【栃木小山】やきそば エンゼル。名物ポテト入りやきそばに大判焼きなど素朴な味わいがたまらない

栃木県小山市にある「やきそば エンゼル」。

昭和レトロな雰囲気漂う昔ながらのテイクアウトや店内飲食のできる軽食屋さん。
名物ポテト入りやきそばや大判焼き、おでんをメインに、夏にはかき氷なども味わうことができる。
やきそばは具材によって複数のメニューがあるのも嬉しい。

今回はそんな「やきそばエンゼル」に行ってみた。

やきそば エンゼル

今回訪問したのは栃木県小山市城東、小山駅西口より1.5km(徒歩22分)にある「やきそば エンゼル」。

住宅街の一角にある、テイクアウトや店内飲食可能な軽食屋さん。
創業40余年のお店で、昔からここで営業されていたわけではなく、かつては小山郵便局近く(インターネッツ調べ)で営業されており、のちに現在の場所に移転。

ポテト入りやきそば、大判焼き、おでんが名物で、夏場にはかき氷なども味わうことができる。

地元に愛される系なお店で、ちょっとした小腹が空いたときにも、昼食や夕食を作るのが面倒な時にテイクアウトなんて利用にも最適。

やきそば エンゼルへのアクセス

店舗裏手に駐車場あり。

やきそば エンゼルの店内

こじんまりとした食堂感ある店内。
居心地が良すぎて、ずっと居てしまいそうなこの雰囲気。

入り口左手奥側に厨房。
その手前にはおでんが煮込まれている。

店内にはカウンター席が2席(本来は4席)、4人掛けのテーブル席が2卓。
小上がりには4人掛けの座卓が2卓。

やきそば エンゼルのメニュー

やきそば エンゼルのメニューはこんな感じ。
※2023年9月時点

おでんはすべて同一料金。
皿やからしも備え付けられている。

利用方法

1. 口頭にて注文
   ・おでんはセルフにて注文個数だけ好きなものを持ってくる
   ・おでん用のテイクアウト容器、店内飲食用のおでんや焼きそば用の取り皿は棚にあるのでセルフで準備
2. 食後はおでん鍋右手のレジにて現金精算

やきそば エンゼル行ってみた

訪問したのは9月某日15時過ぎ。
先客なしの後客1名。

注文を済ませて席に陣取る。
待っていると焼そばを焼くなんともたまらない香りが漂ってくる。
否が応でも食欲が刺激される。

大根おでんとおでん玉子

まずはおでんで小腹を満たす。
今回チョイスしたのは、『大根』『玉子』。

たいちょー

アッハー!!おでんDE以下略(めるテレ風)

ダシをしっかり吸った大根は、ホロリと柔らかく、ジューシーなエキスが口の中に広がる。
家庭的なホッとする味だ。

玉子もしっかりダシを吸っている。

硬めの黄身にダシ汁を吸わせて食うのが至高。

ツンと辛いからしをたっぷりつけて食うのが最高だ。
これは金色の炭酸水が必要だな。

カレーライス

カレーライスというワードがそこにあったから、カレーライス(並)も注文。

煮込まれて野菜は溶け具材に一体化、たっぷりの豚バラ肉の入ったカレーライス。

さっそくひとくち。

市販のカレールーにしっかりとスパイスも加えられた、ピリリと辛くてほんのりビターな風味。
たっぷりの豚バラ肉の旨味、完全に溶け出した玉ねぎやニンジンの甘味きいたコク旨な味わいだ。

生姜やニンニク、ブイヨンなども加えられていて、想像していたものより本格的な味に後を引く旨さ。
ガッツリ家庭的なカレーライスを想像していたので、良い意味で裏切られた。

やきそば(肉イカ)

やきそばは肉イカの並をチョイス。

湯気とともにソースの芳ばしい香りがただよう。
中太な麺に具材はキャベツにもやし、大ぶりな豚バラ肉にダイスカットされたイカ。

たっぷりな青のりが振りかけられ、紅ショウガが添えられている。

さっそく食べてみよう。

もっちりとした食感の麺に、スパイシーな辛めのソースがよく絡む。
キャベツやもやしはシャキシャキで野菜の甘味を感じる。

イカはプリプリ、大ぶりなバラ肉の食べ応えがあり旨味あふれる。
たっぷりの青のりの磯感もよいアクセントで、紅ショウガを添えて食べれば酸味と辛味のアクセントがまたいい。

この普通だけど、また食べたくなるのがいいんだ。

最後に

栃木県小山市にある「やきそば エンゼル」に行ってみた。
何とも言えないこの空気感、幼い頃に駄菓子屋で過ごしたひと時を思い起こさせる。

出汁の良くしみたおでん、平凡だけどなんだかまた食べたくなるやきそば。
「こういうのでいいんだよこういうので」がしっくりするお店。