下野市石橋、石橋駅前からほど近くの場所に安くて美味しいカツが自慢の老舗食堂がある。
それが今回訪問した高砂食堂だ。
創業89年(2019年時点)の地元に愛される老舗食堂の高砂食堂。
現在3代目にあたる店主は、東京で修行を積んだ経験を持ち、お店の自慢の「カツ」は少量の油で火加減に気配りをしながら丁寧に揚げられる。
手間と工夫を凝らして作られる「カツ」は、老若男女問わず幅広い年齢層が訪れるほど人気だという。
下野市出身お笑い芸人の永井塁さんの実家でもあり、タイミング次第では本人に会えることもあるらしい。
今回はそんな高砂食堂でメシを食う。
スポンサーリンク
高砂食堂
下野市石橋の石橋駅西口から歩いて数分、旧4号線の交差点を挟んだ左手にあるのが、今回訪問する高砂食堂だ。
建物は3階建て、1階が店舗で2階には大人数で利用が可能な座敷もあるようだ。
駐車場は店舗左手に斜め停めできる駐車スペースが3台分。
店舗わきの道を西にちょっと進んだところに9台分駐車可能なスペースが確保されている。
訪問したのは18時ちょっとすぎくらい。
お店の前には暖簾がなく、まさか臨時休業にでも当たってしまったのかと思ったが、どうやら準備中ということで18時半過ぎに再訪問。
外にはとんかつを揚げる香りがただよう。
とんかつ屋特有の油のニオイではなく、意外と優しくていい香りだ。
もうこの段階で当たりの予感しかしない。
今回はちゃんと暖簾が下げられていて一安心。
入り口右手のホワイトボードにはお品書きが書かれていた。
金土の夜はかつ居酒屋として営業しているらしい。
なんだか無性に行きたくなってくる。
ひとまず店内へ。
昭和を感じさせる年季の入った店内。
左手の小上がりに4人掛けの座卓が3卓、右手に4人掛けのテーブル席が2卓といった感じ。
奥の厨房からはいい香りがただよう。
先客は2組、後客1組。
壁にはメニューの他にサインがいくつも貼られている。
テーブル席へと陣取る。
備え付けはウスターソース、とんかつソース、醤油、そして塩もある。
とんかつには塩でしょ勢も安心だ。笑
高砂食堂のメニュー
高砂食堂のメニューはこんな感じ。
数量限定の匠ロースかつなんていう気になるメニューから、さまざまカツの乗ったカレーメニュ―など。
そしてやはり人気はかつ丼系とフライ系。
さて、なかなか気軽に来られるエリアでもないので、何を選ぶかがとても重要。
地味に最近カレー攻略中なのでカレーにもそそられるが、メンチかつが絶対当たりなだけに悩みどころだ。
Bセット定食
同行した山岡さんが注文したのはBセット定食(900円)。
デミグラスソースががっつりかけられたやつだ。
ハンバーグと目玉焼きがセットになっているのがうれしい。
中からしっとりジューシーな肉汁があふれる。
美味そうだ。
上ロースかつ定食
今回チョイスしたのは上ロースかつ定食(1,300円)。
定食にはご飯、味噌汁、小鉢、漬物付きだ。
ピンクかがっていてキメの細かな肉質に透明感のある脂身。
衣はほどよい厚み加減。
まずは塩で････なんて食わない!!
とんかつにはやっぱレモン絞って、ソースぶっかけてからし添えるのが最強でしょ。
オンザイスからのいただきます。
衣が立っていてサクサク芳ばしい食感。
このサクサク加減はなかなかいいな。
肉は柔らかジューシーで噛むと甘味のある脂があふれる。
衣の油もクドくなさあっさりめで後味もそれほど重くない。
なるほどこういう時には塩で食べるという発想が生まれるわけか。
やらないけど。
最後に
定刻より1時間近くオープンが遅れたようだが、それでもすでに先客は4名ほど。
注文が重なったのもあってか、注文して30分ほどで提供された。
タイミングによるが、ある程度は時間に余裕をもっておくといいだろう。
運が良ければお笑い芸人の永井塁さんが接客をしている場合もあるという。
もし会ってみたい人は、毎週第3火曜日にお店近くのお寺でお笑いイベントを開催しているというので行ってみては?
丁寧な仕事っぷりを感じる料理は、食感、味ともに間違いない。
とんかつが食べたくなった時にはまた訪問してもいいな。
難易度
男性一人☆☆☆☆☆
女性一人★★★☆☆
家族☆☆☆☆☆
高砂食堂
住所 栃木県下野市石橋421
TEL 0285-53-0122
営業時間 月～木 11:30～14:30(LO14:00)/17:30～21:00(LO20:15)
金 11:30～14:30(LO14:00)
金土(居酒屋) 17:30～24:00(LO23:15)
定休日 日曜
