一風堂の看板メニューがリニューアルされていた!!極・赤丸新味食べてみた

一風堂の看板メニュー『白丸元味』『赤丸新味』『からか麺』の3品が、創業38周年を記念する2023年10月16日より8年ぶりに大幅リニューアルされた。

麺の太さやトッピングのチャーシューの変更、さらにはトッピング控えめの「シンプル」・見た目も美しい「極」・トッピングがボリューミーな「バリ盛」など選択肢も増えた。

その中のひとつ『赤丸新味』はベースのそのままに、麺が切刃20番の中細ストレート麺に変更され小麦風味が豊かななった。
またチャーシューもバラ&肩チャーシューから一枚肉のバラチャーシューへと変更された。

今回はそんな中から『極・赤丸新味』を食べてみた。

極・赤丸新味

訪問したのは栃木県佐野市にある一風堂 佐野高萩店。
オープン初日に訪問して以来、およそ9ヶ月ぶりの訪問。

ちなみにメニューの選択肢に「粉落とし」「ハリガネ」が無くなっていた。
『からか麺』もまだレギュラー入りは果たしていないようだ。

今回チョイスしたのは、そんな赤丸新味のトッピングの見た目重視されたバージョンの『極・赤丸新味』。

麺はバリカタチョイス。

極はトッピングがバラチャーシュー2枚、半熟塩玉子1/2個、キクラゲ、刻みネギ、海苔2枚、そして特製辛味噌。
香油が少量加えられている。
追加で海苔、バラチャーシュー1枚。

まずはスープからひとくち。

スープには少量ながらガーリックをきかせた香油が浮かび、特製カエシにより乳白色の豚骨スープがブラウンよりの色味に変化している。
嫌なクセがなくまろやかな口当たりで、濃厚で醤油の風味きいたコク深いとんこつの旨味と甘い余韻が広がる。
香油の芳ばしさにコクが増し、旨味も引き立つ。

香油は控えめなのでガーリックはそこまで強くなく、これから人と会う予定の人とかも安心して食べられるかも？

それではさっそく麺をいただこう。

中細ストレートの麺はスープの絡み加減良く、バリカタにするとバツバツという食感が引き立つ。
噛むほどに小麦の風味が広がり、スープとの一体感も抜群だ。

啜り心地もよく、勢いよく啜ると芳醇な香りとほんのり香油の芳ばしさが鼻腔をくすぐる。

チャーシューは肉厚ジューシーで甘みのある味付け、身はホロリと柔らかで脂身はとろりと溶けるよう。
厚切りなので食べごたえも満点だ。
キクラゲのコリコリとした食感のアクセントも心地よい。

今度は辛味噌を溶かして食べてみる。

香油と辛味噌が合わさることで、コク深い味わいへと変化し完飲を誘う。

そして物足りなさを感じたガーリック感を無料トッピングのニンニクで補完。
ニンニクを加えた途端に抜群に旨くなった。

箸休めに味玉も味わってみる。
トロリとした黄身、コクがあり甘みがある。

追加の替え玉

一風堂にきたら替え玉はマスト。
バリカタで追加。

こからはカスタマイズタイム。
備え付けの紅生姜・辛子高菜・辛もやしを加え、たっぷりとすりごまを振る。

替え玉は王道仕様の極細麺。
ザクザクとした噛み応えがたまらない。

紅生姜の酸味がスープの旨味を引き立て、芳ばしいゴマと辛子高菜の辛みにコクも増す。
爽やかでピリリと辛い辛もやしの食感のアクセントもいい。

たまらずさらに追加の替え玉。
今度は胡椒も追加してみる。

スパイス感が絶妙なアクセントにきいていてパンチが増す。
ここまで来ると、カスマイズの効果もあって、さすがにスープの塩分濃度が濃くなってくる。

ここでターンエンドか。

明太子ごはん

明太子ごはんは外せない。
※最初に提供

ご飯の上にたくあん、明太子がトッピングされ、大判の海苔が2枚添えられている。

まずはそのままで。
硬めに炊かれたご飯が明太子との親和性抜群で、明太子をおかずにご飯がモリモリといける。
プチンと明太の皮を破れば、ピリリと辛い明太子が溢れだす。

今度は海苔と一緒に。
パリッパリの海苔は芳醇な磯感をまとい、明太子とご飯の旨味のポテンシャルを何倍にも引き上げる。

ここに来て、これを注文しないという選択肢が理解できないくらいに素朴で旨い。
期待を裏切らないこの味、とりあえずあと10杯は食べたい。

最後に

栃木県佐野市の一風堂 佐野高萩店でリニューアルした『赤丸新味』を食べてみた。

コク深く後をひく味わいで、小麦感を増した麺が一体感抜群。
チャーシューが食べごたえ感あるのもいい。
ニンニクを加えるとより一層旨さが増すのでおすすめだ。