背徳感と罪悪感、その度合いが強ければ強いほど、その先にある幸福感は計り知れない。
まさにG系に分類されるラーメンやまぜそばなどの類は、その見た目だけでなく脂こってり高カロリーな成分を多量に含む背徳感そのもの。
それら食することで罪悪感にさいなまれ、それがやがて脳内物質の分泌を活性させ幸福感へ導く。
その一種の麻薬のようなものが、人の理性のタガを外しG系へと惹き付け止まない。
これこそがG系にハマる人々がその誘惑から抜けだすことのできない所以だ。
以上のことをふまえたところで、らーめんにい村の不定期限定まぜそばを食べてみた。
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にい村のまぜそば
そんなわけで本日の一杯は、まぜそば並。
当然ながらニンニクアブラマシ。
そして追加の刻みショウガ、魚粉、背徳感の化身マヨ。
らーめんにい村が誇る背徳感と罪悪感が顕現した究極の一杯。
更なるダメ押しの味玉、ブロックチャーシューという名の神(店主)の一振り(オマケ)。
さてそれではその片鱗をいただこう。
もっちりしとてコシのある食感、まろやかな黄身に優しく包まれた麺の美味さ。
そこには罪悪感の欠片もない。
前置きはここまで、さっそくその真の姿を御拝ませてもらおう。
先ほどまでとはまったく別の荒々しい姿を見せる。
なんという背徳感あふれる香りだろうか。
これはもう耐え難い。
口に含んだ瞬間に鼻腔を突き抜けるニンニクの刺激。
アブラにマヨ、卵黄をまとったタレがドロリと麺に絡みつく。
さらに生姜によってコク感をさらなる高みへといざなう。
とどめに魚粉による旨味が豚と魚のハイブリットな旨味の進化を促す。
まさに至高。
背徳感と罪悪感の先にある至福のひと時を存分に堪能させていただいた。
最後に
こってり高カロリーなラーメンはほどほどに!!