すき家で最強クラスに美味い朝食メニュー『まぜのっけごはん朝食』(まぜのっけ朝食)を食べたことがあるだろうか?
2014年1月30日より発売開始した、すき家の朝食シリーズ「鮭朝食」「納豆朝食」「たまごかけごはん朝食」といった定番朝食メニューに新たに誕生したメニューのひとつだ。
健康的な朝食メニューとして、ごはん、味噌汁、オクラに温玉、鰹節、そして牛小鉢の付いた、その名の通りまぜてのっけて食べる簡単美味しい一品。
さらに2022年5月には新メニュー化にともない「まぜのっけ朝食」「とりそぼろのっけ朝食」「鮭ほぐしのっけ朝食」とラインナップも豊富になり、朝食を手軽に済ませたい人にもおすすめしたい充実のラインナップとなった。
これが美味しくて健康的かつコスパも良いという最強の朝食メニューだった。
※一部テイクアウト可
※2023年5月現在は仕様が変わっている
目次(タップできる)
すき家のまぜのっけごはん朝食(まぜのっけ朝食)
実は前からこの存在には気づいていた。
でも牛丼の誘惑に勝てず、見てみない振りをし続けること数年。
ついにその禁断の果実に手をつけてしまった。
これがすき家の朝食メニューのひとつ『まぜのっけごはん朝食』。
※現在はまぜのっけ朝食と改名
まぜのっけ朝食
・ごはんミニ320円(532kcal)
・ごはん並350円(670kcal)
・ごはん大盛380円(808kcal)
とん汁変更+100円
あさり変更+100円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
ごはん・みそ汁・牛小鉢・たまごかけしょうゆ・オクラ・おんたま・かつぶしがセットになったメニュー。
ネギ入りの牛小鉢。
オクラとおんたまの小鉢と別々に提供される。
お揚げとわかめの味噌汁というのがまたたまらない。
まずは味噌汁をひとくち啜り、独特のその風味を堪能。
空きっ腹に染み渡る美味さだ。
さて、それではまず始めに牛小鉢オンザライスからいただこう。
ネギの風味ですっきりあっさりな風味だ。
牛丼とは違った味わいがなかなか美味い。
なんで牛皿定食なんてメニューあるのかと思ったいたけど、なるほどこれはこれでアリだ。
ご飯の上に汁ごと牛小鉢をぶっかれ、オクラおんたまにたまごかけしょうゆをちょっと垂らししっかり混ぜ合わせたものを乗せる。
最後に鰹節をかければまぜのっけの完成だ。
オクラのシャキシャキ感にねばり、おんたまのまろやかなコク感、鰹節の旨味が絶妙なバランス。
さらに牛肉の旨味に汁の甘味がこれまた絶妙なアクセントになって美味い。
まぜてのっけただけなのにこんな美味いなんて。
これはすき家の朝食はこれ一択でもいいかもしれない。
まぜのっけごはん朝食+納豆MIX(納豆・まぜのっけ朝食)
まぜのっけごはん朝食に納豆を追加してみた。
※現在は納豆・まぜのっけ朝食として正式メニュー化
まぜのっけごはん朝食ご飯大盛 380円
納豆 90円
納豆・まぜのっけ朝食
・ごはんミニ360円(635kcal)
・ごはん並390円(773kcal)
・ごはん大盛420円(912kcal)
とん汁変更+100円
あさり変更+100円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
オクラとおんたま、納豆、そこにたまごかけしょうゆをたらしガッツリ混ぜ合わせたら、ご飯にのっけて鰹節をふりかける。
納豆の旨味成分がブーストされて超絶美味い。
オクラと納豆でねばねば度MAX。
このまま食べてしまいたい衝動にかられたが、ひとくちだけ食べて牛小鉢ものっける。
最強だ。
毎日でも食べられる美味さ。
からしをかけて食べてもなかなかいける。
納豆のタレを使ったり、たまごかけしょうゆをかけ過ぎると甘みが際立つので、できれば少なめにするのがおすすめ。
納豆嫌いな人には悪いけど、絶対食べるべき一杯だ。
とりそぼろのっけ朝食
「とりそぼろのっけ朝食」食べてみた。
とりそぼろのっけ朝食
・ごはんミニ360円(539kcal)
・ごはん並390円(698kcal)
・ごはん大盛420円(836kcal)
とん汁変更+100円
あさり変更+100円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
ごはん・みそ汁・とりそぼろ小鉢・たまごかけしょうゆ・オクラ・おんたま・かつぶしがセットになったメニュー。
とりそぼろ小鉢には、汁だくなダシきいた甘辛醤油仕立てのタレで煮込んだとりそぼろにゴマ、ネギを添えたものがついてくる。
想像ではいわゆる「とりそぼろ」だけかと思っていたので、汁だくというのは地味にうれしい。
まずはごはんにとりそぼろ小鉢を投入。
