映える弁当ってまるで工作かのような切ったり貼ったりをイメージしていたが、世の中には詰め込み弁当というジャンルが存在するらしい。
映える感じに弁当に詰め込むだけのこの「詰め込み弁当」というやつ。
一歩間違えばごちゃごちゃした見た目になってしまいかねないが、ある程度のセンスがあればそれなりに映える見た目にすることは可能だし、適当でもそれなりに映える感じにできるから面白い。
今回はそんな詰め込み弁当を実際に作ってみた。
詰め込み弁当
積み込み弁当は、キャラ弁やデコ弁とは似て非なるもの。
キャラ弁やデコ弁は時間とセンスが必要で、なかなかハードルが高い。
詰め込み弁当は弁当箱にぎっしり隙間なく詰め込むだけの、忙しい時にも時間をかけずに作れるお手軽な弁当。
ご飯に、副菜、副菜と彩りを変えて詰め込めば、それだけで映える弁当に早変わりする。
特に深く考えずに詰め込むだけでも、自然と具材の種類が増えるので彩りも華やかになる。
仕切りは必要ない
詰め込み弁当ではアルミカップやバランなどの仕切りは基本的には使わない。
具材そのものを仕切りとするのでシンプルだ。
レタスなどの野菜を仕切り代わりに使うのもひとつの手だ。
ただ、水分の多いものは食材が傷みやすくなるので、詰め込む際には水気を切ったり、水気のあるものを詰め込まない工夫などは最低限必要だ。
そこだけ注意して、あとは好きなように詰め込めばいい。
市販品や作り置きを最大限活用する
詰め込み弁当は手間をかけずにパパッと作りたい。
そんな時に重宝するのは市販の惣菜や作り置きなど。
サラダや漬物などは市販品で十分だし、弁当に彩りを加えてくれる。
彩り鮮やかなピクルスなどは酢で漬け込むので痛みずらいし、作り置きしておくのも便利だ。
最低限、具材の彩りだけ考えて用意すれば、映え感のある詰め込み弁当は簡単に作れる。
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弁当箱選びは重要
詰め込み弁当は弁当箱選びも重要だ。
弁当の形やサイズによって入れられる具材も限られてくるし、見た目も全然違ってくる。
自分の作りたい詰め込み弁当のイメージに合わせて選んでもいいし、吸湿効果や殺菌効果も期待できる曲げわっばを使うのもおすすめだ。
詰め込み弁当作ってみた
なかなか仕事に出かける前のわずかな時間で弁当を作るというのは手間だ。
だからといってこんな弁当では味気ない。
これはこれで醤油ダクダクの海苔にご飯がススムが、せっかくなら見た目やおかずのバリエーションにもこだわりたい。
そんな時に出会ったのが『詰め込み弁当』だ。
ただ、弁当箱に詰め込むだけでいいなんて時間もかからないし簡単じゃないか。
ということでさっそく実際に作ってみることにした。
彩り鮮やかヘルシー弁当
舞茸の炊き込みご飯に細かくカットしたカリカリ梅で彩りのアクセント。
ヘルシーにひじきや根菜などのサラダに自家製ピクルスでカラフルなカラーを追加。
さらに厚焼き玉子、サラダチキンを適当にカットしたものを加えただけ。
仕切りにレタスを使うことで緑を追加して映え感マシマシ。
スーパーの揚げ物詰め込み弁当
スーパーの半額揚げ物を適当に詰め込んで、厚焼き玉子や野菜で彩りを加えたやつ。
ご飯を斜めに盛り付け、ふりかけと梅干の赤を差し色に、さらにレタスで仕切ることで惣菜の茶色とのギャップで彩り感を演出。
ただご飯に盛り付けるだけの今までの弁当と、そんなに使っている具材に大差ないのにまったくの別物だ。
カラフルで映え感マシマシ弁当
作り置きの惣菜を最大限活用し、さらにはゆで卵、スーパー惣菜のサラスパなどを詰め込んだ弁当。
ご飯の白の代わりにサラスパとゆで卵を加えて、彩りにアクセントを加えている。
使用具材
- サラダチキンとコーンのケチャップライス
- サラダスパゲッティ
- 豆類のサラダ
- ブロッコリーとカリフラワーのオリーブオイル漬け
- パプリカとトマトのピクルス
- にんじんラペ
- ゆで卵
最後に
詰め込むだけの忙しい朝にも手軽につくれる『詰め込み弁当』。
ただ、色々詰め込むだけでもそれなりに映えるが、ある程度彩りを意識し、配置を考えて作れば映える弁当に早変わり。
具材だけでなく、弁当箱にもこだわれば同じ具材でもまったく別物に。
キャラ弁やデコ弁はちょっと、という人は是非一度『詰め込み弁当』にチャレンジしてみてほしい。
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