今年も小麦ヌーヴォーの季節がやってきた。
毎年タイミングを逃して未食に終わっていたのだが、今回は気合を入れて参戦することにした。
土からこだわって作られた小麦をギリギリまで収穫せずに完熟させ、この夏に収穫したばかりの新小麦を使った麺がどれほどのものなのかついに体験する時がやってきた。
小麦ヌーヴォー2016は前半戦が2016年7月25日~7月31日、後半戦は8月1日~8月7日と2部構成で開催されるイベントだ。
前半戦には、佐野のゐおり、小山の一楽、宇都宮のぼたん、那須塩原の焔、壬生のまる重、そして宇都宮の花の季が参加。
後半戦には、湯河原の飯田商店、秋葉原のくろ㐂、東小金井のくじら食堂、尼崎のロックンビリーS1(6,7のみ)、そして再び花の季が参加するそれぞれが考えぬいたこだわりのメニューを提供するというイベントだ。
それぞれが限られた杯数を時間帯限定で提供しているので、なかなかすべてをコンプするのには気合を必要とする。
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花の季は前後半ともに参加だが、コンプするのが大変だから同じメニューでやってほしいという意見と、違うメニューが食べてみたいという意見があるらしく、いまだ考え中だそうだ。
となれば、油断して後半でいいやと後回しにしていると、メニューが変わってしまって食べられなかったというオチになりかねない。
そんなわけで本日気合をいれてやってきたのは宇都宮市新里にある自然派花の季。
もちろんお目当てはこれだ。
箸休め的な大根の酢漬けを食べながら主役の登場を待つ。
もちろんこれもこだわりの農園で採れた大根を使用しているので美味い。
パリッとした食感もいいし、程よい酸味に甘味が美味いんだこれが。
そして待つこと10分、これが小麦ヌーヴォー2016の新小麦と夏野菜の冷たい鶏だし和えそば 花の季農場オールスターズ(1,000円)だ。
麺の上にはゼリー状のスープ、薄切りの豚肉、トマトやインゲン、ナスなどの夏野菜の中には、インパクト大な真黒なジャガイモのシャドークイーンなんかもあったりする。
まさに花の季農場オールスターズな豊富な夏野菜たち。
このままガーッと混ぜてしまうのもいいが、それだとせっかくの野菜たちがつぶれてしまうので、ここは混ぜずに食べてみることにした。
そんなわけでまずは新小麦使ったメインディッシュからいただく。
噛んだ瞬間に豊潤な香りと甘味が口の中に広がる。
ギリギリまで熟成してから収穫したというだけあり、小麦の風味や旨味がとても強い。
コシがあって歯ごたえがよく、そのうえのど越しがとても心地よい。
ホクホクのジャガイモや酸味の強いトマトなとどれをとっても美味い野菜。
鶏出汁の濃縮された旨味やミョウガの風味がとてもさわやかな一杯は、まさに究極のこだわりの逸品だ。
これは後半戦が楽しみだ。
自然派ラーメン花の季
住所 栃木県宇都宮市新里町1606-13
TEL 028-665-5517
営業時間 火~金 11:00~15:00/17:00~20:30
土日祝 11:00~14:30/17:00~20:30
定休日 月曜日
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