G系それは二郎のようで二郎ではない、インスパイア系ともまた違う、いわゆるガッツリ系やガーリック系と呼ばれるインスパイア系より自由度の高いラーメン。
インスパイア系に比べれば食べやすいものの、なかなかのボリューム感とビジュアルは、攻略にある程度の覚悟と食後の罪悪感は拭いきれない。
それはもうラーメンバトルロイヤル、食うか食われるかの戦いだ。
そんな戦いに一石を投じる一杯がある。
ガッツリとしたビジュアルに相反するように重すぎず、コッテリしすぎず、食後に罪悪感をあまり感じない究極のG系、それがめんや天夢のグレーなG系「ニボG」だ。
目次(タップできる)
定期的に摂取したくなる『ニボG』
めんや天夢の水曜日といったら、グレーなG系「ニボG」の日。
完売や時間的な制約をかいくぐり、今回でやっと7杯目達成となるグレーなG系「ニボG」。
今回チョイスしたのは中+にぼし粉+たまねぎ+生卵。
さらにカウンター注文の岩下の新生姜ダブル。
もう毎回デフォルトになりつあるカスタマイズ。
そして無料トッピングはニンニクマシマシのアブラマシチョイス。
飴色なアブラを絡めて野菜を食べるとこれが旨い。
まずはそのままのスープをひとくち。
煮干の風味に動物系の旨味が合わさるコク旨なスープ。
ほんのりビターな風味が後を引く。
まずはそのままで麺をいただこう。
ワシワシ系の噛み応え抜群な麺は、噛むほどに小麦の旨味が広がる。
煮干しのビター感から甘みを引き立て、意外とあっさりとした味わいに箸がススム。
続いてニンニクとにぼし粉を合わせてスープをいただこう。
煮干しの濃厚な風味にニンニクのジャンクな味わい、そこにアブラが合わさることでコク深い味わいに変化する。
これがまた抜群に旨い。
しっかり絡めて再び麺をいただく。
お店に足繫く通っていると、麺リフトした時に湯気越しに妖精さんが見えることも?
深みを増したスープから絡む麺はより一層旨味が引き立つ。
タマネギがまた絶妙なアクセントでシャリシャリした食感も心地よい。
たまに岩下の新生姜をつまみながら食べるとこれまた旨い。
口の中をさっぱりさせてくれる効果もあるが、なりより生姜の風味が加わることで全体的な味をまとめ上げてくれる。
生卵はもちろんつけ麺風にいただこう。
そして〆にはスープに残ったタマネギを掬いながらスープをいただく。
これが最高に旨い。
普段ならG系のスープを完飲なんて避けたいところだが、このスープに至っては完飲しても罪悪感が無いんじゃないかというほどにクドさを感じさせない。
これはもう罪悪感ゼロ。
最後に
めんや天夢のニボG。
ヤミツキ感がハンパ無く、毎週でも余裕で食べられてしまいそうな罪悪感の無い(個人的な見解)G系ラーメンだ。
中盛がペロリといけてしまうのは、天夢くらいじゃないだろうか。
個人的にはタマネギは必須というくらいにおすすめしたい。
これがあると無いとでは最後のスープの旨さが全然違う。
思わず完飲したくなるスープ、是非味わってみてほしい。
もしかしたら湯気越しに妖精さんが見えるかも?
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