【栃木佐野】手打ちラーメン万里。佐野アウトレット近くの行列のできるラーメン店

栃木県佐野市にある「手打ちラーメン万里」が、佐野プレミアムアウトレットから徒歩3分の近くに移転オープンした。

地元民ならず県外からもお客がやってくる、週末ともなると行列の絶えない超人気店。

今回はそんな「手打ちラーメン万里」に行ってみた。

手打ちラーメン万里

ここが今回訪問した栃木県佐野市越名町にある、手打ちラーメン万里。

2020年11月1日に移転リニューアルオープンしたお店。
真新しい建物はこれまでの昭和を感じる建物から一転、かつての白い外観を残しつつ今風のお店になって生まれ変わった。

1977年に5坪ほどの小さなお店で創業した万里、1989年にはこれまでの交差点角に30 席ほどの広さに拡大して移転オープン。
地元のみならず県外からもお客が訪れ、かつての店舗は週末ともなるとキャパを大幅にに超えてしまい、長い行列ができるほど。

そして今回2度目の移転となり、これまでの店からさらに席数を倍の60席に規模を拡大、佐野の人気エリア「佐野プレミアムアウトレット」近くでの混雑にも対応した。

アクセス

駐車場はこれまでの狭さを払拭する広大な敷地を有する。

店内

店内入ると広めの風防室には、元プロ野球選手で、現在埼玉西武ライオンズのコーチを務める、実家が万里を営む小関氏のユニフォームが飾られる。

白をベースの明るい店内。
横長の厨房前にはカウンター席が8席。
窓際には2人掛けのテーブル席が8卓、奥には4人掛けのテーブル席が2卓。

さらにその奥の小上がりに7人掛けの座卓が3卓。
本来はトータル60席ほどだが、若干席数を減らしての営業のようだ。

スタッフは店主と先代の2名と女性4名で切り盛りしている。
巨大な寸胴、ずらりと並べたどんぶり、一気に仕上げるそのスピード感にこの混みようだが回転率はよさそう。

備え付けはこんな感じ。

手打ちラーメン万里のメニュー

手打ちラーメン万里のメニューはこんな感じ。

ねぎチャーシューラーメン食べてみた

訪問したのは平日の14時前。
先客は20名ほど。

一人客よりも2名以上のお客の割合が高い印象で、カウンター席は空いていてすんなり席に着くことができた。
そして訪問後に続々と一人客がやってきてカウンター席が混み合う法則発動。

今回チョイスしたのは、ねぎチャーシューラーメン。

麺を覆い隠す5枚のチャーシュー、中央にはたっぷり刻みネギ、メンマが添えられている。

まずはスープから。

4時間かけて炊いたスープは鶏と豚の旨味が濃厚なコクのある味わい。
それでいて醤油はキレがあって後を引くスッキリした後味。

香ばしい風味とピリッとした辛味のアクセントがきいた深みのある味は完飲を誘う。

麺はいわゆる青竹手打ち佐野ラーメン特有のピロピロ系。
表面つるりと喉越しが良く、不均一な麺がもっちりとしたコシを感じつつ、ワンタンのような食感、ふんわり柔らかだったりと複雑な食感。

スープと合わさると絶妙な風合いでクセになる。

チャーシューは薄めにカットされスープとの一体感抜群。

柔らかだけどしっかり肉感があり濃いめながら絶妙な塩加減、脂身はトロトロで甘味がある。
無性に白飯が欲しくなる味だ。

ザクザクしたネギの食感が良いアクセントになっていて、麺と一緒に食べるとちょうどいい。
思いのほか麺量が多く感じられる食べ応え満点な一杯だった。

特製ジャンボ餃子

特製ジャンボ餃子も食べてみた。

若干皮の焼きが足りない感は否めないが、まぁそこは気にしないことにしよう。

中は具沢山でアツアツジューシーなエキスがあふれ出す。

柔らかめな皮に芳ばしい焦げ感。
野菜はシャキシャキで噛むほどに甘みが広がる。

タレをつけて食べると芳ばしさが引き立つ味わいで、そのままよりも醤油などをつけて食べることで最適な味わいに感じられる。

非常にご飯が欲しくなる一品だった。

最後に

栃木県佐野市にある手打ちラーメン万里。
移転後のリニューアルオープン後、初訪問してみた。
※移転前も未訪問

平日ながら相変わらずの人気。
なるほどこれが万里の味か、といった特徴的な味わい。
佐野ラーメンを食べるなら、一度は食べておくべき昔ながらの一杯といってもいいかもしれない。