このままでもかなり旨そげじゃないか。
とろりとしてた餡なので、必要以上にごはんがシャバシャバにならないのもいい。
ここに残りの具材をまぜたものをのっける。
とりそぼろのっけ朝食の完成だ。
さっそく食べてみよう。
甘辛なタレで味付けされたとりそろぼろの旨味にゴマの風味のアクセントがいい。
とろみがあるのでご飯との絡みもよく、とりの旨味を存分に堪能できる。
オクラのシャキシャキネギネギ、まろやか温玉の風味があっさりさっぱり。
牛小鉢よりとりそぼろ小鉢のほうがタンパク質豊富(5.6→17.7)、脂質も少ない(8.1→4.9)のでダイエット中にもいけそうな気がする。
鮭ほぐしのっけ朝食
鮭ほぐしのっけ朝食食べてみた。
鮭ほぐしのっけ朝食
ごはんミニ 360円(412kcal)
ごはん並 390円(551kcai)
ごはん大盛り 420円(689kcal)
※販売時間:午前5時〜11時まで(一部販売時間が異なる)
まぜのっけ定番のごはん、みそ汁、たまごかけしょうゆ、オクラ、温玉、かつおぶし、そして鮭ほぐし小鉢がセットになったメニュー。
さっそく鮭ほぐしをご飯に乗せて、オクラと温玉にたまごかけしょうゆをちょいかけしたら混ぜ混ぜしオンザライス。
最後にかつおぶしをふりかけたら完成だ。
鮭のほどよい塩味に旨味、そこにオクラのシャキシャキ食感のアクセントがクセになる。
温玉のコクが鮭の旨味を引き立てる。
これもまた旨し。
期間限定カスタマイズ
期間限定の単品メニューを掛け合わせた期間限定カスタマイズ。
その時しか味わえない、特別なまぜのっけごはん朝食も面白い。
クリーミーオニサラまぜのっけごはん朝食
2022年3月16日から4月中旬までの期間限定の新メニュー『クリーミーオニサラ牛丼』。
その単品メニュー『クリーミーオニサラ』をトッピングした、クリーミーオニサラまぜのっけごはん朝食。
まぜのっけごはん朝食 350円
クリーミーオニサラ 150円
通常のまぜのっけを作る時にかつおぶしを加えずに混ぜたものをご飯に乗せ、そこにクリーミーオニサラをトッピング。
最後にかつおぶしをかけたもの。
食べる時には混ぜながら食べてもいいし、そのままでもいい。
スライスオニオンの甘みとシャキシャキした食感、タマネギ香る甘いソースのクリーミーな味わいに芳ばしいフライドオニオンのアクセントがきいた一品。
まぜのっけとオニサラの甘みが意外とマッチしていて、かつおぶしとの相性も抜群。
まぜのっけシリーズ2023版
すき家のまぜのっけシリーズ、実はこれまで何度もリニューアルされてきた。
初期の頃にあったメニューも今は姿を消し、逆にシンプルになってリーズナブル感が増したものなども。
ここでは2023年版のまぜのっけシリーズを紹介したいと思う。
※2023年7月15日時点
牛まぜのっけ朝食
牛まぜのっけ朝食は、デフォルトのまぜのっけ朝食に牛小鉢が追加されたもの。
牛まぜのっけ朝食
・ごはんミニ360円(522kcal)
・ごはん並390円(661kcal)
・ごはん大盛420円(799kcal)
とん汁変更+110円
あさり変更+110円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
今回注文した並盛りは、初期のまぜのっけごはん朝食(牛まぜのっけ朝食と同様)より40円ほど値上がりしている。
ごはん・みそ汁・おんたま・オクラ・かつぶし・牛小鉢のセット。
牛小鉢の味を邪魔しない程度にオクラとおんたまの小鉢にたまごかけしょうゆをかけしっかり混ぜ合わせる。
それをオンザライス、さらに牛小鉢をオンして最後にかつおぶしをふりかけたら完成。
オリジナルのまぜのっけ、ここはセオリー通りまぜてのっけてガッとかっこむのが流儀というもの。
※個人的見解
さっそくひとくち。
牛小鉢の風味をベースにオクラのシャキシャキ感とおんたまのまろやかな風味、さらにかつおぶしの旨味のブースト。
この一体感はさすがはデビュー初期メンバーの貫禄といったところか。
カスタマイズ系や朝食系のおかずがセットになったメニューもあるけれど、やはりこれが鉄板にして安定の旨さだろう。
焼鮭まぜのっけ朝食
焼鮭まぜのっけ朝食は、デフォルトのまぜのっけ朝食に焼鮭がプラスされたもの。
焼鮭まぜのっけ朝食
・ごはんミニ460円(564kcal)
・ごはん並490円(703kcal)
・ごはん大盛520円(841kcal)
とん汁変更+110円
あさり変更+110円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
ごはん・みそ汁・おんたま・オクラ・かつぶし・焼鮭のセット。
