばしいチャーシューの食感とホロッとした柔らかさとジューシーな旨味が絡み合う。
これおかずにご飯も食べられそう。

麺は佐野ラーメンならではの、もっちり程よいコシある平打ち麺。

喉越し感もよく、スープとの相性も良い。

表面を覆う油が辛みを吸着、麺にしっかり絡みつく。
油断するとむせるので注意だ。

最後に

栃木県佐野市にある佐野ラーメンの館なゆたに行ってみた。

洋館を彷彿させる漆黒の外観は存在感抜群。
たしかかつては沙羅英慕だっただろうか、当時のおもかげを残す店内。

佐野ラーメンでおなじみの青竹手打ち麺を使用したラーメンは、ここだけの独自進化したメニューも揃う。
他にもご当地グルメやオムライスなど変わり種メニューも味わうことができる。

今回チョイスした『辛！佐野辣～麺』は、佐野ラーメンでは珍しい辛い系な一杯。
ビジュアルはなかなかだが、辛い物が得意なら余裕で食べられるほどの辛さ。
個人的には辛味噌をもっと増してほしいところ。

たまにはいつもと違った佐野ラーメンを味わってみたいって時にいいかも。