栃木県佐野市で2021年11月28日に「あおりんご さのマルシェ」が初開催された。
NPO法人あおりんごが主催で、佐野国際クリケット場(田沼高校跡)にてスポフェス in SANO2021と同時開催。
ハンドメイド雑貨の出店からクリケットの試合観戦も楽しめるイベントとなった。
そして今回、あの小山駅の「きそば」が初のイベント出店をするというではないか。
駅の外でもあの味が味わえるなんて!!
今回はそんな「あおりんご さのマルシェ」に行ってみた。
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あおりんご さのマルシェ
あおりんご さのマルシェは、2021年11月28日(日)に初開催された、NPO法人あおりんごが主催するイベント。
クリケット場のある佐野国際クリケット場(田沼高校跡)にて開催された。
イベント自体は小規模ながら、ハンドメイド雑貨の出店から、キッチンカー、縁日など子供も楽しめる内容。
日本クリケット協会主催のスポフェス in SANO2021と同時開催され、クリケットの試合観戦なども楽しむことができる。
そしてなんとこのイベント注目のひとつが、あの小山駅の名物店「きそば」がイベントに初出店である。
駅の外でもあの味があじわえるとか控えめにいって最高である。
イベント詳細
出店情報
イベント詳細
あおりんご さのマルシェ
会場 佐野国際クリケット場
開催日 2021年11月28日
開催時間 10:00~16:00
住所 栃木県佐野市栃本町300-1
アクセス 車 北関東道佐野田沼インターより3.1km(6分)
電車 東武佐野線田沼駅より1.8km
会場は佐野国際クリケット場
会場となるのは全国でも数が少ない、クリケット場のひとつ佐野国際クリケット場。
かつて田沼高校のあった場所だ。
当時の面影を今に残す。
現在は、クリケットのまち佐野と称し、グローバルスポーツの拠点としてクリケットによるまちづくりの一環として活用され、建物は日本クリケット協会の本部事務局として利用されている。
施設には来場者向けのカフェ施設「Tea room at SICG」がグラウンドが一望できるスポットに併設されている。
スポーツの合間やスポーツ観戦しながらによさそうだ。
お店詳細
Tea room at SICG
営業時間 月水木 10:00~16:00(LO)
土日祝 10:00~18:00(LO)
定休日 火金
インスタ tea_room_sicg
スポフェス in SANO2021
グラウンドではスポフェス in SANO2021が同時開催。
子供たちがグラウンドでスポーツを楽しんでいた。
イベントではクリケットの聖地、ローズクリケットのグッズショップも出店。
フード&ハンドメイド出店エリア
イベントはグラウンド前の高台エリア、体育館横のスペースにて開催。
ハンドメイド雑貨にグルメ、キッチンカーなどが出店。
キッチンカーとして出店するのは、フレンチトーストやカレーが人気のギュウゾウ農場。
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ギュウ農キッチンカー。ギョウゾウ農場のフレンチトーストサンドイッチ
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その隣には電車を彷彿させるブースが。
ここがOffice Yoshida Groupによる小山のきそばとうどんを提供するお店だ。
他にも、布雑貨やレザークラフト、パワーストーンなどのクラフト系から無農薬野菜まで販売するお店、ミニチュアフード雑貨のお店、アクセサリーのお店にコーヒーのお店、知育玩具の無料体験など計9つの出店がされてた。
縁日エリアでは駄菓子にゲームが楽しめる
グラウンド横には縁日エリアが設けられ、クリケットスルーに射的、わなげなどのゲームが楽しめ、駄菓子も販売され縁日感を味わえる。
あおりんごコインが面白い
あおりんごマルシェでは、「あおりんごコイン」という面白い試みもされていた。
あおりんごコインを使って、縁日エリアで遊んだり、きそばの支払いに利用するなどができる。
あおりんごコインの入手方法
・マルシェで買い物すると100円につき1枚
・NPOあおりんごへの寄付100円につき1枚
・あおりんごSNSキャンペーンに参加で最大8枚
あおりんご さのマルシェに行ってみた
雲一つない快晴のイベント日和。
やってきたのは11時頃。
田沼高校跡地といった独特の雰囲気漂う空間、その一角にてイベントは開催されていた。
初開催で小規模なイベントだからこその面白い試みもされていたりと興味深い。
このSNSにイベントを投稿することで手に入れた10枚の「あおりんごコイン」。
これで縁日や抽選くじに挑戦したり、小山のきそばを食べることができるという。
大人はマルシェで買い物をし、もらったコインを自分の子供に手渡し、子供はお金を使わずにイベントを楽しむ。
まさに子供が楽しむことを最大限に考えられた試みだ。
Office Yoshida Groupの小山駅きそば
そして今回イベントに来た一番の目的はもちろんこれ。
Office Yoshida Groupによる中沢製麺公認の小山駅きそばの販売。
電車を彷彿させるビジュアルがなんとも堪らない。
しかも2022年1月にはキッチンカーが本格始動するというから、今後はさまざまなイベントでも「きそば」を味わえる日がやってくる。
カウンターには天かす、えび天かす、いか天かす、七味が備えつけられている。
コロナ禍じゃなかったら、もしかしたらこのカウンターで小山駅きそばのように立ち食いもできたのかもしれない。
メニュー
メニューはこんな感じ。
シンプルにかけそば、うどんの2種類のみ。
トッピングに岩下の新生姜や野菜コロッケ、佐野市ならではのいもフライのトッピングというのも面白い。
替玉まであるのがまたいいじゃないか。
そしてこれ、あおりんごコインで精算できる。
さっそくかけそばに岩下の新生姜、野菜コロッケを追加、あおりんごコイン8枚で支払う。
旨そうじゃないか。
※天かす、七味はあとがけ
どんぶりに小山駅きそばのロゴ入りというのもまたいい。
ホームで発着する電車ではなく、グラウンドでスポーツを楽しむこどもたちを眺めながら食べるそばもまた一興。
さっそくひとくち。
出汁の旨味きいたつゆの塩気、コシあるそばの食感にズルズルと心地よいのど越し感。
新生姜の酸味のアクセントがつゆに溶け出し後引く味わいに変化する。
つゆを吸ってトロリとしたコロッケがまた抜群に旨い。
じゃがいもの甘みも引き立ち無限に食えそうだ。
この味が2022年からキッチンカーでも食べられるなんて最高じゃないか。

最後に
栃木県佐野市で初開催の「あおりんご さのマルシェ」に行ってみた。
スポーツイベントとの共同開催で、小規模ながら会場を盛り上げた。
こどもが楽しめる内容を意識した感じだが、大人も十分楽しめる。
家族で訪問して大人がマルシェで買い物するともらえる「あおりんごコイン」を使い、子供が無料で縁日などを楽しんだりできるというのも面白い。
そして今回一番の目的だった「小山駅きそば」が味わえるという出店は、なんと開始3時間で完売したほどに人気だったという。
これはキッチンカーが本格始動する2022年は、イベントの楽しみがまた増えそうだ。
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