オクラとおんたまの小鉢にたまごかけしょうゆを軽く回しかけ、しっかりと混ぜ合わせる。
それをご飯にのせたらかつぶしをかける。
これで下準備は完了だ。
ここにほぐした焼鮭を盛り付ければ『焼鮭まぜのっけ』の完成。
さっそく食べてみよう。
鮭は柔らかで脂もほどよくのっている。
塩気は優しめ。
濃厚まろやかなおんたま、シャキシャキねぱとろなオクラの食感のアクセントがさっぱりとしている。
かつお節の旨味が鮭の旨味を補い、おんたまのコクも旨味を引き立てる。
醤油の芳ばしさが、一味足りない焼鮭感をブーストさせる。
なんだかんだ言っても、冷凍焼鮭を湯煎で温めているだけなので限界はある。
今回は焼鮭をほぐしてオンザライスしたが、まぜのっけのおかずとして食べるのを想定しているのだろう。
個人的には、まぜのっけは混ぜてのっけてガツガツかっこむイメージなので、鮭ほぐしのっけを復活させてほしいところだが・・・
塩さばまぜのっけ朝食
塩さばまぜのっけ朝食、デフォルトのまぜのっけ朝食に塩さばがプラスされたもの。
塩さばまぜのっけ朝食
・ごはんミニ460円(510kcal)
・ごはん並490円(649kcal)
・ごはん大盛520円(787kcal)
とん汁変更+110円
あさり変更+110円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
ごはん・みそ汁・おんたま・オクラ・かつぶし・炙り塩さばのセット。
オクラとおんたまの小鉢にたまごかけしょうゆを軽く垂らし、オクラの粘りが出るまでしっかり混ぜ合わせる。
それをご飯にオンザライス、最後にかつぶしを振りかければ下準備は完了。
塩さばを適当につまみ、おかずにして食べてみる。
炙り塩さばは、皮目にしっかり脂がのっていて身はふっくら。
塩気もきいていて、皮にパリッとした感じはないものの炙りの芳ばしさもしっかり感じられ、それが食欲をかきたてる。
たまごかけしょうゆをオクラとおんたまに味付けする程度に抑えておいて正解だった。
まぜのっけの醍醐味は、なんといっても一気にガッとかっこめるところ。
ほぐした塩さばをのせてかっこむ。
ちょっと塩さばには抵抗があったが、焼鮭よりこっちのほうが断然旨い。
まぜのっけメニュー
2022年5月18日よりまぜのっけとして正式にシリーズ化され、メニューも少しずつ増えている。
これまでの牛丼ベースは「まぜのっけ朝食」として新メニュー化、さらに新たにとりそほろベース「とりそぼろのっけ朝食」、鮭ほぐしベース「鮭ほぐしのっけ朝食」が追加され、さらに各納豆プラスバージョン、3種類×2となり選択肢が増えた。
さらには、現在(2023年5月時点)ではメニューの仕様変更がされ、よりリーズナブルに食べられるようになった。
ラインナップはこんな感じ。
まぜのっけシリーズ
- まぜのっけ朝食
ミニ260円(412kcal)/並290円(550kcal)/大盛320円(689kcal) - 納豆まぜのっけ朝食
ミニ330円(523kcal)/並盛360円(661kcal)/大盛390円(800kcal) - 牛まぜのっけ朝食
ミニ360円(522kcal)/並盛390円(661kcal)/大盛420円(799kcal) - 焼鮭まぜのっけ朝食
ミニ460円(564kcal)/並盛490円(703kcal)/大盛520円(841kcal) - 塩さばまぜのっけ朝食
ミニ460円(510kcal)/並盛490円(649kcal)/大盛520円(787kcal)
追加トッピング
- 朝食ソーセージ(レッドオニオン無し) +170円
- とん汁変更+110円
- あさり変更+110円
※販売時間:午前5時~11時まで(一部販売時間が異なる)
※ミニ・並盛・大盛などごはんの量を変更
※牛まぜのっけ朝弁のみテイクアウト可(みそ汁はつかない)
※店舗によりトッピングメニューが追加されている場合あり
食べ方は、すべての具材を混ぜてもいいし、牛肉や鮭などのメイン具材を乗せてから残りの具材を混ぜてもいい。
なんだったらコンセプトを無視して混ぜないでそのままのせたり、つまみながら食べても構わない。
とにかく自由だ。
最後に
すき家の朝食メニュー『まぜのっけごはん朝食』(現まぜのっけ朝食)食べてみた。
6年もの間ずっと気にも留めることなかったメニューだが、食べず嫌いはするものではないな。
まさかこんな美味いとは思わなかった。
しかも大盛でも380円(2023年5月時点で最安値320円)というコスパの良さは異常。
美味くて安いとか最強か?
メニューも細分化され、よりリーズナブルなもの登場しさらにコスパがよくなった。
朝飯にはあまりお金をかけたくない人にもおすすめしたい。
レビューまとめ