料理してみた 料理レシピ

市販のルーに戻れない!!至高のクリームシチュー。バズレシピのリュウジ氏考案の濃厚なコクと旨味がヤミツキになる一品

実をいうと市販のルーで作るクリームシチューってあまり好みではない。

これは子供の頃に家で食べたクリームシチューが原因でもあるが、これがどうにも美味しいと感じられずいつも食べるのが苦痛だった。
そんなこんなもあって市販のルーは大人になってからも一度も購入したことがない、というより家でクリームシチューを食べたのは数える程しかない。

料理の仕方次第ではあるけど、できれば市販のルーを使用しないで旨いクリームシチューが作れないものか。
インターネッツの大海原を航海していると、バスレシピでおなじみのリュウジ氏がドンピシャな動画を公開しているではないか。

市販のルーを使用せずに作る『至高のクリームシチュー』。
これが想像を超えるあまりの旨さに、思わずクリームシチューが好きになってしまった。



至高のクリームシチュー

今回作るのは料理研究家リュウジ氏考案の『至高のクリームシチュー』。
用意した材料はこんな感じ。

レシピ

  • 鶏もも肉 500g
  • ブロッコリー 1個
  • 玉ねぎ 大1個(250g)
  • にんじん 大1本(150g)
  • じゃがいも 中2個(250g)
  • しめじ 2/3パック(約70g)
  • バター 40g
  • クリームチーズ 100g
  • 塩胡椒 適量
  • 薄力粉 大さじ3
  • 白ワイン 150ml
  • 牛乳 1000ml
  • コンソメ 大さじ3

仕上げ用

  • 塩 お好み
  • ホワイトペッパー お好み(多め)
  • 乾燥パセリ お好み
  • コーヒーポーション お好み

味変用

  • タバスコ お好み

今回は余っていたしめじも追加した。

作り方

手順

  1. にんじんのヘタを落とし小さめの乱切りにする
  2. じゃがいも8等分にカットする
  3. ブロッコリーを一口大にカットする
  4. 玉ねぎを5mm厚程度にスライスする
  5. 鶏肉を一口大にカットし、塩胡椒をして下味をつけておく
  6. 鍋にバターを中火で溶かしたらと鶏肉を投入し、焦げめがつくまで炒める
  7. 玉ねぎを加えてしんなり透き通ってくるまで炒める
  8. にんじん、じゃがいも、しめじを加えて全体的に油が馴染むまで炒める
  9. 薄力粉を加えて全体的に和えるように炒める
  10. 白ワインを加えて強火で炒め水分が飛んできたら牛乳とコンソメを加えて煮込む
  11. 沸騰してきたら中火にしクリームチーズを溶かし入れる
  12. ブロッコリーを加え、蓋をして弱火で40分ほど煮込む
  13. お好みの塩味に味を整え、ホワイトペッパーを思ってるより多めに加えて混ぜたら完成
  14. 皿に盛り付け、仕上げにパセリとコーヒーポーションを掛けたら完成

まずはにんじんのヘタを落として小さめの乱切りにする。
じゃがいもは土や薄皮をアルミホイルで擦り洗い、若干大きめの8等分にカットして食べごたえ感を出す。

ブロッコリーは一口大サイズにカットしておく。

玉ねぎは5mm厚ほどにスライス、しめじは石づきをカットし適当にほぐしておく。

鍋にバター(40g)を溶かし、鶏肉を投入し焦げめがつくまで炒める。
今回は唐揚げ用のカット済の鶏肉を用意、食べ応え感を重視したいのでそのままのサイズで投入した。

鶏肉の表面に焦げめがついたら玉ねぎを投入。
しんなり透き通ってくるまで炒める。

玉ねぎに火が通ったら、にんじん、じゃがいも、しめじを加えて全体に油が馴染むまで炒める。

薄力粉をまぶすように加え、全体に和えるように炒める。

全体にしっかり行き渡ったら、白ワイン(150ml)を加えて炒め、水分が飛んできたら牛乳(1L)、コンソメ(大さじ3)を加えて煮込む。

沸騰してきたら火加減を中火にし、クリームチーズ(100g)をしっかり溶かしながら入れる。

ブロッコリーを加えたら蓋をして弱火で40分ほど煮込む。

仕上げに塩味をお好みに整え、ホワイトペッパーを思っているより多めに加え、全体を混ぜ合わせたら完成。

皿に盛り付け、仕上げにパセリを振り、コーヒーポーションをかければ完成。



濃厚なコクと旨味溶け出す至高の味わい

完成したのがこれだ。

クリーミーで芳醇な香りが広がる。
さっそくひとくち。

濃厚クリーミーな口当たりで、スパイスの香りがほんのり鼻腔を抜ける。
鶏肉はホロリと柔らかで、野菜はトロリとじゃがいもホクホク、玉ねぎは完全に溶けてシチューと一体化している。

たっぷり使用した牛乳にクリームチーズの濃厚なコク感、コンソメに野菜、鶏肉の旨味がしっかり溶け出している。
胡椒のスパイシーなアクセントが絶妙で、全体をしっかりまとめ上げてる。

薄皮だけ取ったじゃがいもの皮の食感のアクセントも相まって、とにかくじゃがいもが最高に旨い。
若干大きめにカットしたので旨さをしっかり感じることができる。

はっきり言って市販のルーなんて必要ない。
1L以上の量があるけど、これはいくらでも食べられそう。

今度は味変にタバスコを加えてみる。

ピリッとした辛味と酸味のアクセントに、旨味のポテンシャルが数段跳ね上がる。
この味変は是非とも試してほしい。



クリームシチューリメイク

たっぷり作ったクリームシチュー、いくら旨いとはいっても毎日というのもさすがに飽きる。
そんな時には、カレー粉を加えるだけでクリーミーカレーライスの出来上がりだ。

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クリーミーカレーライスにリメイクして、それでも余っていたらここからさらにリメイク。
ライスやチーズを加えて、クリーミーカレードリアに。

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最後に

バズレシピでおなじみ料理研究家リュウジ氏の『至高のクリームシチュー』を作ってみた。

市販のルーを使用していないのに、濃厚クリーミーで本格的な味わい。
むしろ市販のルーを軽く凌駕する旨さだ。

クリームシチューが苦手な人でも好きになる、ご飯のおかずにしても余裕な一品。
一度この味を知ってしまったら、もう後戻りできないかもしれない。

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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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