今回で5回目の挑戦となるコッペパン作り。
最高に美味い(自称)コッペパンを作ることを目指すこのシリーズ。
何も挟まない、何も塗らないノーマルのコッペパンをそのまま食べるだけで美味い、時間が経っても美味いを最終目標として試作を繰り返しているわけだが。
今回は自家製酵母液を使うと味や食感にどんな変化が生まれるのかを検証してみることにした。
ちなみにこの酵母液だが、そのまま原液で使うストレート法や種を作る方法などがあるようだが、今回はストレート法で試してみた。
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目次(タップできる)
自家製酵母液のコッペパンができるまで
まずは自家製酵母液のコッペパンに使用する材料はこんな感じ。
・強力粉 200g
・薄力粉 40g
・砂糖 36g
・牛乳 75ml
・酵母液 75ml
・バター 30g
・塩 2.4g
強力粉と薄力粉の割合は5:1、通常は牛乳150ml使うところを酵母液と半分ずつにしてみた。
基本的に作り方はいままど同じ。
若干粘りが強い感じがするので、牛乳をもう少し減らしてもよさそうだ。
ラップで蓋をして待つこと5時間。
発酵してふくらむというより、柔らかくなって平らになったように見える。
自家製酵母液の発酵は5時間から10時間というのでまだまだこれからだ。
そしてここでさっそくやらかす。
待っている間に爆睡してしまい常温で13時間発酵させてしまった。
直径にして2.5倍くらいに膨らんていたが発酵はちゃんとできたようだ。
この段階ですでに発酵しすぎ感があるのでボツにしたいところだが、とりあえず冷蔵庫に入れて帰宅後に続きをやることにした。
13時間の発酵+冷蔵庫で10時間寝かせたものがこれ。
ガスが抜け潰れてしまった。
予想はしていたがなかなかのひどさだ。
これがドライイーストを使っていたら酵母のパワーが強くて膨らみを維持していたのかもしれない。
ガス抜きするほどのアレでもないが、とりあえず平らに伸ばして筒状にして4等分。
とりあえずは15分のベンチタイム後に成形して1時間の二次発酵。
若干ペチョッとした触り心地で期待はできないが、とりあえず二次発酵をしてみるとまさかの結果に。
なんと数倍に膨張していた。
冷蔵庫から出されて酵母が活性化したのかもしれない。
ただ、やはり生地にハリはまったくない状態だ。
でもこの膨張率なら食パンとか型に入れるやつでは再利用できそうだ。
デローンとした生地をなんとか移すと、とりあえず180℃で18分焼いてみる。
自家製酵母のコッペパン第一号
完成したのがこれ。
焼き上がってみると意外と普通にできてしまった。
中もいい感じのふっくら加減。
食べてみると焼きたてなのもあって普通に美味い。
でもやはり牛乳の比率が下がった分、何か物足りない感がある。
液のまま使うストレート法より種を作って牛乳は100%使用の方が好みの味に近いかもしれないな。
とはいえ、これで時間が経過してどんな味になるかの検証もしないとな。
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